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All Images Courtesy of Getty.
今年もウィンブルドンが終わった。この週末、マルケータ・ヴォンドロショーヴァ(Markéta Vondroušová)選手とカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz)選手がそれぞれ初めてグラスコートのチャンピオンに輝いた。スペイン出身の20歳の天才(アルカラス)は、グランドスラムの優勝者としては彼が生まれてから(アンディ・マリー/Andy Murray、ロジャー・フェデラー/Roger Federer、ノバク・ジョコビッチ/Novak Djokovic、そして同郷のラファエル・ナダル/Rafael Nadalに続く)5人目の快挙となった。これは本当にすごいことである。
決勝戦が終わる時点でトロフィーの授与式が行われるが、私は必ず最後までその場を離れないようにしている。なぜならその際、新たなチャンピオンが腕につけているものを垣間見ることができるからだ。今年、ヴォンドロショーヴァ選手は時計をつけていなかったが、今後の大会ではその状況を見守りたい。一方アルカラス選手はロレックスのデイトナをつけてセンターコートに立った。彼のものはメテオライトダイヤルを持つイエローゴールドのバリエーションだった。彼がテニス界のスターへと飛躍したことを考えれば、それはふさわしい選択だろう。
ただ高級時計を披露するのはなにも選手だけではない。ウィンブルドンはテニスのトーナメントであると同時に、セレブや王室たちの個人的なランウェイでもある。ロンドンのオールイングランド・クラブ(テニス球技場)とその周囲での観戦に関しては、今年も申し分なかった。
ではブラッド・ピット(Brad Pitt)からニック・ジョナス(Nick Jonas)、ウィリアム(William)王子まで、ウィンブルドン 2023で見かけた時計を紹介しよう。
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