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Introducing レイモンド・ウェイル GPHG受賞作のミレジムに9本の新作を加えてコレクションを拡充

ヴィンテージに着想を得た進化が、ラグジュアリーな時計製造をより広い層へ。

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我々が知っていること

レイモンド・ウェイルはこの春、9つの新作モデルを発表することで、記念年を待たずともブランドが大きなインパクトを与えられることを証明しました。ジュネーブを拠点とする家族経営の時計ブランドは、2026年に迎える創業50周年を前に、すでにその存在感を強く打ち出しています。評価の高いミレジムコレクションに、6本の新しい35mmモデルと3本の新しい39mmクロノグラフを加えることで、初代モデルの成功をさらに発展させています。

 まずは、2023年のジュネーブ時計グランプリ(GPHG)でチャレンジ部門を受賞した、ミレジム スモールセコンドから紹介しましょう。このコレクションには、ヴィンテージの精神と成功の鍵となった精緻なウォッチメイキングのディテールを受け継ぐ新たな35mmモデルが4本加わり、ラインナップがさらに充実しました。スティール製の3モデルはサーモンカラーのダイヤルにグレーストラップ、ミントカラーのアクセントを効かせたアンスラサイトダイヤルにエイジング加工のブラウンレザーストラップ、そしてシルバーダイヤルにグレーストラップというラインナップです。4本目のモデルは、クリーム色のダイヤルにローズゴールドPVDケース、バーガンディストラップを組み合わせ、ラグにはラボグロウンダイヤモンド16石があしらわれています。ドーム型のサファイアクリスタルはレトロな雰囲気を高めながら、優れた視認性も確保しています。

 センターセコンドを好む方のために、レイモンド・ウェイルはふたつのバリエーションを追加しました。ひとつは光の加減で繊細に表情を変えるセージグリーンのダイヤル。もうひとつは、ラボグロウンダイヤモンド16石をあしらったケースに、上品なクリームダイヤルを組み合わせたモデルです。いずれも、しなやかで快適な装着感をもたらす5連リンクのSSブレスレットを備えています。

 今回の新作コレクションを締めくくるのは、3・6・9時位置にインダイヤルを配した3本の新しい39mmクロノグラフで、リバースパンダから着想を得たデザインが特徴です。SSモデルはアンスラサイトのダイヤルにシルバーのインダイヤルを組み合わせ、ヴィンテージスタイルのスーパールミノバ入りインデックスを備えています。一方、よりラグジュアリーな雰囲気を醸すローズゴールドPVDコーティングのスティール製モデルは、ブラックダイヤルにホワイトのカウンターを配し、ドレッシーな印象に仕上がっています。オベリスク型の針と、厚さわずか12.9mmのスリムなケースフォルムにより、抜群の装着感を実現。シースルーバックのケース越しには美しく仕上げられたムーブメントを堪能することができます。

Raymond Weil Chronograph

 ムーブメントについて触れると、スモールセコンドモデルには機械式自動巻きCal.RW4250が、センターセコンドモデルには同じく自動巻きのRW4200が搭載されており、いずれも約41時間のパワーリザーブを備えています。またクロノグラフには、最大約62時間のパワーリザーブを誇る自動巻き機械式ムーブメントRW5030が搭載されています。

 価格は、35mmのミレジムコレクションが34万1000円から41万8000円、クロノグラフモデルは3625ドル(日本円で約52万円)から3775ドル(日本円で約54万円)となっています(編注;新作クロノグラフモデルは日本での展開はなし)。


我々の考え

レイモンド・ウェイルが2023年のGPHGチャレンジ賞を受賞したのは、当然の結果と言えるでしょう。今回拡充されたミレジムコレクションは、ヴィンテージに着想を得たデザインと現代的な洗練が見事に調和しており、非常に印象的です。このコレクションはいくつもの魅力的なポイントを備えています。まず優雅な美観、なかでもサーモンダイヤルは特に引きつけられる存在です。さらに35mmと39mmという汎用性の高いケースサイズは、さまざまな手首にフィットします。そして経済情勢が不透明な今の時代においても手の届く価格設定である点も見逃せません。個人的にも、このコレクションには大きな魅力を感じています。

