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Interview IWCミュージアム館長が語る、GPHG 2024で金の針賞に輝いたIWC ポルトギーゼ・エターナル・カレンダーとブランドの魅力

IWCに脈々と息づく核心への挑戦的取り組みを、IWCミュージアム館長を務めるデイヴィッド・セイファー氏が語る。

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Photographs by Kyosuke Sato, Yusuke Mutagami

デイヴィッド・セイファー(David Seyffer)

1974年、ドイツ生まれ。歴史家、文学博士。2003年にシュトゥットガルト大学で自然科学・技術・歴史学の研究を修了(2012年に同分野で博士号を取得)。時計製造の歴史に関する論文執筆のためにIWCの歴史的記録へのアクセスを許可され、2007年にアシスタントミュージアムキュレーターとなる。2010年にミュージアムチーム エグゼクティブマネージャーに就任。現在はIWCミュージアムの館長であり、自身もキュレーターを務める。

インタビュー当日、デイヴィッド・セイファー氏がつけていたのは、2024年の新作ポルトギーゼ・パーペチュアル・カレンダー 44(IW503702)。従来のレッドゴールドよりも硬く優れた耐摩耗性を備えたArmor Gold®ケースを持つモデルだ。

去る2024年11月13日に、今年もジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)の授賞式が開催された。先日公開した記事でGPHG 2024の全受賞作と速報レポートを公開したが、最優秀賞に相当する2024年の金の針賞(Aiguille d'Or)に輝いたのはIWCのポルトギーゼ・エターナル・カレンダーだった。現地に赴き、レポートをしてくれたリッチ・フォードンは受賞理由を次のように考察している。

 「私の考えではGPHGの審査員が、すでに名声を確立したブランドがなおも時計製作の新たな1歩を踏み出したことを評価した結果だと思われる。これは重要なことだ。IWCはビッグ・パイロット・ウォッチやポルトギーゼ・クロノグラフを安定して販売するだけでも成功を収め続けるだろう。しかし並行してこのような挑戦的な取り組みを行った点は、業界にとっても評価すべきことである。革新は若手や独立系のみに委ねられるべきではない、という強いメッセージがこの金の針賞には込められているのである」

 彼の言葉にもあるが、IWCは歴史的に見ても革新的な挑戦をしてきたブランドのひとつだと個人的に思っている。そもそも同社は、スイスの手工業的なウォッチメイキングにアメリカ式の工業生産手法を取り入れるという挑戦によって成功したブランドだ。新素材の導入にも積極的で、いまや多くブランドが使用するチタニウムやセラミックスなども、他ブランドに先駆けてコレクションに投入してきた。さらにはチタニウムに匹敵する軽さと堅牢性、セラミックスとほぼ同等の硬度と耐傷性を持つセラタニウム®や、発光するセラミックス“セラルーメ®”など独自素材も開発している。なかでも時計業界に大きな影響を与えたのは、複雑機構のひとつである永久カレンダーの分野においてだ。

 クォーツの普及によって機械式不遇の時代であった1985年、IWCはダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダーを発表した。ETAの7750をベースとした自動巻きのCal.79261を搭載したこの時計が革新的であったのは、永久カレンダー機能をすべてリューズで調整可能だった点だ。これにより、日付、曜日、月、年、ムーンフェイズ(月齢)の調整が複雑な操作なしにできるようになり、従来の永久カレンダーに求められる面倒な操作が解消され、シンプルな操作性を実現した。加えてこの時計が革新的であったのは、その正確性や精度だった。約500年間正確に作動するよう設計され、とりわけ文字盤上に四桁の西暦表示を初めて備えていた点は見逃せない。この四桁の西暦表示は、カレンダー機構の完成度を大幅に引き上げたと言っていいだろう。こうしたほかにはない機構をわずか80点前後の部品で構成していたという事実も画期的だった。

 そんなIWCのパーペチュアル・カレンダーをさらに進化させた時計こそ、金の針賞を受賞したポルトギーゼ・エターナル・カレンダーであり、まさにIWCにおける飽くなき革新への挑戦を象徴する存在である。IWCのスペシャリストであるIWCミュージアム館長、デイヴィッド・セイファー氏はこうした同ブランドの挑戦や製品に対してどんな考えを持っているのか? 我々のインタビューに対し、彼は実に真摯に答えてくれた。


IWCミュージアム館長からみたIWCの魅力とは?
佐藤杏輔(以下、佐藤)

時計好きの人たちのあいだで、IWCは質実剛健で真面目なブランドであるというイメージがあります。IWCの歴史をよく知る立場からみたブランドのイメージ、魅力はどんなところですか?

