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クイック解説
ブルー、グレー、ブラックのバリエーションに加えて、今度はグリーンで2種類のロンジン ハイドロコンクエストが登場した。41mmと43mmの2サイズとなっており、ロンジンは同じ時計を異なるケースサイズで提供することの利点に気付いたようだ。この新しく加わった色は、ミリタリー製品に広く使われるオリーブドラブ色を連想させる。とはいえ、この時計は海を征服(コンクエスト)するためにデザインされており、300mの防水性能がそれを物語っている。
グリーンが加わったことにより、ハイドロコンクエストコレクションのカラーバリエーションは4つとなった。グリーンは2020年の時計界におけるトレンドカラーで、ロンジンがハイドロコンクエストにそれを反映させたことに特に驚きはない。2007年に発表された当初から現在に至るまで、ハイドロコンクエストはロンジンの重要なモダン・ダイバーズウォッチ コレクションとして我々と同じ時間を共有しており、レジェンドダイバーやスキンダイバーのようなヴィンテージのダイバーズウォッチとは対照的である。
ファースト・インプレッション
ハイドロコンクエストのデザイン言語は、時計学的な傾向としてお馴染みとなっている要素を繰り返し用いることと同義で、針とアラビア数字は半世紀以上にわたって競争を勝ち抜いたアイコニックなデザインが用いられている。逆回転防止ベゼルにはダイバーズウォッチの世界でスタンダードとなったフォントを使用。しかしケースの中のキャリバーは、全く新しいものである。
ロンジンは60年代に、実際に深く潜るほどにより防水性能が高まるEPSA社によるスーパーコンプレッサーケースをいち早く採用したメーカーのひとつだ。ロンジンはそのデザイン様式を4年前にレジェンドダイバーで復活させた。しかし、このハイドロコンクエストはそれら現行モデルの模倣はしなかった。その代わり、このシリーズはロンジンの新たなデザインを象徴しており、過去を振り返るのではなく未来に目を向けているといえる。
本機には、SSブレスレット、もしくはグリーンラバーストラップが付属する通常モデルと、それら2つのストラップを自由に交換可能なインターチェンジャブルシステムが採用されたブティック限定(28万5000円・税抜)が用意される。ブティック限定は、より明るいセラミック製のグリーン文字盤が特徴で、搭載されるムーブメントもシリコン製ヒゲゼンマイを用いたCal.L888.5に改められている。
基本情報
ブランド: ロンジン(Longines)
モデル名: ハイドロコンクエスト(Hydroconquest)
型番: L3.782.4.06.6
直径: 41mm と 43mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: グリーン
インデックス: アプライド
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: グリーンのラバーストラップとSSのブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: L888.3
機能: 時、分、秒、日付
直径: 25.6mm
パワーリザーブ: 65時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万5200振動/時
石数: 21
価格・発売
価格: 19万円(税抜)
発売: ロンジン正規代理店
詳細についてロンジン公式サイトへ。