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Introducing ロンジン ハイドロコンクエストがリニューアル(編集部撮り下ろし)

ハイドロコンクエスト GMTで確立されたクリーンなデザインを踏襲しつつ、定番ダイバーズラインへと落とし込み、さらにいくつかの興味深い新要素も加えられている。

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我々が知っていること

ここ数年、ロンジンのプロダクトライン全体で大幅な刷新が進められてきた。そして今年、その流れはハイドロコンクエストにもおよび、デザインのアップデートが図られた。新世代のハイドロコンクエストはより幅広い層に向けて、ロンジンの現代的なダイバーズウォッチを洗練させたモデルだ。この新たな3針ダイバーズウォッチは、実は2023年に登場したハイドロコンクエスト GMTのデザインを踏襲している。これまで特徴的だったダイヤル上の大ぶりな12、6、9のアラビア数字は姿を消し、6と9はドットに置き換えられた。また、逆回転防止のセラミックベゼルも改良が加えられており、ブランドのウルトラ-クロン ダイバーから採用された内部クリック機構によって操作時の感触が向上し、より快適な使用感を実現している。

Longines Hydroconquest 2026 Mesh Vs H-Link

ルミナスブルー(左)とクラシックブルー(右)の比較。

Longines Hydroconquest 2026 Caseback
Longines Hydroconquest 2026 Mesh Macro

 新作のハイドロコンクエスト ダイバーは、42mmと39mmの2サイズ展開で、カラーバリエーションも豊富に用意されている。ブラックおよびスレートグレーのベゼルには、光沢感のあるブラックラッカーダイヤルを組み合わせ、ロンジンらしいネイビーブルーは同色のラッカーダイヤルとペアリングされる。さらにより鮮やかで彩度の高い新色として、グリーンとブランドが“ルミナスブルー”と呼ぶカラーが追加された。ルミナスブルーのベゼルにはブラックダイヤルが組み合わされる一方、グリーンモデルはベゼルと同色のグリーンラッカーダイヤルを備え、より存在感のある仕上がりとなっている。

 ロンジンの直営ブティックと公式オンラインストアのみで展開される限定仕様では、ブラックベゼルにサンレイ仕上げのアイスブルーダイヤルを組み合わせている。これにより、新作ハイドロコンクエストのカラーバリエーションは全6色展開となった。この時点でも十分に豊富なバリエーションだが、今回の刷新では新たにテーパード形状のミラネーゼメッシュブレスレットも一部カラーに採用されている。対象となるのはスレートグレー、ルミナスブルー、そしてフロステッドブルーだ。一方でブラック、グリーン、クラシックブルーには、ハイドロコンクエスト GMTで採用されたアップデート済みのHリンクブレスレットが組み合わされる。なお、メッシュブレスレット、標準ブレスレットのいずれにも、工具不要で調整可能なマイクロアジャスト機構が備わっている。

Longines Hydroconquest 2026 Blue Logo Macro
Longines Hydroconquest 2026 Blue Macro
Longines Hydroconquest 2026 Green Wristshot

 新作ハイドロコンクエストの中には、ロンジン独自のCal.L888.5を搭載。これは約72時間のパワーリザーブ、シリコン製ヒゲゼンマイに加え、耐磁性能にも優れた自動巻きムーブメントである。

 価格は、SS製Hリンクブレスレット仕様が32万4500円、メッシュブレスレット仕様が34万3200円(ともに税込)である。


我々の考え

2023年に登場したハイドロコンクエスト GMTは、私にとって非常に印象的なモデルであった。それまでややデフォルメされた印象もあったハイドロコンクエストのダイヤルをより引き締まった表情へと整えつつ、興味深いカラーリングやダイヤルのアクセントによって個性もしっかりと残していたからである。この流れを受けて、3針モデルにも同様のアップデートが施されるのはある意味で必然だったと言える。

Longines Hydroconquest 2026 Green Bezel Lifestyle
Longines Hydroconquest 2026 Macro
Longines Hydroconquest 2026 Bracelets

