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2024年12月19日、HODINKEE Japanの5周年を記念したイベント、Hjp5を開催した。会場は5年前のローンチパーティと同じ、東京・渋谷のTRUNK(HOTEL) CAT STREET。HODINKEE Japanがここまで歩んでこられたのは、何よりも読者の皆さんやパートナー、関係者の皆さんのおかげであり、この夜はその感謝の気持ちを直接お伝えし、次のステージへ向けて新たな一歩を踏み出す特別な時間となった。
この日のイベントには、長年HODINKEEを応援してくれている読者のみなさま、ブランド関係者、合計約200人が訪れた。エレベーターを降りた先、受付のあるホワイエでは世界の名だたるブランドから指名を受ける“盆栽プロデューサー”、小島鉄平氏率いるTRADMAN'S BONSAIの盆栽がゲストを出迎えた。
さらに会場内を右手に進むと、HODINKEEの本社を思わせるミッドセンチュリーデザインの洗練された空間が広がっていた。奥のテーブルにはこれまで発行されたHODINKEE Magazine Japan Editionの試読コーナーも設けられ、これまでに私たちが編纂してきた数々のストーリーを振り返ることができる場を用意。
また、このスペースには11月に開催されたTOKI-刻-ウォッチオークションにも出品された日本のインディペンデントブランドによる希少な作品や、先にアメリカのHODINKEEで販売されて好評を呼んだゼニスとのコラボモデルも展示され、人々は足を止めてひとつひとつの時計に見入っていた。その一角には日本を代表するドレスクロージングブランド、リングヂャケットのトルソーが堂々と配置され、コーディネートに合うようにとマーク・チョー氏がセレクトしたグランドセイコーがその隣に輝いていた。
スペシャルゲストに谷原章介さんが登場
イベントの中心となったトークショーは3部構成で行われた。乾杯のあとに始まった第1部では、俳優の谷原章介さんとHODINKEE Japan編集長の関口 優によるクロストークが実現。時計好きとして知られる谷原さんは、HODINKEEのことも以前から知ってくれていたという。トークのなかでは、自身が愛用する時計の話や、時計にまつわる熱い思いが次々と語られた。
続く第2部では、グランドセイコーの企画担当者である江頭康平さん、本国HODINKEE新編集長のジェームズ・ステイシー、HODINKEE Japanエディターの和田将治が登壇。グランドセイコーが国際的にどのように評価され、愛されているのかを参加者に伝えた。
そして最後の第3部では、G-SHOCKの生みの親である伊部菊雄さんと関口編集長が対談。伝説となったG-SHOCK開発当時の秘話やこれからのブランドを担う企画者たちへの熱いメッセージが共有され、参加者は耳を傾けていた。
なお、これらのトークショーと同じテーマ、同じゲストで対談を行った5周年記念の特別な動画が後日公開される予定だ。各動画では実際に時計も手にしながら、それぞれがさらに深い話題に踏み込んでいる。特に谷原さんのパートでは、ご自身の膨大な時計コレクションも披露する。ぜひ楽しみにしていただきたい。
約2時間半にわたるイベントにはおよそ200名が参加し、会場は終始温かな雰囲気に包まれていた。ゲスト同士が時計談義に花を咲かせ、乾杯の音が響き渡るなか、ボランジェのシャンパンやフィンガーフードが振る舞われ、華やかな時間が流れた。
この5周年イベントは、読者や関係者の支えがあってこそ実現できたものだ。そしてその温かい時間のすべてを、140枚を超える写真とともに、皆さんにもお楽しみいただきたい。HODINKEE Japanはこれからも時計愛好家にとってかけがえのない存在であり続けるために、次の10年へ向けて新たな挑戦を続けていく。
この日の特別な瞬間を、ぜひフォトレポートでご覧ください。
イベント開宴前、谷原さんは自身のコレクションを前に、ジェームズと談笑していた。
この日お持ちいただいた40本の時計は、コレクションのほんの一部だという。谷原さんのコレクションは、後日公開される動画にて詳しく紹介する。
谷原さんが当日つけていたのはジャガー・ルクルトのレベルソ・クラシックだ。
イベントで振る舞われたのは、協賛いただいたシャンパーニュ・ボランジェだ。ドアオープン後には、シャンパーニュ・ボランジェのアンバサダーである新保知彦氏から挨拶があり、ショートムービーと共にその豊かな世界観が共有された。
当日の司会進行を務めた、ラジオDJのNICOさん。
ハースト婦人画報社CEOニコラ・フロケの乾杯でイベントがはじまる。
伊部さんのトーク終了後には、会場全体から暖かな拍手が起こった。
当日はDJのDa Yamaさんが会場のBGMを担当し、心地よい音楽でイベントの雰囲気を彩った。
展示された時計の数々
ゼニス クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー HODINKEE エディション
ナオヤ ヒダ&コー NH TYPE 3B-1
Masa & Co 那由他モデルA
菊野昌宏 蒼
タカノ シャトーヌーベル・クロノメーター
大塚ローテック 6号
Masa & Coより中島正晴さん(左)と篠原那由他さん(右)。
ナオヤ ヒダ&コーの飛田直哉さんにもお越しいただいた。
伊部さんと江頭さんのツーショット!
HODINKEE Magazine Japan Editionで毎号登場してくれるモデルのKouさん。
最後は関口編集長のあいさつで締めくくられた。
Photographs by Keita Takahashi, Cedric Diradourian, Videographer by Nanami Maeda
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