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我々が知っていること
オリスは新作のダイバーズ65に、素晴らしいスペックシートを添えて発表した。オリスの自社製ムーブメントであるCal.400を、基幹コレクションでは初めてノンデイトの38mm径ダイバーズ65に搭載した形になる。2020年に発表されたオリスのCal.400は、5日間のパワーリザーブ(ツインバレルのメインスプリング、シリコン製ヒゲゼンマイ、その他数多くの技術革新による)を誇るヘルシュタインブランド独自のムーブメントだ。2021年にはオリスとHODINKEEはこのCal.400を38mm径のダイバーズ65に搭載し、第2弾となる限定モデルを販売した。
そして今回、コアコレクションに38mm径のダイバーズ65が登場した。サンバースト仕上げを施したグリーンのグラデーション文字盤と、それにマッチするステンレススティール製逆回転防止ベゼル、そこに立体的に配置された数字が特徴的だ。アプライドインデックスと針には、スーパールミノバが施されている。これはヴィンテージ風のダイバーズウォッチをより現代的にアレンジしたもので、小径ケースへのニーズの高まりに応えるものだ。ケース厚は12.6mmで、小ぶりながらこのダイバーズ65の防水性能は10気圧となっている。
このオリス ダイバーズ65 キャリバー400は、本日より61万6000円(税込)で発売する。既存のダイバーズ65ですっかりおなじみとなった、リベットスタイルのSS製ブレスレットで提供される。
我々の考え
Cal.400を搭載したオリス ダイバーズ65は夢のようなスペックを有したモデルとなっている。5日間ものパワーリザーブを備えたマニュファクチュールムーブメントに加え、直径38mm(厚さ12.6mm)の小ぶりなケースを持ち、デイトもないのだ。ダイバーズ65はもともとレトロな雰囲気が漂うモデルだが、SS製ベゼルと鮮やかなグリーンの文字盤が、通常のブラック文字盤&ブラックベゼルのダイバーズウォッチとは一線を画すモダンな雰囲気を醸し出している。
オリス ダイバーズ65のラインナップは、万人に受け入れられるものとなっている。ブロンズやスティール製のコットンキャンディから、現行のキャリバー400モデルのように本格的なダイバーズウォッチまで、このコレクションにはすべてが揃っているのだ。Cal.400を搭載した今回の38mm径モデルは、時計愛好家を意識した数々のアイデアを盛り込みながらも見事な仕上がりを見せている。
これはオリス版チューダー ブラックベイであり、彼らはあらゆる人々の要望に応えることを恐れていない。スイスの独立系ブランドが持つその姿勢に私は敬意を表する。私はダイバーズウォッチのSSベゼルに常々疑問を感じてきたが、これは主観的な嗜好であり、多くの人にとって大した問題にはならないだろう。
HODINKEEとオリスによるダイバーズ65 キャリバー400は3800ドル(日本円で約60万円)だったので、希望小売価格に100ドルばかり上乗せされただけで比較的リーズナブルに収まっている。
基本情報
ブランド: オリス(Oris)
モデル名: ダイバーズ65(Divers Sixty-Five)
型番: 01 400 7774 4057-07 8 19 18
直径: 38mm
厚さ: 12.6mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: グリーン
インデックス: アプライド
夜光: インデックスと針にスーパールミノバ
防水性能: 10気圧防水(ねじ込み式リューズ)
ストラップ/ブレスレット: SS製ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: オリス キャリバー400
機能: 時刻表示のみ(時・分表示、センターセコンド)、秒針停止機能付き
直径: 30mm
パワーリザーブ: 120時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 31
追加情報: COSC認定は受けていないが、オリスでは日差-3/+5秒の精度を保証している
価格 & 発売時期
価格: 61万6000円(税込)
発売時期: 発売中
詳しくはオリスのウェブサイトをご覧ください。