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F1の大ファンである私としては、少し恥ずかしい告白になるのだけど、MotoGPは常に気になっていたものの熱中することはありませんでした。3月末にティソとともにグランプリ観戦のためオースティンを訪れるまでは。NBAからサイクリングまで、長年にわたって世界のスポーツと深く関わってきたティソは過去10年間、MotoGPのオフィシャルタイムキーパーを務めており、今回の旅は、その関係性を間近で目にすると同時に、現在発売中および今後発売予定のモデルをチェックする絶好の機会となりました。
土日をサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)で過ごしましたが、なぜMotoGPがこれほどまでに人々を魅了するのかすぐに理解できました。スピードもさることながら、何よりも衝撃的なのはその音です。絶え間なく続く、身体に響くような轟音は、テレビ放送で感じるものとは比較になりません。バイクが通り過ぎるときは、耳で聞くというよりも、身体で感じるという表現がしっくりくるほど。そしてリーンアングルも圧巻でした。ライダーが60°以上も体を傾けてコーナーに進入し、膝、肘、そして肩までもが路面をかすめる光景は、ほとんど現実のものとは思えません。物理学、コントロール、そして安全性がどれほど重要かという技術的な側面に目を向ければ、このスポーツが単に速く走るだけではないことがすぐにわかります。
タイム計測室。ふたつのモニターのあいだからフィニッシュラインが見えます。
MotoGPのタイム計測は、高度なエンジニアリング技術の結晶です。また実際にその場に立って、どれだけのことが同時に起こっているのかを実感するまでは、あまり意識することのない領域だと知りました。タイム計測室を訪れた際、その仕組みを詳しく知ることができました。コースの下には、アスファルトに埋め込まれた誘導ループのネットワークがチェックポイントとして機能しています。各バイクにはトランスポンダーが搭載されており、ライダーがこれらのループを通過すると、システムがセクタータイム、タイム差、速度を瞬時に記録します。フィニッシュラインでは、最大毎秒1万フレームを撮影できる高速カメラを使用しているため、時速220マイル(時速約354km)で走行していても勝敗を決するのはフロントタイヤの先端であり、測定誤差によるものではありません。
1日が始まる前の静かなピットレーン。
週末をとおして、ティソのチームメンバーとブランドの今後の計画について話をする機会がありました。そこではっきりと感じられたのは、彼らがスポーツ分野に真剣に取り組んでいるということです。NBAのデイミアン・リラード(Damian Lamonte)氏とのコラボレーションや、ピナレロなどのサイクリングブランドとの限定モデルなど、その取り組みは多岐にわたります。そしてよりスポーティなT-レースから、触覚的な操作性と先進的なテクノロジーを駆使したT-タッチまで、それぞれのモデルが独自の形でパフォーマンスを追求しており、そのすべてが時計のデザインに反映されています。
とはいえスポーツテイストのモデルやそれに伴う新作、そして人気モデルのPRXももちろん魅力的ですが、何度も目に留まったのは、今年初めに発売されたヴィソデート 39mmでした。すっきりとしたダイヤル、クラシックなレイアウト、そして過度な装飾のないデザインはティソが今なお、シンプルでバランスの取れたデザインを得意としているということを改めて実感させてくれます。
ティソ ヴィソデート 39mm。
素晴らしい時計と、最高のレースに囲まれた楽しい週末でした。ぜひスクロールして、写真をご覧ください。臨場感を味わいたい方は、耳栓をお忘れなく。まるでその場にいるかのような気分を味わえるはずです。
各バイクに搭載されるタイム計測用のトランスポンダー。
ティソ ベリッシマ。
タイム計測室にあるサーバー。
クロノグラフを搭載したティソ T-レース MotoGP 2026 45mm。
ティソ PRX パワーマティック 80。
ターン1の頂上に掲げられた巨大な星条旗。
レースの準備をするマルク・マルケス(Marc Márquez)氏。彼はすべてのクラスで9回も世界選手権タイトルを獲得しています。
ギュンター・シュタイナー(Guenther Steiner)氏。
ティソ T-レース 45mm。
私にはこちらのほうがしっくりきます。
スタート地点。ターン1へと続く丘は、テレビで見るよりもずっと大きかったです。
ターン2で待機するメディカルスタッフ。
ターン1の丘の頂上からスタート/フィニッシュ地点を見下ろす眺め。
ホワイトラバーストラップ仕様のティソ PRX パワーマティック 80。
ティソ T-タッチ コネクト スポーツ。
アプリリア・レーシングのマルコ・ベゼッキ(Marco Bezzecchi)氏が勝利を収めました。
勝利を祝福するアプリリア・レーシングのメカニックたち。
勝者にはシャンパン(と紙吹雪)が贈られました。
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