デイヴィッド・セイファー氏(以下、セイファー氏)

 質実剛健、真面目というイメージには私も同意見です。この質実剛健というのは、つまり信頼性ということに関係するものですし、それは私たちにとって大変重要なものです。 時計で言えば、たとえばムーブメントの優れた精度ですよね。これは過去、歴史的にも常に私たちが提供してきたもので、IWCというブランドの特徴として的を得ていると思います。

佐藤

IWCミュージアムはオープン以来、年間約8000人ものお客様を迎えているそうですが、ミュージアム運営にはどのくらい人たちが関わっているのでしょうか?

セイファー氏

 だいたい3人で運営しています。そのなかのひとりは元時計技師、ウォッチメーカーをしていた方です。それから展示場で仕事をしてくれるスタッフもいます。たとえばお客様の案内係ですね。それからガイドをしてくれる人が10人ほどいて、すべてのスタッフを合わせると20人ぐらいの人たちがいます。

佐藤

ガイド向けの歴史を学ぶ教育プログラムのようなものはあるのでしょうか?

セイファー氏

 もちろん、ありますよ! もうリタイアした時計技師の方や若い人、なかにはシャフハウゼン州のシティガイドとして案内業を専門的にやってきた人もいて、さまざまなお客様、さまざまな質問に答えられるようにきちんとマッチングした多様なガイドがいます。たとえば、今1番年長のマゴーバートさんという方は1979年にIWCに入社した元社員で、勤続40年という豊富な経験を持つ方もガイドとして私たちに協力してくれています。

 ひとりひとりに対して私が教えるということはありませんが、全員が特徴のある案内をしていますし、それぞれに得意なテーマを持っています。先ほどお話したように、長くIWCで働き、ブランドのことを熟知している人たちもいますね。それぞれ自分が選んだ、たとえばベストな展示時計は何かというテーマに沿って説明、案内をすることもあります。これが正しい情報なので覚えておいてくださいと私たちからお伝えすることはもちろんありますが、あとはそれぞれガイドの方に任せています。そのほうがロボットではない、顔の見える人間らしいガイドのあり方ではないかと考えているからです。そうすることで画一的ではない、お客様のニーズに合わせた説明ができると思います。

佐藤

多くのブランドがヒストリカルピースを探すことに注力していますが、IWCミュージアムの展示品はどのように集め、管理しているのですか?

セイファー氏

 もともとホムバーガー家がIWCを所有していた時代から収集を始めていました。そういう意味ではもうコレクションの基盤がしっかりできていたため、私たちは幸運だったと思います。現在も収集は続けていますが、さまざまなチャネルを使っていますよ。とてもありがたいのは、お客様のほうから所有する時計を持ち込んでくださることですね。それからセカンダリーマーケットのディーラーとの人脈がありますし、オークションも見ています。ただ、気をつけないといけないのはIWCが入札の名前に入っていると、いきなり値段が跳ね上がってしまうことですね。私たちとしても毎年使える予算が限られていますので、バランスを見ながら収集をしています。

インタビュー当日、会場となったIWCブティック銀座2階の特設会場には、歴代パーペチュアル・カレンダーやコンプリケーションウォッチが展示された。

佐藤

限られた予算で重視するのは時計のクオリティですか? それとも数を集めることでしょうか?

セイファー氏

 とてもいい質問ですね。やはり複雑機構を備えたいいものを集めようと思うと相当高額になります。たとえばある年代の全コレクションを揃えたいというような場合は数が優先されることもありますが、そのときどきで何を優先すべきかを検討しています。それから市場には出ていない、プロトタイプ、試作品として社内に保存されているものが相当数あり、私たちはこれを展示会でも利用しています。商業化はされなかったけれど、画期的なデザインを持つものが残っていますし、クルト・クラウス氏が作ったプロトタイプもありますね。あとはホワイトセラミックを使用したクロノグラフというのもありました。

 プロトタイプのホワイトセラミック製Ref.3705 フリーガークロノグラフはHODINKEEのジェームズ・ステイシーさんの記事がとても話題になって、2022年の新作として登場することに繋がりましたから、そういった当時は商業化されなかったプロトタイプがインスピレーションの元になって新作に繋がることもあります。

佐藤

卒業論文のテーマにIWCを選んだそうですが、興味を引かれた理由を教えてください。

セイファー氏

 それは、IWCが古い資料にアクセスを認めてくれたオープンマインドな数少ない企業のひとつだったからです。こちらからお願いしたら、すぐにどうぞということでアーカイブを自由に閲覧させてくれました。しかも非常に豊富な資料が残っていました。論文を書く場合、 まず資料を見る機会があること、そしてそれを自由に使わせてもらえることはとても重要な条件になります。それに適ったのがIWCだったのです。