RW 35mm on steel braclet

 とりわけ私が引かれるのは、セクターダイヤルやスモールセコンドといった伝統的なウォッチメイキングの要素を取り入れつつ、現代的な雰囲気を損なわずに仕上げている点です。繊細なカラーバリエーションや仕上げ技法の数々は、手の届く価格帯でありながら、レイモンド・ウェイルが細部にまで心を配っていることを物語っています。CEOのエリー・ベルンハイム(Elie Bernheim)氏が語るように、これらの時計は“スイスウォッチメイキングの伝統に対する献身”を反映しつつ、同時に“手に取りやすい価格”であることを目指しています。価値がますます重視される現在の市場において、こうした理念はまさに評価に値すると言えるでしょう。

 2026年に迎えるブランド創業50周年に向けて、レイモンド・ウェイルがどのようなサプライズを用意しているのか、想像が膨らみます。もし今回のミレジムコレクションがその前触れであるとすれば、私たちは間違いなく特別な何かを目にすることになるでしょう。


基本情報

ブランド: レイモンド・ウェイル(Raymond Weil)

ミレジム スモールセコンド(Millesime Small Seconds)
型番: 2130-STC-80001(サーモンダイヤル)/2130-STC-60521(アンスラサイトダイヤル)/2130-STC-65001(シルバーダイヤル)/2130-C5S-64001(ローズゴールドPVD)
直径: 35mm
厚さ: 10.25mm
ケース素材: ステンレススティール/RGPVDコーティングのSS(2130-C5S-64001)
文字盤: サーモン/アンスラサイト/シルバー/クリーム
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: グレーカーフレザー(2130-STC-80001、2130-STC-65001)/ブラウンカーフレザー(2130-STC-60521)/バーガンディカーフレザー(2130-C5S-64001)、すべてSSバックル(2130-C5S-64001はRGPVD加工)

ミレジム センターセコンド(Millesime Central Seconds)
型番: 2125-ST-52011(セージグリーンダイヤル)2125-STS-64001(クリームダイヤル)
直径: 35mm
厚さ: 9.18mm
ケース素材: SS
文字盤: セージグリーン/クリーム
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット、フォールディングクラスプ(ダブルプッシュ式セキュリティシステム付き)

ミレジム クロノグラフ 39mm(Millesime Chronograph 39mm)
型番: 7765-ST-60651(アンスラサイト×シルバー×ブレス)/7765-STC-6065(アンスラサイト×シルバー×カーフ)/7765-PC5-20631(ブラック×ホワイト)
直径: 39mm
厚さ: 12.9mm
ケース素材: SS/RGPVDコーティングのSS
文字盤: アンスラサイト×シルバー/ブラック×ホワイト
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット/キャメルカーフレザーストラップ/ブラックカーフレザーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: RW4250(スモールセコンド)/RW4200(センターセコンド)/RW5030(クロノグラフ)
機能: 時・分表示、スモールセコンド(RW4250)/時・分表示、センターセコンド(RW4200)/時・分表示、スモールセコンド、クロノグラフ(RW5030)
パワーリザーブ: 約41時間(スモールセコンドおよびセンターセコンド)/約62時間(クロノグラフ)
巻き上げ方式: 自動巻き


価格 & 発売時期

価格: 34万1000円(スモールセコンド)/41万8000円(スモールセコンド×RGPVD)/30万8000円(センターセコンド)/36万3000円(センターセコンド×ラボグロウンダイヤモンドケース)、すべて税込。
クロノグラフは3625ドル(日本円で約52万円)から3775ドル(日本円で約54万円)。日本での展開はなし
発売時期: 発売中
限定: 通常コレクション

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