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我々が知っていること
どうやらオメガにとっては、小刻みな夏のようである。先月、オレンジのアクセントを少しだけあしらったシーマスター ダイバー 300Mを発表したばかりのオメガが、今度はターコイズダイヤルのアクアテラをわずかにアップデートさせた。初代ターコイズのアクアテラ登場から1年も経たないうちに、その鮮やかなバーニッシュ仕上げのグラデーション文字盤(ブラックPVD加工のアワーマーカー付き)が、今回新たにマットブラックのセラミック製ベゼルと組み合わされた。さらに従来のスティールブレスレットに代わって、ターコイズのステッチをあしらった一体型スタイルのラバーストラップを採用している。
このモデルは兄弟機と同じく38mmと41mmのケースサイズで展開し、アクアテラコレクションとしてのスペックは両サイズとも共通だ。防水性能は150mで、38mmケースの厚さは12.4mm、41mmケースは13.3mm。38mmモデルには自社製Cal.8800が、より大きな41mmモデルにはCal.8900が搭載される。両ムーブメントはオメガの多くの時計と同様、METAS認定を受けたマスター クロノメーターで、最大1万5000ガウスの耐磁性能を備える。
新しいシーマスター アクアテラ 150M ターコイズ(ラバーストラップ仕様)はすでに販売中で、いずれのサイズも価格は111万1000円(税込)だ。
我々の考え
昨年、初めてターコイズダイヤルのアクアテラが登場した際、実物を目にして非常に興味をそそられた。オメガのアクアテラコレクションは幅広い展開を見せているが、数多くのバリエーションがあるにもかかわらず、この文字盤デザインはブランドにとって新鮮に感じられた。グラデーション自体はアクアテラの文字盤では珍しくないものの、ブラックPVD加工が施されたインデックスやロゴ、針が、光沢のあるソリッドな文字盤表面と組み合わさることによって、シリーズのなかでもひときわモダンでやや異色の存在感を放っていた。
とはいえ、この新作が今夏に登場するとはまったく予想していなかった。なにしろ前作が発売されたのは昨年12月のことだからだ。なぜ今回のモデルがブレスレット仕様と同時に発表されなかったのか、あるいはなぜブラックセラミック製ベゼルを追加したのか、その理由がとても気になる。すでに十分に目を引く文字盤に、アクアテラのラバーストラップ(私がダイナーのボックス席模様と呼んでいるテクスチャー)とブラックセラミックベゼルを組み合わせるのはやや盛りすぎに感じるため、個人的にはブレスレット仕様のSSモデルのほうを好む。それでもオメガはバリエーションこそ正義と考えているようで、ターコイズのアクアテラにまたひとつ新顔を加えてきた。
基本情報
ブランド: オメガ(Omega)
モデル名: シーマスター アクアテラ 150M ターコイズ(Seamaster Aqua Terra 150M Turquoise)
型番: : 220.32.41.21.03.001(41mm)/220.32.38.20.03.001(38mm)
直径: 41mm/38mm
厚さ: 13.26mm(41mm)/12.36mm(38mm)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ターコイズ(ブラックグラデーション)
インデックス: アプライド、PVD加工
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 150m
ストラップ/ブレスレット: ブラックラバーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: 8900(41mm)/8800(38mm)
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
パワーリザーブ: 約60時間(41mm)/約55時間(38mm)
巻き上げ方式: 自動巻き(共通)
振動数: 2万5200振動/時(共通)
石数: 39(41mm)/35(38mm)
クロノメーター: METAS認定のマスター クロノメーター
価格 & 発売時期
価格: ともに111万1000円(税込)
発売時期: 発売中
限定: なし
詳しくはこちらをご覧ください。
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