 私は資料を調べることで、たとえば、かつてセラミックスのイノベーションがどのよう起こり、どのような工程で商品化されたのかといったことの再現を試みたり、その再現を試みる際にも、元社員へのインタビューを通じてさまざまな調査をすることができました。

 私は当時、複数の企業の戦略を研究していましたが、IWCの過去の資料はとても膨大で調べるだけでも手一杯なほどでした。加えて、IWCの歴史が自分の研究分野のテイストとマッチしたことも引かれたところです。そのため、手を広げるよりもIWCに絞って研究しようと決めたのです。


長年の課題を解決したエターナル・カレンダー

IWC ポルトギーゼ・エターナル・カレンダー Ref.IW505701 価格は要問合せ

グレゴリオ暦の複雑な規則、不規則性、例外を正確に再現し、対応する“究極のカレンダー”である、IWC初のセキュラー・パーペチュアル・カレンダーモデル。本作を持ってIWCは2024年GPHGの金の針賞を受賞した。時計の詳細はこちらから。

佐藤

2024年に発表されたエターナル・カレンダーのどんなところが魅力だと思いますか? 過去のIWCの技術がDNAにあると思いますが、ミュージアム責任者の視点から見てエターナル・カレンダーの見どころや特徴を教えてください。

セイファー氏

 うるう年問題(※)というのは、1756年にトーマス・マッジが時計の暦、カレンダーを作ったときからどう解決するべきかとずっと考えられてきた問題です。 グレゴリオ暦ではうるう年がない(本来あるべきだが飛ばす年がある)年が2100年に(加えて2200年、2300年にも)巡ってきます。これをどうするのかということです。

 パーペチュアルカレンダーは、日本語にすると永久カレンダーですが、エターナル・カレンダーも日本語では永久カレンダーとなります。英語では区別できるのでいいのですが(笑) では、パーペチュアルカレンダーとエターナル・カレンダーはどこが違うのか。エターナル・カレンダーでは新たに8つのパーツを使ったことによって、2100年のうるう年問題が解決することができたのです(2100年を平年として表示ができるようになった)。2100年のうるう年問題が今の私たちにとって本当に大きな問題かというと、 そんなことはないのですが、歴史的に見ても技術的に見ても、エターナル・カレンダーは時計史において新たな1歩を踏み出す技術になったと考えています。

佐藤

IWCでは過去のコレクションについて、基本的にはどんな製品もアフターサービスが受けられると聞きます。エターナル・カレンダーもそうした生涯アフターサポートされる製品となるのでしょうか?

セイファー氏

 そうですね(笑)。我々がある限り、もちろん“エターナルな存在”でありたいと願っています。真面目な話をすると、当然ながら修復やアフターサービスについては生涯ご心配に及びません。1870年代のF.A.ジョーンズの時代に作られた時計であっても、ちゃんとアフターサービスを受けることができます。スペアパーツがない場合は、イチからパーツを作るということまでやっていますから。たとえばエターナル・カレンダーのムーンフェイズは、1日の誤差が生まれるのが4500万年後ですから、その頃まで我々が存在しているかということは危ぶまれますが(笑)基本的には安心していただいて大丈夫ですよ。


貴重なIWCのアーカイブを今にしっかりと受け継ぐ

こちらは1980年代に1000本限定で製作されたリミテッドモデルのRef.5503。1930年代から1940年代に製造された名機Cal.97の耐震装置付き版であるCal.972をベースに、カレンダーモジュールを加えたCal.9721を搭載。シルバー製のケースに収められている。ハンターケース仕様でシースルーバック越しにムーブメントを見ることができる。クルト・クラウス氏により設計された。

佐藤

230点以上の品々がミュージアムに展示されているそうですが、特に思い入れのある展示品はなんですか?

セイファー氏

 難しい質問ですね。何しろお気に入りがたくさんありすぎるので(笑)。それに時によって自分の趣味も変わりますし、聞かれたときどきで答えが変わってしまうこともありますから。ただし私の個人的な趣味とは関係なく、特別な展示品というのはいくつかあります。そのうちのひとつが、 今でもあるご家族が所有されているとても古い、おそらくIWC最古の懐中時計なんです。それは許可をもらい、現在ミュージアムで展示をさせていただいています。それと1977年の懐中時計ですね。当時は機械式時計に将来はないと言われていましたが、そんななかでもあえてIWCが複雑カレンダー機構を搭載した懐中時計を作り上げた記念すべきもので、今回の来日に合わせて展示しています。

