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我々が知っていること
ロレックスは、18Kホワイトゴールド製のオイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナに2本の新作を投入した。ひとつはホワイトマザー・オブ・パール(MOP)文字盤にオイスターフレックスブレスレット、もうひとつはブラックのMOP文字盤にオイスターブレスレットをセットしており、どちらもコントラストを反転させたMOPのインダイヤルと36個のブリリアントカットダイヤモンドをセットしたベゼルを備えている。ジェムセッティングを施した、栄光のデイトナの復活に乾杯。今回は、エキゾチックな先行モデルよりも少し控えめな印象だ。
オイスターフレックスのブレスレットを装着したバージョンは、ホワイトのMOP文字盤にブラックのMOPクロノグラフカウンターを備えている。この色の組み合わせは、オイスターブレスレットを装着したもうひとつのバージョンでは逆になる。つまり、ブラックのMOP文字盤に、ホワイトのMOPカウンターだ。タキメータースケールはダイヤモンドに置き換えられ、文字盤には8つのダイヤモンドと3つのクロマライト(夜光)インデックス、そしてもちろん12時位置にはコロネット(王冠)がセットされている。今作ではオイスターフレックスブレスにもロレックスのグライドロックが取り付けられていて、約2.5mm間隔のノッチが6つあり、ブレスレットの長さを約15mmまで簡単に調整することができる。
コスモグラフ デイトナには自動巻きのCal.4131(昨年発表)が搭載されており、このムーブメントはロレックスのコート・ド・ジュネーブ装飾が施されたブリッジと、カットアウトされたローターを特徴としている。Cal.4131は時・分・秒の表示に加え、クロノグラフ機能によって経過時間の基本的な計測が可能だ。パワーリザーブは最長で約72時間となっている。
我々の考え
時計の世界では、ジェムセッティングを施したデイトナがもてはやされている。そういえば、私が初めて覚えたロレックスの型番がRef.6269かRef.6270だったので、私もジェムセットデイトナ愛好家リストの上位に入るかもしれない。レインボーにレオパード、タイガーアイなどの文字盤は、大胆で勇敢な(そしてごく少数派の)私たちのために用意されたものだと思っているが、このMOP文字盤、ダイヤモンドセットの新作は、より控えめな種類のジュエリーと時計のハイブリッド的な存在のように感じられる。ロレックスはスポーツウォッチを宝石で飾る名手だ。モータースポーツの世界観と密接にリンクしたこの宝石たちは90年代のやんちゃな時代を彷彿とさせるが、ロレックスのスポーツウォッチにおける永遠のシンボルでもある。
基本情報
ブランド: ロレックス(Rolex)
モデル名: デイトナ(Daytona)
型番: 126589RBR(ホワイトMOP文字盤)、126579RBR(ブラックMOP文字盤)
直径: 40mm
ケース素材: 18Kホワイトゴールド
文字盤色: ブラック&ホワイトのMOP
インデックス: ダイヤモンド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: グライドロック付きオイスターフレックスブレスレット、オイスターブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: 4131
機能: 時・分表示、サブセコンド、クロノグラフ(12時間計&30分積算計)
パワーリザーブ: 72時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 47
クロノメーター認定: ロレックス独自の高精度クロノメーター
価格 & 発売時期
価格: ホワイトMOP文字盤は885万8300円、ブラックMOP文字盤は1010万3500円(ともに税込)
詳しくはこちらをご覧ください。
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