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Introducing クリストファー・ウォードから新作トライデント プロ300 GMTが登場

イギリスで愛されるブランドが、最も人気のある機能を搭載して主力製品をアップデートしました。

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我々が知っていること

クリストファー・ウォードは、“世界で最も高品質でありながら最も安価な時計”をつくると触れまわるメーカーであり、この度その主力ラインの一部にGMTモデルが復活することを発表しました。この新モデル、トライデント プロ300は3つのバリエーションで提供され、好みに合わせて選べる豊富なオプションが用意されています。価値を重視したGMTでありながら、選択の幅を広げるいくつかのカラーバリエーションが特徴です。

christopher ward gmt

 まず基本的な情報から。イギリスブランドが新たに提供するモデルはトライデント プロ300 GMTと呼ばれるステンレススティールモデルです。3つの異なる仕様から選ぶことができ、まずダークダイヤル(ネイビーブルー)またはライトダイヤル(ホワイト)に、それぞれの“ブルー”カラーの配色に対応する2色のセラミックベゼルがあります。3本目の仕様は、より大胆なターコイズとイエローの組み合わせで、SS製のレリーフベゼルが特徴です。またSS製ブレスレットは、3リンクと5リンクの2種類から選ぶことができ、好みでラバーストラップも選べます。

 トライデントコレクションの時計は、多くのファンに愛されているモデルです。ご存じない方のために補足すると、CW(クリストファー・ウォード)は自社の独立したフォーラムを通じて、完璧なダイバーズウォッチとは何かを問いかけてファンに意見を求めました。その答えがトライデント300でした。過去には、3針モデルが38mm、40mm、42mmのサイズで提供されていましたが、今回のGMTモデルは40mmのケースサイズに限定され、それでも厚さはわずか11.8mmです。300mの防水性能を備えたGMTモデルとしては、この薄さはうれしいポイントです。

 クリストファー・ウォードは、内部に収めるキャリバーとして自動巻きのセリタ製SW330-2を採用しました。この“コーラー”GMTムーブメントは、ほかの多くのGMTモデルでも使用されており、価格帯は1000ドル(日本円で約15万4000円)程度から、それ以上のものもあります。SW330-2は、ETA 2893-2のクローンであるSW330-1を改良したもので、その信頼性は折り紙付きです。改良点としては、GMTのクイックセット機能のアップデート、石数の増加(25石)、そしてパワーリザーブの延長(約42時間から約56時間)が挙げられます。全体として、このGMTムーブメントは2万8800振動/時(4Hz)で快適に動作し、日差±20秒の精度を維持します。

christopher ward

 新しいクリストファー・ウォード トライデント プロ300 GMTの価格は1195ドル(日本円で約18万4000円)から始まり、ストラップやブレスレットによって価格が上がります(全価格の概要は以下のとおりです)。


我々の考え

詳細について! この時計は確かにディテールと洗練さにこだわっているようです。C65 トライデントよりすっきりした文字盤こそ、この時計の真価です。この美しくバランスの取れた針の仕上げ、アプライドのインデックスとツインフラッグのロゴ、そしてカラーマッチしたデイトホイール(6時位置に配置されており、これは最良の配置と言えるでしょう)と組み合わせることで、全体として非常に考え抜かれた見事な作品となっています。いずれもGMTモデルとして新しいものではありませんが、この細部へのこだわりとコミットメントが、クリストファー・ウォードの真の価値提案として強化されている部分となるのです。

 (光を反射して美しく見えるようにデザインされた)“ライトキャッチャー”ケースの非常に美しいプロポーションを見ると、38mmサイズでの展開も見たくなりました。しかしクリストファー・ウォードのほかのGMTモデルが36mm、38mm、39mmであることを考えると、40mmがより理にかなっているのは理解できます。CWのサイジングに関しては、選択肢に事欠くことはありません。

左が3リンクの“バーダー”、右が5リンクの“コンソート”。

 全体的なデザインと薄型ケースがスリムなプロファイルを実現し、その上に曲線を描いて伸びるラグが組み合わさることで、時計が大きくなりすぎる心配はほとんどありません。さらに個人的な好みですが、このモデルが“コーラー”ではなく“フライヤー”GMTであればよかったと思います。最近はよく飛行機に乗ることが多いため、そのほうが便利だからです。クイックリリースブレスレットは、それぞれにマイクロアジャスト機能がついており、カジュアルな場面から少しフォーマルな場面まで簡単に対応できます。幅20mmのドレープラグは、どんなストラップにも対応できると思います。

 この時計は鋭い外観と高い機能性を備えた1本であり、もしそれが好みに合えば、唯一の時計として十分に満足できるでしょう。


基本情報

ブランド: クリストファー・ウォード(Christopher Ward)
モデル名: トライデント プロ300 GMT(Trident Pro 300 GMT)

直径: 40mm
厚さ: 11.8mm
ラグからラグまで: 47.4mm
ラグ幅: 20mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブルー、ホワイト、ターコイズのグラデーション
ベゼル: 双方向回転、120クリック
インデックス: アプライド
夜光: あり、SLN C1 X1 BL
防水性能: 300m
ストラップ/ブレスレット: 3リンクの“バーダー”、5リンクの“コンソート”、テーパーのついたFKMアクアフレックスラバーの3種類


ムーブメント情報

キャリバー: セリタSW330-2
機能: 時・分表示、センターセコンド(ハック機能)、日付表示(クイックセット)、“コーラー”GMT
直径: 26.2mm
厚さ: 4.1mm
パワーリザーブ: 約56時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 25


価格 & 発売時期

価格: ラバーストラップが1195ドル(日本円で約18万4000円)、3リンクの“バーダー”ブレスが1380ドル(日本円で約21万3000円)、5リンクの“コンソート”ブレスが1420ドル(日本円で約21万9000円)
発売時期: すぐに
限定: なし

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