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Introducing ブルーのロンジン スピリット パイロットとスピリット パイロット フライバック(編集部撮り下ろし)

ダイヤルの色を変えることは些細なことに思えるかもしれないが、それによって両モデルに、より現代的で新しい美しさがもたらされている。

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Photos by TanTan Wang


我々が知っていること

私たちが取り上げる新作のすべてが、時計界を揺るがすような大作や、画期的な機械式ムーブメントの発明というわけではない。もちろん、そうした時計も数多くある。だが、ときには単純なダイヤルカラーの追加であっても取り上げる価値はある。そしてロンジンにとって今年はニュース満載の年であり、すでにハイドロコンクエストやマスター コレクション クロノ モノプッシャーなど、きわめて反響の大きかったモデルをいくつも発表している。そんな充実したラインナップに加わるスピリット パイロットとスピリット パイロット フライバックの新しいカラーバリエーションも、やはり語る価値のあるものに感じられる。

Spirit Pilot Flyback Blue Duo Shot
Longines Spirit Pilot Blue on Suitcase

時刻表示のみを備えた、ブルーの新作スピリットパイロット。Image, courtesy Longines

Spirit Pilot Blue Dial Macro

 この2本は、昨年のアップデートに続く第2弾となるモデルだ。今回追加されたのは、マットブルーのダイヤル(クロノグラフには光沢のあるブルーのセラミック製ベゼルインサート)である。大きく見れば、変更点はそれだけとも言える。だが、これまでのギルト調のデザインから、アプライドインデックスやチャプターリングの面取り、プリントに施されていたゴールドのアクセントを取り除いたことで、現行世代のスピリット パイロットが初めて、はっきりと現代的なプロダクトとして感じられるようになった。もちろん、その分ヴィンテージらしい魅力は少し失われている。しかし新しいモデルは従来の“ギルト”仕様に取って代わるものではない。つまり現在は、同じモデルをまったく異なるふたつのデザイン文脈で楽しめるようになったということだ。

 スペックについては変更がないため、ここでは詳しく触れない。時刻表示のみを備えたスピリット パイロットはケース径39mm、厚さ11.5mm、ラグ・トゥ・ラグ47.2mm。フライバック クロノグラフはケース径39.5mm、厚さ13.4mm、ラグ・トゥ・ラグ47.4mmとなっている。スピリット パイロットには、自動巻きのL888.4を搭載。COSC認定を取得し、シリコン製ヒゲゼンマイを備え、パワーリザーブは72時間だ。一方、フライバック クロノグラフには手巻きのL792.4を搭載し、こちらもCOSC認定を取得し、シリコン製ヒゲゼンマイを採用。パワーリザーブは68時間だ。いずれのムーブメントもETAが製造する、ロンジン専用キャリバーである。

Spirit Pilot Lifestyle On Wood
Spirit Pilot Flyback Case Side
Longines Spirit Pilot Flyback Blue Movement Shot

 両モデルともブルーのラバーストラップ仕様が展開されているが、個人的には、クラスプに工具不要で微調整できる機構を備えたブレスレット仕様を選びたい。スピリット パイロットはブレスレット仕様が43万8900円、ストラップ仕様が38万6100円。スピリット パイロット フライバックはブレスレット仕様が80万8500円、ストラップ仕様が75万5700円(すべて税込)となっている。


我々の考え
Spirit Pilot Flyback Blue Wristshot

私はこれまで、ブルーダイヤルは特に好みではないと公言してきた。それでも今回の新作に注目しているのは、ロンジンが同じモデルに対しても、今なお異なるデザインコードを試していることがわかるからだ。今回のスピリット パイロットの再デザインが、単にヴィンテージ調のデザインに限定されたものではないとわかったのはうれしい。今回のモダンなデザインを見ると、今後さらにさまざまなカラーバリエーションが登場するのではないかと期待してしまう。

 今年のハイドロコンクエストから得られるものがあるとすれば、今後このモデルでも、モダンなカラーコンビネーションがいくつか登場する可能性があるということだろう。ベースとなる時計自体が端正で競争力のあるモデルだけに、ベースとなる時計自体が完成度の高い一本だけに、グリーンやグレーのフライバック クロノグラフが登場したら、ぜひ手に入れてみたい。


基本情報

ブランド: ロンジン(Longines)
モデル名: スピリット パイロット/スピリット パイロット フライバック(Spirit Pilot and Spirit Pilot Flyback)
型番: L3.809.4.93.6、L3.809.4.93.9(スピリット パイロット)/L3.721.4.93.6、L3.721.4.93.9(フライバック)

直径: 39mm(スピリット パイロット)/39.5mm(フライバック)
厚さ: 11.5mm(スピリット パイロット)/13.4mm(フライバック)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブルー
インデックス: アプライド
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブレスレットまたはラバーストラップ、いずれもマイクロアジャストメント機構搭載のフォールディングクラスプ付き

Longines Spirit Flyback Bracelet On Park Bench

ムーブメント情報

キャリバー: L888.4(スピリット パイロット)/L792.4(フライバック)
パワーリザーブ: 72時間(スピリット パイロット)/68時間(フライバック)
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万5200振動/時(スピリット パイロット)/2万8800振動/時(フライバック)
クロノメーター認定: あり、COSC認定


価格&発売時期

価格: スピリット パイロットは38万6100円(ストラップ仕様)、43万8900円(ブレスレット仕様)/スピリット パイロット フライバックは75万5700円(ストラップ仕様)、80万8500円(すべて税込/ブレスレット仕様)
発売: 発売中
限定: なし

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