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我々が知っていること
ゼニスはユニークなクロノグラフA384のリバイバルコレクションに、新たなバリエーションとなるクロノマスター リバイバル エル・プリメロ A384トロピカルを加えた。変更点はダイヤルに限られるが、ゼニスらしいアプローチで仕上げられている。
このモデルはトロピカルダイヤルから着想を得ており、ベースダイヤルはソフトなグレイン仕上げのホワイトで、インダイヤルとタキメータースケールはブラウンのアクセントが施されている。ゼニスはこのデザインを“チョコレートパンダ”と呼んでいるが、まさにぴったりの名前だ。ゼニスのロゴの下にある“El Primero”の文字を含め、ホワイトダイヤルの表示は、すべてブラックでプリントされている。一方、タキメーターやインダイヤルの目盛りなど、ブラウンダイヤルの表示はすべてホワイトで印刷されている。
トロピカルな経年変化というテーマは、アプライドインデックスと針にオールドラジウムスーパールミノバを使用することでも引き継がれており、時計全体の温かみを自然に引き立てている。鮮やかなレッドのクロノグラフ秒針は中央に配置され、4時と5時位置のインデックスのあいだには日付表示が配されている。ダイヤルは、直径37mmのコンパクトで角張ったトノーシルエットを特徴とするA384ケースに収められ、ケースの右サイドには、ポンプ式のプッシャーとゼニスの星型ロゴが入ったリューズが備わっている。時計全体の仕上げも見どころとなっている、ケースの前面には放射状のサテン仕上げ、ファセットにはポリッシュ仕上げ、そして側面には水平方向のサテン仕上げが施されている。ゼニスが復活させたゲイ・フレアー社風のラダーブレスレットには、5段階の微調整が可能なクラスプ(工具を要する仕様)が搭載されている。
Image provided by Zenith
時計内部には、振動数3万6000振動/時(5Hz)、パワーリザーブ50時間の自動巻きでコラムホイール式クロノグラフであるエル・プリメロ400が搭載されている。これはゼニスの信頼と実績のあるクロノグラフムーブメントで、機械式クロノグラフにおけるゼニスの重要性を改めて体現している。10分の1秒まで計測可能だ。
本作は現在発売中で、価格は134万900円(税込)だ。
我々の考え
本作は、ゼニスが以前にも作ったことがあるような既視感があった。しかしおそらくゼニスのラインナップで、ブラウンダイヤルを備えたA385を復刻したことや、オリジナルのトロピカルダイヤルを備えたA384を数多く見かけたことが重なって、このモデルがよりなじみ深く感じられるのだろう。これは画期的なリリースというわけではないが、ゼニスがもっと早くに手がけるべきだった1本とも言える。
このリバイバルシリーズで私が唯一気になるのは、ラダーブレスレットだ。これはおそらく、ヴィンテージのオリジナルブレスレットに忠実すぎるのだ。ブレスレットと留め具は装着時や使用時にやや華奢に感じられ、現代では斬新な形状ではあるものの、1万ドル(日本円で約160万円)のクロノグラフにふさわしい、もっと現代的なデザインに改良して欲しかった。私なら、おそらくすぐにストラップに付け替えるが、象徴的なエル・プリメロムーブメントを搭載したクロノグラフ自体は、きわめて楽しく着用できるだろう。
しかし今回のリリースが単なる新しいダイヤルオプションであることを考えれば、この外観は十分に魅力的であり、現代のゼニス購入者(あるいは、本物の経年変化したヴィンテージモデルを購入するより少し費用を抑えたい人々)の心を掴むことは間違いないだろう。
基本情報
ブランド: ゼニス(Zenith)
モデル名: クロノマスター リバイバル エル・プリメロ A384(Chronomaster Revival A384)
型番: 03.A384.400/69.M384
直径: 37mm
厚さ: 12.6mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ホワイトとブラウン
インデックス: アプライド
夜光: オールドラジウムのスーパールミノバ
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: ゲイ・フレアー社製ラダーを再現したブレスレットが付属
ムーブメント情報
キャリバー: エル・プリメロ 400
機能: 時・分表示、スモールセコンド、クロノグラフ、日付表示
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時(5Hz)
クロノメーター認定: なし
価格&発売時期
価格: 134万900円(税込)
発売: ゼニスの小売店
限定: なし
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