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我々が知っていること
タグ・ホイヤーは、モナコを現代的にアレンジした“ダークロード”が発表されてからわずか1ヵ月で、これまでとはまったく異なるアレンジが施したモナコをリリース。今回は、パープルだ。その名もモナコ キャリバー ホイヤー02 パープルダイヤル リミテッドエディション。スタンダードなスティール製のモナコに、ブラックのエッジにフェードインするリッチなパープルのグラデーションダイヤルと、ブラックのクロノグラフサブダイヤルが採用されている。
パープルダイヤルのモナコは今回が初めてだが、この新しい限定モデルは直径39mmで、1969年に発表されたオリジナルのモナコをそのまま受け継いでいる。パープルの裏地が付いたブラックのアリゲーターストラップ付きのパーポナコ(パープル+モナコ)は、タグ・ホイヤーの自動巻きホイヤー キャリバー02クロノグラフムーブメントを搭載し、6時位置に日付表示、スモールセコンド表示、12時間のコラムホイール式クロノグラフを備えている。
500本の限定生産となるこのパーポナコは、今月中にタグ・ホイヤーのブティックでのみ販売され、価格は84万7000円(税込)だ。
我々が思うこと
モータースポーツとマックイーンの時代を背景に持つモナコは、自動巻きクロノグラフの誕生と同じだけの歴史を持ったユニークでまったく型破りなクロノグラフだ。僕はパープルの文字盤はあまり好きではないが、モナコは奇抜で個性的な時計なのでどんな色でも似合うと思う。ブラック、記録を打ち立てたブルー、ブルーとオレンジ、レッドとシルバー、グレーとブラック、また別のブルー、グレーとシルバー、ブラックとホワイト、ブルーとシルバー(レッドのアクセント入り)、異なるレッドとシルバー、あるいはブラウンっぽいものもある。きっとこれで全部ではないだろう。
モナコは、ヴィンテージスポーツウォッチの世界では、今でもカルト的な人気を誇るコレクターズモデルだ。ピットレーンの向こう側からでもモナコとすぐにわかるし、一部のコレクターはその風変わりなスクエアケースに熱狂している。タグ・ホイヤーのような大企業が、モナコのユニークさを表現するためにパープルフェイスのこのモデルをわずか500本しか製造しないのだから、お近くのブティックでケースに入った1本を見るには、アクセルを踏み込む必要があるかもしれない。
基本情報
ブランド: タグ・ホイヤー(TAG Heuer)
モデル名: モナコ キャリバー ホイヤー02 パープルダイヤル リミテッドエディション(Monaco Purple Dial Limited Edition)
型番: CBL2118.FC6518
直径: 39mm
ケース素材: スティール
文字盤色: パープル
インデックス: アプライド
夜行: あり、スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ブラックのアリゲーターストラップ、パープルの裏地、スティール製フォールディングバックル付き
ムーブメント情報
キャリバー: キャリバー ホイヤー02
機能: 時、分、秒、日付、12時間クロノグラフ
直径: 31mm
パワーリザーブ: 80時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 33
追加情報: コラムホイール
価格 & 発売時期
価格: 84万7000円(税込)
発売時期: 2022年7月
限定: 500本