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フィル・“レフティ”・ミケルソンが、キアワ・アイランド・ゴルフリゾート オーシャンコースの18番グリーンに向かって歩いていた時、彼は歴史を作っていた。そして観客もそれを知っていた。文字通りの海のような観客たちが、目撃者として集まってきたのだ。2本のパットでフィニッシュしたミケルソンは、50歳11ヵ月と8日で、メジャー最年長で優勝(通算6勝め)を果たした。
ウイニングパットを決めたミケルソンの腕には、ブラウンのレザーストラップがついた90年代後半から2000年代前半にかけて製造された、懐かしいホワイトダイヤルのロレックス チェリーニが装着されていた。ミケルソンがロレックスを身に着けていることはニュースではないし(なぜなら、彼はブランド・アンバサダーだ)、チェリーニを身に着けるのも当然のことだ。しかし、この時計は異なる。ミケルソンはこの古いモデルを身に着けてトロフィーを持っただけではなく、プレーもしたのだ。
この時計は、18Kホワイトゴールド製で、アラビア数字のダイヤルを備えたRef. 4233のホワイトダイヤルのようだ。ケースは、直径34mmと小ぶりだが、ホワイトダイヤルは少し大きく見える。同心円状に配置されたダイヤルは、2000年代半ばのロレックス デイトジャストのデザインを彷彿とさせるもので、この時計をとてもスタイリッシュにしている。日常的に見られる時計ではないし、ゴルファーは通常、現行モデルの時計を身に着けるため、ミケルソンにとっては特別な意味があるのだろう。 もし、この時計が彼にとってお守りのようなものであったのなら、今回の試合では見事な活躍を見せてくれたことになる。
偉大な選手の勝利は、特別な気持ちになる - 2019年のタイガー・ウッズのマスターズ優勝のときのように(記事「タイガー・ウッズはロレックス ディープシーを寝ているときも愛用」参照)。そんな時に特別な時計が着けられていると、さらに良い気分になるもの。素晴らしいチョイスですね、フィル。
ロレックス チェリーニについてもっと知りたい方は、Rolex.comへ。
トップ画像は、Getty提供。