trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

ニューヨーク時計協会、創立160周年記念ガラで120万ドル(約1億9000万円)を調達

プラザホテルで開催されたブラックタイのガラには、500名を超えるゲストが出席した。

ニューヨーク時計協会(Horological Society of New York:HSNY)は2026年3月21日(土)、創立160周年記念ガラを開催し、過去最高額となる45万ドル(約7000万円)の経済的支援を授与するとともに、時計学における芸術と科学の発展という協会の使命を推進するために120万ドル(約1億9000万円)を調達した。プラザホテルで開催されたこのブラックタイのイベントには、独立時計師、主要ブランド、VIPゲスト、大手オークションハウスなど、時計業界コミュニティから500名以上の著名なメンバーが集結し、業界の未来を支援した。

 サザビーズが主催したこの日のライブチャリティオークションでは、特別なタイムピースや体験が披露され、時計製造を学ぶ学生のための奨学金をはじめとする協会の活動を拡大するための資金として、過去最高額を記録した。

 オークションのハイライトには、ブランドから寄贈されたF.P.ジュルヌのサインが入ったオクタ リザーブ・ド・マルシェのウォールクロックが20万ドル(約3170万円)で落札されたほか、独立時計師のローマン・ゴティエ氏から寄贈されたユニークピースでチタン製のC by ローマン・ゴティエが13万ドル(約2060万円)で落札された。また、ジョシュ・シャピロ氏とアルトゥール・アクマエフ氏によって製作・寄贈されたHSNYの2026年永久会員カードは4万2000ドル(約670万円)で落札され、所有者は現在、そして将来のHSNYの会員特典をすべて利用できる。

 通年で掲げる協会の使命を支援するため、HSNYはロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンターの学生であるエライザ・カーツ(Eliza Kurtz)氏に、象徴的な45万ドル(約7130万円)の小切手を贈呈した。HSNYは合計で55の奨学金、5つの時計製造学校への支援、そして3つの独立時計師への賞を授与し、その総額は45万ドル(約7130万円)と昨年の約3倍に達した

 著名な出席者には、高名な時計師でありHSNYの理事で、大英帝国勲章の受章者でもあるロジャー・スミス氏、起業家、投資家、そして時計コレクターのケビン・オレアリー氏、独立時計師のローマン・ゴティエ氏などが名を連ね、彼らは全員この夜のガラの共同司会者を務めた。

 今年のガラで、HSNYは高級時計製造の世界に世代を超えて貢献した2組の受賞者を表彰した。フランソワ-ポール・ジュルヌ氏は、協会の最高栄誉であるハワード・ファス生涯功労賞を受賞した。これは複雑機構の開拓から、自身の主催するヤング・タレント・コンペティションを通じて新進気鋭の才能を支援することまで、時計学の芸術と科学の発展に数十年にわたり尽力した功績が認められたものだ。賞は本人に代わって、F.P.ジュルヌの北米ゼネラルマネージャーであるピエール・アミリ(Pierre Halimi)氏と、フランソワ-ポール・ジュルヌ氏の兄弟でありロサンゼルスブティックのディレクターを務めるローラン・ジュルヌ氏が受け取った。

 また、創業100周年を迎えたロンドン ジュエリーズ(London Jewelers)には、センテニアル・レコグニション・アワード(Centennial Recognition Award)が授与された。これは、時計とジュエリーの愛好家への1世紀にわたる貢献と、時計製造技術への理解を育む上で果たしてきた永続的な役割を称えるものだ。

 HSNYのエグゼクティブ・ディレクターであるニコラス・マヌーソス氏は、「このガラは、私たちのコミュニティの情熱と献身を真に示してくれました」と語った。「私たちの使命のために100万ドル(日本円で約1億6000万円)以上を調達できたことで、次世代の時計師たちを保護、教育し、鼓舞し続けることができます。この資金は、協会の使命に永続的で有意義な影響を与えるでしょう。160年という節目は驚くべきものであり、ゲストとサポーターの皆様の寛大さに深く感謝しています」

 ガラでは、豪華なカクテルアワーとアフターパーティが催され、DJのRich Medinaによる音楽、最高級の酒、さらにはマジシャンも登場。ゲストが交流を深め、この1年の功績を祝うのに最適な場となった。

 HSNYの副ディレクターであるカロリーナ・ナバロ(Carolina Navarro)氏は、次のように付け加えた。「このガラはあらゆる期待を上回るものでした。それはひとえに、私たちのサポーターの温かさと寛大さの直接的な結果です。時計コミュニティの情熱的な多くのメンバーとともにHSNYの160周年を祝うことができ、光栄に思います。このような夜は、私たちの使命へのコミットメントを再確認させ、それを可能にしてくれる素晴らしい人々を思い出させてくれます」

