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クイック解説
チューダー ブラックベイ フィフティ-エイト 925は、チューダー初のシルバーケースを採用したダイバーズウォッチです(本日発売の2種類の貴金属製ブラックベイ フィフティ-エイトのうちの1つ)。マットなシルバーケースに、温かみのあるトープカラーのダイヤルとベゼルを組み合わせ、スティールとブラックを組み合わせた通常のダイバーズウォッチよりも全体的にソフトな印象を与えています。この時計は、技術的な素晴らしさを前面に押し出すのではなく、いかに洗練されたスマートな時計であるかを訴えています。そして、僕はその点にとても共感しています。
シルバー合金製のケースは、初期のブラックベイ フィフティ-エイト (オリジナルや昨年のネイビーブルーを含む)と同じシェイプをしていますが、ごくわずかに太くなっています。その理由は、このブラックベイはシースルーバックになっていて、内部のマニュファクチュールムーブメントMT5400を見ることができるからです。これはチューダー(あるいはその兄弟会社であるロレックス)ではあまり見られないことですが、このような時計には楽しいアイデアだと思います。ブラックベイ フィフティ-エイト 925は、文字通りの意味でのツールウォッチではないことは明らかなので、このキャリバーを愛好家に理解してもらうためにオープンにするのは賢い方法だと思います。
ブラックベイ・フィフティ-エイト 925には、レザーまたはシルバーのバックルが付いたファブリックの2種類のストラップが用意されており、税込み価格46万7500円です。つまり、シルバーのケースとディスプレイバックには、標準的なスティール製のBB58のストラップやブレスレットに比べて10万2300円のプレミアムを支払うことになります(ブレスレットの場合は、6万8200円のプレミアム)。一方、新しいゴールドのBB58は、182万3800円もするので、それに比べればこのシルバーモデルは非常にお買い得に思えます。
ファースト・インプレッション
僕はこの時計が本当に大好きです。愛していると言ってもいいでしょう。コンピューターの画面上で12分ほど見ていただけのものに、愛という言葉は強いかもしれませんが、かなり興奮しています。まず第一に、スターリングシルバーは時計のケースに最適な素材です。柔らかすぎると否定的な人は、何年も身に着けているうちにシルバーケースが醸し出す柔らかで温かみのある色合いを確認してからご意見を。また、これはチューダー独自の合金であり、デスクワークをする人にとっては十分にタフなものだと思います(参考までに、チューダーによるとこのシルバー合金は通常の経年変化の兆候は見られず、輝度を最大限に高めているとのことなので、今日見るものが10年後どのような状態になるのかとても気になりますね)。
シルバーケースに、温かみのあるトープカラーのダイヤルとベゼルを組み合わせることで、時が経つにつれて経年変化が増幅されていきます。また、ヴィンテージのトロピカルな効果を、自己流にならない程度に醸し出している点も気に入っています。提供されたプレスリリースの写真を見る限り、このトープの色合いは、ヴィンテージスタイルであると同時に現代的であると感じさせることに成功しているように思います。ヴィンテージを愛する人にも、よりスマートなダイバーズウォッチを求める人にも受け入れられるでしょう。
あとは、スターリングシルバーのブレスレットがあれば...。
基本情報
ブランド: チューダー(Tudor)
モデル名: ブラックベイ フィフティ-エイト 925 (Black Bay Fifty-Eight 925)
型番: 79010SG
直径: 39mm
ケース素材: シルバー925(チューダー独自の合金)
文字盤色: トープ
インデックス: アプライド
夜光: あり、針とアワーマーカー
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ブラウンレザーストラップ、またはシルバー925製バックル付きトープレザーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: MT5400
機能: 時、分、秒
直径: 30.3mm
厚さ: 5mm
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
クロノメーター認定: あり。COSC
価格 & 発売時期
価格: 46万7500円(税込)
発売時期: 本日から全世界のチューダーブティックにて
限定: なし。通常ライン
詳細は、チューダー公式サイトへ。
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