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※アイキャッチ画像にある時計は、クリスティーズと同型モデルですが、実物ではありません。
全世界のボンドファンに告ぐ。ダニエル・クレイグのシリーズ主演最終作『No Time To Die(007/ノー・タイム・トゥ・ダイ)』で実際に着用(シェイク&ステア)されたオメガ シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスタークロノメーター 007 限定モデルが、クリスティーズに出品されることが決定した。クリスティーズは、ロンドンのイーオン・プロダクションズ(Eon Productions Ltd.:ボンド映画の制作会社)との新たなパートナーシップを発表し、ジェームズ・ボンド映画60周年を記念したライブオークションを開催する。2022年9月28日に予定されている“ジェームズ・ボンド60周年記念:ライブオークション(60 Years of James Bond: Live Auction)”は、イーオン社から寄贈された25点のボンドの記念品で埋め尽くされるだろう。
グレード2のチタン製ダイバーズウォッチは、実は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が最終的にスクリーンに登場するほぼ丸2年前の2019年にデビューしている。俳優業以外でオメガのブランドアンバサダーを務めるクレイグは、実はこの時計のデザインプロセスを支援する大役のため、このスイス時計メーカーに採用されたのだ。結局のところ、5本の作品と15年の歳月をかけてボンドを演じた彼以上に、ボンドの時計の好みを知っている人はいないということだ。
彼が映画で着用した『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』シーマスターは、ロンドンのライブオークションに出品される全25ロットのうち、ロット No.3に登場する。オークション前の予想落札価格は1万5000~2万イギリスポンド(約245〜325万円)だ。私にはかなり控えめに感じられる。つまり、オメガは“ボンドウォッチ”という触れ込みだけで、これまで何十万本のシーマスターを販売してきたことを考慮すると、これは本物に限りなく近いと言えるからだ。時計愛好家、ジェームズ・ボンドファン、映画記念品コレクターなど幅広い層から、この作品に大きな関心が寄せられていることは想像に難くない。バイヤーズプレミアムを含むノー・タイム・トゥ・ダイ シーマスターの収益はすべて、職場で働く女性を支援するためのイギリスの非営利団体Time's Up UKに寄付されるということだ。
クレイグが映画で着用したシーマスター ダイバー 300Mが予算オーバーの場合、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の撮影で使用された2本目の時計がライブオークションに出品される。映画のオープニングシーンでボンドが着用していたブルーダイヤルのオメガ シーマスター アクアテラだ。また、クリスティーズとイーオン・プロダクションズがオンラインで主催する2回目のオークションでは、さらに35点のジェームズ・ボンドの記念品が出品される予定だ。このオークションはライブセールが終了した後に開催される。
オメガ シーマスター ダイバー 300M コーアクシャル マスタークロノメーター 42mm チタン 007エディションの詳細については、ジェームズによる2019年のHODINKEEのハンズオンレビュー、またはダニー・ミルトンによる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でこの時計が果たす役割に関するWatching Movie特集をご覧いただきたい。