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HODINKEEでは常に、時計収集は世界共通の言語でありながらも、それぞれ異なるローカルなアクセントで語られるものだと考えてきた。ジュネーブの石畳の道から、銀座のネオンきらめくブティック、そしてニューヨークの熱気あふれるストリートまで、機械式時計の鼓動に対する愛情は変わらない。しかし僕たちが時計とともにどう生きるかは、その土地の環境によってまったく異なる形で形成される。そして今回、その歩みの次なる章を発表できることを大変嬉しく思う。HODINKEE オーストラリア&ニュージーランド版が正式にローンチする。
オーストラリアおよびニュージーランドの時計コミュニティは、長きにわたり世界で最も洗練され、情熱的な存在のひとつであり続けてきた。ニューヨークから何年にもわたって見守っていたが、無骨でありながら洗練された嗜好を持つオーストラリアとニュージーランドの愛好家たちは、私たちのコミュニティのなかでもとりわけ熱心な愛好家として存在感を示してきた。
この地域にHODINKEEをお届けするため、私たちはSwitzer Media + Publishingと提携した。30年以上の歴史を持つSwitzerは、オーストラリアのメディア界で最も信頼されている企業のひとつであり、すでに『Harper's BAZAAR』、『Esquire』、『Men's Health』といったアイコニックな雑誌を手がけている。このパートナーシップによって、初日から地域に密着した展開が可能になる。
個人的にも、HODINKEE Japanの継続的な成功を経て、JamieとSwitzer Mediaのチームと協力し、オーストラリアとニュージーランドの時計愛好家に向けて、より地域に密着した魅力的なHODINKEEを提供できることを大変うれしく思っている。オーストラリアとニュージーランドの時計コミュニティは熱量が高く、知識も豊富で、常に世界の時計シーンに積極的に参加している。僕たちは南半球で起きている時計のムーブメントに、より積極的に関わっていけることを楽しみにしている。
ニコラス・ハッコー NH55。
ラッセル・クロウの時計に関するTikTokに見られるようなメインストリームカルチャーとのクロスオーバーであれ、モダンデザインにおけるマーク・ニューソンの世界的な影響力であれ、時計文化はオーストラリアとニュージーランドで確かに息づいている。しかしさらに重要なのは、本格的な地域に根ざしたウォッチメイキングが台頭し始めていることだ。キャンベラでジョージ・ダニエルズのメソッドを独学で習得した神童ルーベン・シューツ(Reuben Schoots)氏から、シドニーで航空宇宙グレードの製造を行うニコラス・ハッコ(Nicholas Hacko)氏、そしてオーストラリア独自のDNAを持つボーズル(Bausele)まで、この地域はもはや消費者であるだけでなく、創造者となりつつある。
メルボルンにあるアルバート・パーク・サーキット。Image courtesy of Getty Images.
HODINKEE ANZのシドニー本社は、市内金融街の中心に位置している。チームはまた、メルボルンに専用のブランドオフィスを設立し、コレクターを迎える空間として新たな水準を提示している。象徴的なアルバート・パーク・サーキットに隣接するこのスペースは(街のスカイラインを見渡せる屋上デッキも完備)、コミュニティのための“リビングルーム”として設計されている。その空間はHODINKEE ANZが象徴するもの、つまりスポーツとスタイルの両方を愛するこの地域と時計文化が交差する場を体現したものでもある。
この取り組みを率いるのはジェイミー・ワイス(Jamie Weiss)氏だ。彼はHODINKEEのストーリーに深い敬意を払い、太平洋地域におけるその未来について明確なビジョンを持って参加してくれた。彼はWatches & Wondersの期間中にHODINKEE Podcastにも出演してくれた。こちらからお聴きいただける。
ジェイミー・ワイス–HODINKEE オーストラリア&ニュージーランド エディター。
「私たちは、ヨーロッパやアメリカにおける伝統的なラグジュアリー世界の外に存在しています」とジェイミーは語る。「私たちはむしろアジアの影響を受けることが多く、また収集する時計は、アウトドア志向のライフスタイルを反映していることがよくあります。しかしここには、ユニークなラグジュアリー観も存在するのです。それは、権威に対する健全な反骨精神を伴うものです。おそらくそのために、南半球におけるハイエンドなインディペンデントウォッチメイキングへの関心は、かつてないほど高まっているのでしょう」
ルーベン・シューツ シリーズ1。Image courtesy of Isamu Sawa
HODINKEE オーストラリア&ニュージーランドは、皆さんにとっておなじみのグローバルなストーリーテリングに加え、この市場向けに制作されるオリジナルのローカルコンテンツを展開していく。
以下のような内容を予定している。
- ローカルコレクションの深掘り: パースからオークランドまで、金庫に眠る素晴らしい時計たちを紹介。
- ローカルなウォッチメイキング特集: “オージースタイル”の時計製造を形作る職人や革新者たちに光を当てる。
- コミュニティイベント: メルボルンおよびシドニーの拠点を活用し、交流会や教育セミナーなどを開催。
- 定期的なプリントマガジンを展開: 地域限定版を通じて、時計の触覚的な美しさを誌面に届ける。
それではHODINKEE ANZをよろしくお願いします!
Header image courtesy of Destination NSW.
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