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我々が知っていること
ブルガリはタイムオンリーのオクト フィニッシモに続いて、Watches and Wonders 2026でオクト フィニッシモ ミニッツリピーターにも37mmモデルを追加した。これまで40mmのチタン仕様はすでに登場しているが(詳細は別記事を参照して欲しい)、今回の新作ではその美学と素材使いはそのままに、よりコンパクトなサイズへと落とし込むことで、幅広い手首において装着感の向上が図られている。新作のRef.104250はサンドブラスト仕上げのチタン製であり、この素材は超軽量である点に加え、内部に搭載された2ハンマー式ミニッツリピーターの音響特性を高める目的でも選ばれている。
37mmの極薄ケースは、このコレクションを象徴する八角形のフォルムと立体感のあるエッジを備えており、ブレスレットとはネジ留めのシステムで結合されている。ダイヤルはチタン製で、くり抜かれたインデックスとロジウムメッキの針を組み合わせた仕様だ。サイズがコンパクトになっても、シースルーバックと30m防水はしっかりと維持されている点はうれしいところだろう。さらに、一体型のチタンブレスレットにはプッシュボタン式のフォールディングクラスプが新たに採用され、装着性の向上が図られている。
搭載するのは自社製の手巻き薄型ムーブメントCal.BVL 362である。厚さはわずか3.12mmながら、ふたつのハンマーを備えたミニッツリピーター機構を搭載し、振動数は2万1600振動/時。こうした複雑機構に加え、打鐘機構が大きなエネルギーを必要とするにもかかわらず、約72時間のパワーリザーブを確保している。
オクト フィニッシモ ミニッツリピーター 37mmの価格は19万2000ドル(日本円で約3060万円、日本では要問い合わせ)と、ある意味で予想どおりの設定となっており、限定20本での展開となる。
我々の考え
これは、新たにオクト フィニッシモに加わった37mmというサイズ展開を、かなり思い切ったかたちで押し出してきた一手だと感じる。多くのブランドであれば、まずは37mmのタイムオンリーモデルを市場になじませるのを待つか、あるいはパワーリザーブやムーンフェイズ、トラベル系といった比較的シンプルな機能から展開していくはずだ。だがブルガリは違う。時・分・秒のシンプルな構成か、あるいはフルスペックのミニッツリピーターか、そのどちらかを選べというわけだ。
径が小さくなっても、このオクト フィニッシモ ミニッツリピーターはスリムなフォルムと30m防水をしっかりと維持している。価格帯の高さに加え、わずか20本のみの生産という点を踏まえるとブランドの熱心なファンに向けた特別な1本と捉えるのが妥当だろう。とはいえ大半の人にとってこのモデルは、すでに際立った存在であるムーブメントをさらに印象的に見せるための舞台と映るはずだ。そしてそれは、ブルガリがオクト フィニッシモを単なるイタリアンデザインのショーケースとしてではなく、さらに踏み込んだ時計づくりの場として捉えていることを物語っている。
基本情報
ブランド: ブルガリ(Bulgari)
モデル名: オクト フィニッシモ ミニッツリピーター 37mm(Octo Finissimo 37mm Minute Repeater)
型番: 104250
直径: 37mm
ケース素材: サンドブラスト仕上げチタン
文字盤: グレー、チタン
インデックス: カットアウト
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: サンドブラスト仕上げのチタン製ブレスレット、フォールディング式プッシュボタンバックル
ムーブメント情報
キャリバー: ブルガリ BVL 362
機能: 時・分・スモールセコンド、ミニッツリピーター
厚さ: 3.12mm
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時
価格 & 発売時期
価格: 19万2000ドル(日本円で約3060万円、、日本では要問い合わせ)
限定: あり、世界限定20本
詳しくはこちらをご覧ください。
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