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山々を望むバンクーバー・ノースショアで開催されたバンクーバー・タイムピース・ショーは、今年4月に第2回目を迎えた。このイベントは、優れた価値を提供するブランドのための、真の時計愛好家が主導するプラットフォームを提供しており、バンクーバー、トロント、そして5月下旬に初開催となるモントリオールと、現在3都市で開催されているカナダ・タイムピース・ショーシリーズの一環だ。
ジュネーブでの大規模な見本市が終わってから1週間も経たないうちに、私は飛行機に飛び乗り、全く異なるタイプの時計見本市のためにバンクーバーへと向かった。ノースバンクーバーにある造船所の明るく開放的な空間で開催された今年のバンクーバー・ショーは、出展ブランドこそ減ったものの、来場者数は約20%増の約3000人に達した。
9月に開催されるトロントのイベントよりも小規模でカジュアルなバンクーバー・タイムピース・ショーは、地元の時計シーンを反映しつつ、より幅広いブランドや参加者を集めている。それでは、ショーに出展したブランドの注目モデルと、会場で見かけた時計愛好家たちの腕時計をいくつかご紹介しよう。
12時間ベゼルを備えたパステルカラーのハリオス シーフォース。とてもバンクーバーらしい。
UVライトの下で光るマラソンの時計たち。
新発売のマラソン セラシェル ナビゲーター。40年の歴史を持つ名作を、ベゼル機構を改良して(固定式ではなく)通常のバネ棒を採用し、手首への負担を軽減する新しいケース素材で進化させた。
マイクロミルスペックは、多才なミルグラフのバリエーションで僕たちを魅了し続けている。写真は75本限定の“プロジェクト・サボタージュ”と呼ばれるBlack Badgerとのコラボモデル。
アレス(Ares)は、ショー会場の北側にそびえる山々の標高地形図をレーザー刻印したダイバー1 クォーツの特別モデルを製作した。
チューダー ブラックベイ プロ。
ガルフカラーを纏ったFerro & Coのレースマスター。
シグマ BF。
ヴィンテージレースに着想を得たサンレックス(Sunrex)の時計が展示されていた。
ベルギーを拠点とするガボックス(Gavox)の時計は、ショーでファンのお気に入りだった。
大胆なロマゴ ルーレットマスターII スケルトンを手に。
ブランドの象徴的なディスプレイに浮遊するリング状の秒針がアイコニックでクールなボーブルーのラ・ピース ナンバーツー シルバー(Beaubleu La Piece No2 Silver)。浮遊物の呼び方は何でもいいが、実物はとてもかっこいい。
薄くて柔らかいラバーストラップを装着したクリストファー・ウォードのC63 トゥルー GMT。
モーリス・ラクロアは、バンクーバー・タイムピース・ショーに出展した大手ブランドのひとつだ。
アイソトープ ムーンショット クロノグラフの新色は、私がレビューしたモデルとは全く異なる雰囲気だ。
アイソトープは、(現在は完売した)オヴニー ジャンピングアワー ファウンダーズエディションでも、独創的で楽しいデザインを続けている。1時間ごとにジャンプするたびにアワーディスプレイの小窓が回転し、開口部から現在の時刻を表示する仕組みだ。
ボブが身に着けているのはアイソトープ マーキュリー シャドウ。
現行のロレックス GMTマスター IIにNATOストラップを合わせるのがたまらない。
グライシン コンバット オート GMT。
マウント ウエスト サミット(Mount West Summit)は、現在予約受付中の新作で、ブランドが“デュアル・ユニディレクショナル・ベゼル(Dual Uni-Directional Bezel)”と呼ぶ機構を搭載している。反時計回りに回転させると、外側の経過時間ベゼルと内側の12時間ベゼルの両方が回転する。そして時計回りに回すと、外側のベゼルだけが回転するのだ。詳しくはこちらから。
個人的にお気に入りのヴァー G5 GMT。
がっしりとしたマラソン。
バリオ 1918 トレンチ(Vario 1918 Trench)のバリエーション。
どちらかというと私の好みなのは、バリオの1945 D12 フィールドウォッチだ。
アベンチュリンダイヤルとタングステン製のベゼルを備えた200m防水のダイバーズ、ヴェネチアニコのネレイデ アベンチュリーナ ネラ(Venezianico Nereide Avventurina Nera)は、なかなかのハンサムウォッチだ。
RZEの優れたUTD-8000から、新たに発売された強烈なカラーリングの最新バージョン。
Canopy Watch Coは、初めて聞くブランドだった。これはフォージドカーボン製のベゼルインサートを持つ39mm径ダイバーズウォッチ、ウェイク・ワン。
こちらはオレンジカラーのフィールド・ワン。フルチタン製で耐傷性を高めるDLC加工が施されたフィールドウォッチだ。599ドル(日本円で約9万5000円)という価格は、間違いなく今回のバンクーバー・タイムピース・ショーで最もコストパフォーマンスに優れた1本だった。
ヴォストラ(Vostra) ベクター クロノグラフのふたつのバリエーション。
珍しいハリオス シーフォース ブロンズ。
CWCのクォーツダイバー。
愛らしいヴィンテージのオメガ。
最近発売されたばかりのバルティック ウール デュ モンド ワールドタイマーのラブラドライトモデルを試着することができた。とても素晴らしく、着用するときわめてコンパクトに感じられる。
バンクーバー・タイムピース・ショーのもうひとつのハイライトは、22Studioと彼らのセメントダイヤルウォッチだった。このブランドはセメントを使った製品(ペンや置き時計など)をいくつか製造しており、これは4Dコンクリート製の時計だ。二重の螺旋階段に着想を得たダイヤルが特徴で、深みと色調の魅力的な応用を見せている。ミヨタ 9015を搭載し、ケース径は43mm、価格は1000ドル(日本円で約15万8000円)を少し超える。
ダイヤル中央から針が立ち上がる様子に注目して欲しい。
エアロスペースを見るといつも興奮する。特にグレーのNATOストラップとの組み合わせは最高だ。
フォトグラファー兼ビデオグラファーのジュリアン・フォック氏(Julian Fok/@4thdimension.pics)が身に着けているのは、イエローダイヤルが素晴らしいブライトリング エマージェンシー。
アーケン アルテラムに加わったさりげない新色のグリーン。
マコトのダイバーズウォッチ、ボウケン(Boken)。40mmのG5チタン製ケースと、300m防水を備えており、800ドル(日本円で約12万7000円)を切る価格設定は際立っていた。
ハウイー氏が着けているのはアキュトロン アストロノート。ブレスレットが素晴らしい。
5280 Watch Coのアンテロ(Antero)はワイルドでカラフルな彫金ダイヤルが特徴だ。
ジンのU50 S.L!
カナダの風景を背景にしたパネライ ルミノール。
トロピカルティールカラーを纏ったボークロフトのコントゥア GMT(Beaucroft Controu GMT)。
フランク ミュラーと、レッドバー×オリス ダイバーズ65を組み合わせた、きわめてマニアックなダブルリスト。
とても楽しい『となりのトトロ』のプロモーションウォッチ。
チタン製のオメガ シーマスター 2231。ダイヤルはブルーから深いパープルへと退色している。2231は本当に通好みの隠れた名作だ。
試着せずにはいられなかった。
ミンの17.06。
SNS上で顔を出さない友人が、愛用のA.ランゲ&ゾーネ 1815を着用していた。
珍しい仕様の、実に控えめで上品なきわめて珍しく、とても繊細な作りのクロノスイス デルフィス ジャンプアワー。
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