スレートグレー(左)とブラック(右)の比較。

 数週間前にこの新作ハイドロコンクエストを実機で確認する機会があったが、ダイバーズウォッチとしてより市場で受け入れられやすい進化を遂げたと感じた。従来モデルが持っていたややユニークな魅力は薄れたものの、その代わりに、競争力のある価格帯でラグジュアリーダイバーを求める人にとって格段にスタイリングしやすい1本へと仕上がった。ハイドロコンクエスト GMTと比較すると、今回のカラーバリエーションはより無難で落ち着いた印象だ。新たに追加されたグリーンやブルーの色味も、ある象徴的なダイバーズウォッチのベゼルを想起させる仕上がりとなっている。

 メッシュブレスレット仕様はこのモデルにおける新たな試みであり、外観にさりげない差別化をもたらす魅力的な選択肢だと感じた。価格帯を踏まえると非常に巧みな設計で、特にフィット感の調整機能に重点が置かれている点が印象的である。クラスプのマイクロアジャストに加え、ブレスレット下部にはサイズ調整用の取り外し可能なリンクが組み込まれている。これらのリンクは表面にメッシュと同じパターンが施されており、見た目には一体のメッシュブレスレットのように仕上げられている。一見するとすべてがメッシュに見えるが、これは適切な装着感を実現するための工夫と言えよう。やや視覚的なトリックではあるものの、フィット感を確保するうえでは理にかなったアプローチだ。実際、ロンジンの兄貴分であるオメガのメッシュブレスレットでは、サイズに関係なく手首にしっくりこないことが多かった私にとって、このブレスレットはそうした問題を解消してくれるのではないかと感じている。

Longines Hydoconquest Wristshot of Mesh

 このダイバーズウォッチを、ブランドがどこに位置づけようとしているのかは明快である。クリーンかつ価格設定に優れたモダンなデザインを備えた一方で、ファンから高い支持を集めるレジェンドダイバーを擁する、ヘリテージ志向の愛好家向けコレクションとは対極に置かれた存在だ。その価格帯を踏まえると、ハイドロコンクエストはラグジュアリーダイバーの世界をこれから探ろうとする人にとって、非常に魅力的な選択肢に映る。サイズ、カラー、ブレスレットの組み合わせも幅広く、誰の好みにも合うモデルが見つかるはずだ。


基本情報

ブランド: ロンジン(Longines)
モデル名: ハイドロコンクエスト(Hydroconquest)
型番: 42mm:L3.788.4.56.6(ブラック)、L3.788.4.06.6(グリーン)、L3.788.4.96.6(クラシックブルー)、L3.788.4.98.6(アイスブルー)、以上がHリンクブレス/L3.788.4.70.6(スレートグレー)、L3.788.4.90.6(ルミナスブルー)、L3.788.4.99.6(フロステッドブルー)、以上がメッシュブレス
39mm:L3.779.4.56.6(ブラック)、L3.779.4.06.6(グリーン)、L3.779.4.96.6(クラシックブルー)、L3.779.4.98.6(アイスブルー)、以上がHリンクブレス/L3.779.4.70.6(スレートグレー)、L3.779.4.90.6(ルミナスブルー)、L3.779.4.99.6(フロステッドブルー)、以上がメッシュブレス
直径: 39mm、42mm
厚さ: 11.7mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック、グリーン、クラシックブルー、アイスブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能:  300m
ストラップ/ブレスレット: SS製Hリンクブレスレットまたはメッシュブレスレット、いずれもマイクロアジャスト機能付き


ムーブメント情報

キャリバー: L888.5
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万5200振動/時
石数: 21
クロノメーター: なし
追加情報: ISO 764規格に準拠した耐磁性能、シリコン製ヒゲゼンマイ搭載


価格&発売時期

価格: SS製Hリンクブレスレット仕様が32万4500円、メッシュブレスレット仕様が34万3200円(ともに税込)
発売時期: 発売中
限定: なし、ただしフロステッドブルーはロンジン直営ブティックおよび公式オンラインストア限定

詳細はこちらをご覧ください。

Photos by TanTan Wang