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我々が知っていること
3度の成功を経て、セイコー、ニューヨークを拠点とするアパレルブランドのローイングブレザーズ、そしてウィンド ヴィンテージ(Wind Vintage)のエリック・ウィンド(Eric Wind)氏によるトリオが長い休止期間を経て、第4弾となるコラボレーションモデルを発表した。
このふたつの新モデルに見覚えがあるなら、それは正解だ。これらは基本的に、セイコーとローイングブレザーズが2021年にコラボレーションした初期モデルのひとつ、Ref.SRPG49を受け継ぐモデルと言える。その“ラリーダイバー”は、1960年代後半のヴィンテージのセイコー ラリーダイバーへのオマージュであり、エリック・ウィンド氏にとって、そのヴィンテージモデルこそ自身が初めて購入したヴィンテージウォッチだったという。
そして5年の時を経て、この3者はラリーダイバーをモチーフとした新たなセイコー 5スポーツウォッチを2モデル発表した。いずれもシリアルナンバー入りで、各色2500本限定だ。つまり今回の製造本数は合計5000本という比較的大規模な限定生産となる。
ブルーダイヤルのRef.SRPM19は、2021年モデルと同じ42.5mmケースを採用。一方、グリーンダイヤルはよりコンパクトな38mmケースで展開される。逆回転防止ベゼルには、ラリーダイバーの特徴的な市松模様のアルミニウム製インサートを採用。シルバーをベースに、鮮やかなブルーまたはフォレストグリーンを組み合わせ、ダブルネームのダイヤルカラーとマッチしている。針は基本的にサテン仕上げだが、秒針には赤と白のストライプが施され、スポーティなアクセントを添えている。両モデルともステンレススティール製のブレスレット(おなじみのセイコー5の刻印入りクラスプ付き)が備わっている。さらに、グリーンモデルにはブルーのナイロンストラップ、ブルーモデルにはグリーンのナイロンストラップがそれぞれ付属する。
内部には、セイコー 5シリーズではおなじみの自動巻きムーブメント Cal.4R36を搭載。約41時間のパワーリザーブを備え、毎時2万1600振動で駆動する。シースルーバックには水滴が滴る蛇口を描いたローイングブレザーズの“バスクラブ”モチーフと、セイコーとウィンド ヴィンテージのロゴが大きくプリントされているため、シースルーバックからムーブメントを見ることはできるものの、ローイングブレザーズの"Bath Club"モチーフなどの大きなプリントによって一部が隠されている。
ローイングブレザーズとセイコー 5スポーツのカプセルコレクションは、アメリカ東部時間で2026年7月9日(木)午前11時(日本時間で7月10日(金)午前0時)に発売される。新作モデルはローイングブレザーズおよびセイコーの公式サイトで購入可能となるほか、ローイングブレザーズのニューヨーク店でも少数が販売される予定だ。価格はいずれのモデルも495ドル(日本円で約8万円)となっている。
我々の考え
この異色のコラボレーションによるリリースが3年続いた時期を考えると、今回のコラボモデルは久しぶりだ。一見すると、ローイングブレザーズとウィンド ヴィンテージは共通点があまりないように見えるかもしれないが、その背景を知れば、この組み合わせが実に自然なものであることがわかる。エリック・ウィンド氏とローイングブレザーズの創設者ジャック・カールソン(Jack Carlson)氏がかつてジョージタウン大学の同級生(そしてもちろん友人)だったのだ。限定コラボレーションが次々と登場していた熱狂的な時代のなかで、初回コラボモデルが発表され、このモデルがオンライン上で巻き起こした盛り上がりを今でも覚えている。そして私自身も、当時ラリーダイバーの1本を手に入れることができた。以来、それは今でも今でもお気に入りのひとつだ。
個人的には、ナイロン製のストラップで着用するのが正しい方法だと思う。
今回のコラボレーションは、デザイン面ではかなり慎重なアプローチを取っている。そして、それは意図的なものだと思う。2021年に登場した初代ラリーダイバーは当時の生産数はわずか500本で、最初の3モデルのなかでもっとも人気を集めたモデルと言っても過言ではない。今回、ブルーとグリーンのラリーダイバーを大幅に増産したことは、より多くの人に楽しんでもらえるようにしつつ、初代モデルのモノクローム(秒針を除く)の魅力をそのままに保ちつつ、特別なものにしている。しかし小ぶりな手首に合うブルーモデルを期待していた人にとっては、今回38mmケースがグリーンモデルだけに用意されたことを残念に感じるかもしれない。救いになる点を挙げるなら、セイコー 5スポーツのケースはもともとラグ・トゥ・ラグがコンパクトで、実際の装着感は数字以上に小さく感じられる傾向がある。今回のカプセルコレクションは、必ずしも従来の時計コレクターだけを対象にしてきたわけではないが、過去のリリースが大きな成功を収めてきたことを考えれば、今回もローイングブレザーズらしいファッション感度の高い層だけでなく、オンラインコミュニティ全体から大きな支持を得ることは間違いないだろう。
基本情報
ブランド: セイコー×ローイングブレザーズ×ウィンド ヴィンテージ(Seiko x Rowing Blazers x Wind Vintage)
モデル名: ラリーダイバー(Rally Diver)
型番: SRPM19(ブルー)、SRPM21(グリーン)
直径: 42.5mm(ブルー)、38mm(グリーン)
厚さ: 13.4mm(ブルー)、12.1mm(グリーン)
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブルー、グリーン
インデックス: アプライド
夜光: あり、ルミブライト
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ステンレススティール製ブレスレットに加え、交換用ナイロンストラップが付属
ムーブメント情報
キャリバー: 4R36
機能: 時・分表示、センターセコンド、曜日、日付表示
パワーリザーブ: 41時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24
クロノメーター認定: なし
価格&発売時期
価格: 495ドル(日本円で約8万円)
発売: ローイングブレザーズまたはセイコーの公式サイト、ローイングブレザーズのニューヨーク店
限定: あり、各カラー2500本(シリアルナンバー入り)
詳しくはこちらをご覧ください。
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