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オイスターの100年を、どう描くのか。 ロレックスが新たに発表した23分間の動画は、その問いを軸に、時計史における最重要モデルのひとつを祝福する内容となっている。
その動画は、メルセデス・グライツによる英仏海峡横断の貴重なアーカイブ映像から幕を開ける。その後もオイスターの歴史を形作ってきた数々の象徴的瞬間が続きます。スピード記録、エベレスト遠征、深海探査など、多くはよく知られたエピソードですが、こうしてまとめて見ると、オイスターがこの1世紀にわたって体現してきたものの幅広さが見事に伝わってきます。印象的なのは、そのスケール感です。たとえばデイトナのように、それだけで1本の作品になり得るほどアイコニックな存在でさえ、ここではオイスターという大きな歴史の一部として描かれている。それはロレックスとオイスターの歴史がいかに幅広く、そして奥深いものであるかを物語っています。
動画はそこから舞台を現代へと移し、スポーツや芸術、科学探査といった分野との継続的な関わりに焦点を当てます。そして最後に、ブランドが掲げるパーペチュアル プラネット イニシアチヴを始めとする環境保護に向けた取り組みにも触れて動画は締めくくられます。そこではその現場活動だけでなく、自社製造における環境保護、さらにはウォッチメイキングにおけるサステナビリティへの向き合い方にも深く踏み込んでいます。
随所に、興味深いディテールも散りばめられています。作中では“10億分の1秒以下”の精度に言及し、ロレックスの原子時計が一瞬映し出されるシーンも登場。私のお気に入りのシーンは終盤に訪れ、これまで長らく話題に上ってきたものの、公に紹介されることはほとんどなかった社内の試験設備が、短いカットで映し出されるのです。ロレックスの動画は通常3〜5分程度のものが多いですが、この23分間の作品はブランドの歴史や哲学、そしてオイスターという物語そのものの壮大さをより深く掘り下げて見せてくれます。間違いなく見る価値のある1本だ。
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