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Introducing クレドール ゴールドフェザーに伊万里鍋島焼ダイヤルを用いた限定モデルが登場

ゴールドフェザーは、本来静かな時計である。そこに伊万里鍋島焼のダイヤルを採用し、羽根モチーフを施すという選択は一見大胆だが、その表現はゴールドフェザーの文脈のなかにきちんと収められている。

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クイック解説

1974年に誕生したクレドールは、日本の時計づくりのなかで、ミニマルさや仕立ての完成度を最優先にしてきたブランドだ。その名はフランス語で黄金の頂き(CRÊTE DʼOR)を意味する。精度や機能を前面に押し出すのではなく、造形や質感、佇まいといった要素を通じて、腕時計をひとつの完成された美として提示してきた。2024年に50周年を迎えたクレドールは、The Creativity of Artisans(匠たちの探求と豊かなる創造)をブランドフィロソフィーとして掲げ、職人の技術や手仕事の価値を改めて明確に打ち出した。

 薄さと軽やかさを身上とするゴールドフェザーから、新年最初の新作として登場したのが、伊万里鍋島焼(いまりなべしまやき)のダイヤルを備えた限定モデル、Ref. GCBY991である。

伊万里鍋島焼(畑萬陶苑)

 ダイヤルは伊万里鍋島焼の名門・畑萬陶苑(はたまんとうえん)との協業によるもの。透明感のある白と呉須(ごす、顔料の一種)の青が生む繊細なグラデーションに加え、呉須と透明の上絵具(うわえのぐ)を重ねて5回の焼成を行うことで、ダイヤル全体へ放射状に広がる羽根のモチーフに深い奥行きを与えている。また、磁器は極めて扱いが難しい素材だ。ゴールドフェザーに欠かせない緩やかなボンベダイヤルを実現するため、まずは完成サイズより大きく焼き上げる。そこから反りを抑えつつ、約1mmの薄さまで削り出す精緻な仕上げも見逃せない。

 ステンレススティールのケースは直径37.1mm、厚さは8.3mm。風防はボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)で、日常生活用防水を確保している。ムーブメントには、厚さわずか1.98mmの手巻きCal.6890を搭載。価格は198万円(税込)で、世界限定60本(うち国内50本)、2026年2月6日(金)発売予定となっている。


ファースト・インプレッション

写真を見る限り、本作の第一印象は驚くほど表情が豊かなことである。透明感のある白と呉須の青、2種類の羽根モチーフが放射状に、しかも交互に配されていることで、フォトカットごとに表情が違って見える。多彩な要素を盛り込みながらも、ダイヤル全体が静かにまとまって見えるのは、羽根をあえて明確な線を持たせた輪郭として描いていないからだ。ダイヤル上の羽根は、光の角度でふっと浮いたり消えたりする気配として現れる。その控えめな主張が、シンプルな2針のゴールドフェザーと相性がいいのだろう。

 工芸ダイヤルを用いた時計は、技巧的にはすごいけれどときに日常使いの道具よりも工芸品としての主張が強くなりがちだ。しかしこのモデルは、37.1mmという扱いやすいサイズ感と、スッと伸びたバーインデックス、そして薄さというゴールドフェザー本来の控えめな美観も手伝い、鑑賞用ではなく身に着けて楽しむ工芸として成立していそうだ。伊万里鍋島焼を使用した芸術的で存在感あるダイヤルを持ちながら、普段使いの道具として成立しているのは、ゴールドフェザーが掲げる薄さや軽やかさを前提に、文字盤上の情報量をどこまで許容できるのか、そのラインをブランドが慎重に探った結果だと思うのだ。


基本情報

ブランド: クレドール(Credor)
モデル名: ゴールドフェザー 伊万里鍋島焼ダイヤル 限定モデル(Goldfeather Imari Nabeshima Porcelain Dial Limited Edition)
型番: GCBY991

直径: 37.1mm
厚さ: 8.3mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: 伊万里鍋島焼(ブルーグラデーション)
インデックス: バー
夜光: なし
防水性能: 日常生活用防水
ストラップ/ブレスレット: レザーストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: 6890
機能: 時・分表示
直径: 24mm
厚さ: 1.98mm
パワーリザーブ: 約37時間
巻き上げ方式: 手巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 22
クロノメーター: なし
追加情報: 日差+25~-15秒


価格 & 発売時期

価格: 198万円(税込)
発売時期: 2026年2月6日(金)発売予定
限定: あり、世界限定60本(うち国内50本)

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