 それからクルト・クラウスは機械式時計にはもう将来がないと言われた当時、なんとかしなければならないということでひとつのプロジェクトを立ち上げました。その結果生まれたのがダ・ヴィンチです。1985年にはダヴィンチでパーペチュアルカレンダーを製作しました。これはパーペチュアルカレンダーがもともと懐中時計に使われていたという伝統をベースにして開発したものです。歴史を振り返ると、IWCは機械式時計が世間から見限られたときにも、ソfれを作り続けたブランドであることがわかります。

1985年に発表されたダ・ヴィンチ・パーペチュアル・カレンダー Ref.3750。英語・フランス語・ドイツ語表記バージョンがあったが、展示されていたのはドイツ語表記仕様のIW3750-01だ。

佐藤

2007年にアシスタントミュージアムキュレーター、2010年にはミュージアムチームのエグゼクティブマネージャーに就任されたそうですが、ミュージアムオープン当初を振り返って思い出深いエピソードを教えてください。

セイファー氏

 個人的なキャリアについては自分にとってはどうでもいいことで、素晴らしい同僚、チームに恵まれたということが一番重要なこと、大切なことでした。私たちが共通して持っていたのは、IWCのヘリテージを受け継いでいくというパッション、情熱です。そしてミュージアムで私たちが研究して収集したものを時計を愛する人たち、コレクターたちと共有するということが何よりも大事なことです。IWCがコレクションを通して際立ったブランドであることを世の人々に知ってもらうということが、自分たちにとって1番大事なことだと考えてましたから。それは単なる一介の資料整理係をしていた頃から、ヘリテージ部門に移って上に立つようになっても変わりません。自分が仕事をできるのはあと16年くらいでしょうか。私は好奇心がとても強いので、まだまだやらなきゃいけないこと山積みだなと思っています。

佐藤

ミュージアムには現在ないものの、今後ぜひ展示したい過去のコレクションはありますか?

セイファー氏

 まずは展示スケールを大きくしたいですね。そのために収集も進めています。それと今私がやりたいと思っているのは、IWCの創立者F.A.ジョーンズが作っていた時代の懐中時計コレクションの展示会です。実現できれば、そもそもIWCができた当時、どんなことを考えていたかが見えてくるのではないかと思っています。

 それからもうひとつは、時計というよりはどちらかといえばアートに近いのですが、IWCの広告宣伝の歴史に関する展示会をしてみたいですね。あまり知られてないのですが、IWCはとてもイノベーティブな広告宣伝を早くから実施しているのです。たとえば1920年から30年代のカタログを見ると、当時としてはもちろん、現代でも通じるような照明の使い方、撮影アングルなど先進的なことをやっているんですよ。あとは1980年代ですね。チューリッヒの新聞に時計を1本だけをぽつんと置いた(構図の)全面広告を出していました。当時としては大きなスペースなのに“1本の時計だけにフォーカスするなんて”と、皆が驚いた広告でした。それは時計の存在感を強調するものでしたが、そういった広告を特集したいと思っています。

セイファー氏愛用のアクアタイマー・クロノ・オートマティック・チタニウム Ref.IW3719-03。TIケースにTIブレスレットを合わせた仕様だ。

佐藤

IWCの過去のコレクションのなかで、個人的に大好きな時計はなんですか?

セイファー氏

 今、好きなものでもいいですか? アクアタイマーのチタニウムです。理由はチタニウムという素材が好きだからという単純なものですが、もう20年も使ってますよ。出張するときなどは、よくこの時計をつけています。

 2016年に受けたあるインタビュー記事をこのあいだ見ていたら、好きな時計は「トップガンのセラミックスです」って答えているんですよね。あのときはそれが本当に好きで、そのあとしばらくしてから個人的に購入しました。あれ(トップガン)は冬場に使っていて、こちら(アクアタイマー)は夏用としてよく使っていますね。

 それとこのアクアタイマーはクロノグラフというのもいいなと思っていますし、派手すぎないところもいいですね。ポルトギーゼもいいですよね。あれはやはりビジネスシーンに向いてるなと思っています。オートマティックだと8日間もパワーリザーブがあるし、日付け表示も付いているので、“仕事の時に、今何日だったかな?”とすぐわかるところが気に入っています。

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※うるう年問題
 グレゴリオ暦における特定の規則によって、うるう年が必ずしも4年に1度、定期的に訪れるわけではないために生じる問題のこと。グレゴリオ暦では、1. 西暦が4で割り切れる年はうるう年となるが、2. 100で割り切れる年はうるう年ではなく、3. 400で割り切れる年はうるう年になるというルールがあるが、100で割り切れるが400では割り切れない場合は、例外的にうるう年とはならない。2100年のうるう年問題は、このため日付計算の精度に起因する技術的な課題となっており、システムやソフトウェアの誤作動、データ処理やカレンダーの不整合などによって混乱が生じる可能性がある。

そのほかの詳細は、IWCの公式サイトをクリック。