 この機会を記念して、HSNYはニューヨーク市における160年の時計製造の伝統を祝う短編映画を制作した。ナレーションは俳優のベン・アーラーズ氏が担当。彼はHBOの時代劇『ギルデッド・エイジ-ニューヨーク黄金時代-(The Gilded Age)』での役作りのためにHSNYを訪れ、時計製造についてリサーチを行った。この映画は協会の豊かな歴史と不変の使命をたどり、1866年の設立以来HSNYを定義してきた情熱と職人技に光を当てている。この映画はガラで初公開され、現在はHSNYのYouTubeチャンネルで視聴可能だ。

 HSNYは、ガラに出席し、その成功に貢献してくださったすべての方々、特にこの夜を可能にしてくださった寛大な寄付者とスポンサーの皆様に心からの感謝を表明している。

HSNY 2026年度 ファイナンシャルエイド受賞者

独立時計師助成金(2026年新設)

ハゼマン&モナン氏(Hazemann & Monnin/スイス、ラ・グランド・ベローシュ)

ブラッドリー・テイラー氏(Bradley Taylor/カナダ、バンクーバー)

アンネリンデ・ダンセルマン氏(Annelinde Dunselman/オランダ、ズヴォレ)

時計製造を学ぶ学生のためのヘンリー・B・フリード奨学金

Jake Spaeny氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、 Angel Prado氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Sedec Irizarry Correa氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Kaius Lehtonen氏(フィンランド時計学校、フィンランド・エスポー)、Campbell Cornett氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、David Roe氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Christian Hines氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Xenon Mallari氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Grant Fryburger氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Jason Tullis氏(ジェムシティ カレッジ 時計学部、米国イリノイ州クインシー)、Aaron Van Duren氏(ジェムシティ カレッジ 時計学部、米国イリノイ州クインシー)、Fei Qukexin氏(特別枠学生)、Darius Chien氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Victor Tumambing氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Martin Little氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、William Clickard氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Gage Moore氏(特別枠学生)

時計製造を学ぶ学生のためのチャールズ・ロンドン奨学金

Dylan Mark氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)、Thomas Lomanno氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)、Elliott Koschalk氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)、Gavin Achen氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)、Josiah Bishop氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Will Dabrowski氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Will Chamberlain氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Logan Foch Albert氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)、Ryan Scott氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)

時計学における革新のためのチャールズ・ソーター奨学金

Sam Wu氏(北米スイス時計学校、米国テキサス州フォートワース)、John DeRosa氏(ノース・シアトル・カレッジ 時計技術研究所、米国ワシントン州シアトル)、Henry Simmerman氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Miles Ross氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Bryan Rodriguez氏(北米スイス時計学校、米国テキサス州フォートワース)、Austin Smith氏(北米スイス時計学校、米国テキサス州フォートワース)、Vinny Greeley氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Joshua Davidson氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Dan Coleman氏(フィンランド時計学校、フィンランド・エスポー)、Shotaro Abe氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、John Michael Carty氏(特別枠学生)

時計製造を学ぶ女子学生のためのグレース・フライヤー奨学金

A Reum Im氏(フィンランド時計学校、フィンランド・エスポー)、Eliza Kurtz氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Samantha Griggs氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Eden MacMillan氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Bella Paige氏(ジェムシティ カレッジ 時計学部、米国イリノイ州クインシー)、Lesley Harper氏(北米スイス時計学校、米国テキサス州フォートワース)

退役軍人で時計製造を学ぶ学生のためのアンドレ・ビボー奨学金

Benjamin Garcia氏(北米スイス時計学校、米国テキサス州フォートワース)、Anthony Cole氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Mark E. Zurbuch氏(ジェムシティ カレッジ 時計学部、米国イリノイ州クインシー)、William Winegar氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Craig Potts氏(ベテランズ・ウォッチメーカー・イニシアチブ、米国デラウェア州オデッサ)、Matt Freeman氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)

時計製造を学ぶ黒人学生のためのベンジャミン・バネカー奨学金

Whitney O'Banner氏(ロレックス ウォッチメイキング トレーニングセンター、米国テキサス州ダラス)、Hunter Williams氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)、Chelsea Jernigan氏(ニコラ・G・ハイエック時計製造学校、米国フロリダ州マイアミ)、Chris Book氏(パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム、米国テキサス州パリス)

時計製造を学ぶユダヤ人学生のためのオスカー・ウォルダン奨学金

Brian Stein氏(特別枠学生)、Aksel Ventura氏(フィンランド時計学校、フィンランド・エスポー)

時計製造学校のためのハワード・ロビンス賞

ベテランズ・ウォッチメーカー・イニシアチブ/Veterans Watchmaker Initiative (米国デラウェア州オデッサ)、フィンランド時計学校/The Finnish School of Watchmaking(フィンランド・エスポー)、パリス・ジュニア・カレッジ 時計製造プログラム/Paris Junior College Watchmaking Program(米国テキサス州パリス)、ノースシアトル・カレッジ 時計技術研究所/North Seattle College Watch Technology Institute(米国ワシントン州シアトル)、ジェムシティ カレッジ 時計学部/Gem City College School of Horology(米国イリノイ州クインシー)