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我々が知っていること
本日、グランドセイコーは新作SBGY043を発表した。本作はブランドのなかでも特に人気の高い“巌(いわお)”ダイヤルパターンに、深みのあるインディゴカラーを組み合わせたクリーンな仕様が特徴である。このパターン自体は新しいものではなく、SBGE295やファンから高い支持を集めるSBGA413 “春分”など、すでに他モデルでも採用されてきた意匠だ。そのため本作においてブランドが強調しているのは、このダークブルーの色調にある。それは日本の伝統的な藍染、すなわち“勝色(かちいろ)”へのオマージュとして位置付けられている。より深みのある色調を採用したことで、岩肌を思わせる交差模様はぐっと落ち着いた印象となり、ベースの文字盤と、研磨およびファセット加工が施された針やアプライドインデックスとのコントラストもいっそう際立っている。
SBGY007“御神渡り(おみわたり)” にも搭載されているCal.9R31。
本作はグランドセイコーが手がける、薄型でエレガントかつドレッシーなクッションケースを採用している。このケースは、おそらくライトブルーやホワイトの御神渡りダイヤルを備えたモデルでよく知られているものだろう。だが、この濃色のインディゴをまとったSBGY043は、より引き締まった印象のドレスウォッチに仕上がっている。テクスチャーの強い表情は間近で見るか、明るい光の下に置いたときに初めて姿を現すのだ。ケースはダイヤル面が広くワイドな見た目だが、実際のサイズはコンパクトにまとめられている。直径38.5mm、厚さ10.2mm、ラグ・トゥ・ラグは43.7mmだ。シースルーバック越しに見えるのは、スプリングドライブ駆動のCal.9R31。約72時間のパワーリザーブを備え、日差±1秒の精度を公称する手巻きムーブメントである。
ドレッシーな9連ブレスレットを組み合わせた新作グランドセイコー SBGY043の価格は、127万6000円(税込)である。
我々の考え
現行カタログにラインナップされている、明るい色調のSS製御神渡りモデル2本に対し、本作はエレガンスコレクションに加わる新たなダイヤルバリエーションとして、より控えめなデザイン構成でありながらもいくぶん印象的な表情を備えている。正直に言えば、このダイヤル自体に特段の新規性があるわけではない。というのも、この勝色のインディゴカラーと同様のテクスチャーの組み合わせは、数年前に登場したSBGA469ですでに採用されているのだ。しかし本作では、パワーリザーブインジケーター(このモデルでは裏面、ムーブメントブリッジ上に統合されている)によってダイヤルが遮られることもなく、さらにデイト表示も排されている。結果、この表情豊かなダイヤルを余すところなく楽しめる点は、十分に評価すべきポイントだろう。私は以前からこのケースシェイプとスリムなCal.9R31を気に入っているが、今回このラインナップに限定モデルではない新たな定番モデルが加わるという決定には文句のつけようがない。
基本情報
ブランド: グランドセイコー(Grand Seiko)
型番: SBGY043
直径: 38.5mm
厚さ: 10.2mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: インディゴブルー
インデックス: アプライド
夜光: なし
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: SS製9連ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: 9R31 スプリングドライブ
機能: 時・分表示、センターセコンド、パワーリザーブインジケーター
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 手巻き
石数: 30
クロノメーター: なし
価格 & 発売時期
価格: 127万6000円(税込)
発売時期: 2026年6月発売予定
限定: なし
詳細はこちらからご覧ください。
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