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飽き飽きしたかどうかは別として、ムーンスウォッチは持ちこたえている。今年はムーンシャインゴールドの年であり、それは8月も続いていた。2023年、我々は毎月ムーンシャインゴールドのクロノグラフ秒針に採用されたデザインがちょっとずつ異なる、ムーンスウォッチ ミッション・トゥ・ムーンシャインゴールドを見てきた。今年のリリースは、そのクロノグラフ秒針以外、すべて同じミッション・トゥ・ザ・ムーンボディを共有している。だが今週、それが様変わりした。
8月30日にスウォッチとオメガは、ムーンスウォッチ全モデルのなかで最も人気が高く、またダニエル・クレイグ(Daniel Craig)も着用したミッション・トゥ・ネプチューンに焦点を当てたようだ。そう、言葉のとおり、ブルーのムーンスウォッチだ。このモデルは着用者の肌に色が移って、こすり落とされるという問題があったとかなかったとか。この問題に対処するべく一時的に生産が中止されたモデルであり、その結果、スウォッチブティックで購入するのが最も難しく、最も希少なモデルとなった。
このネプチューンが手に入るのは何も1カ所だけではない。発売日である水曜日には、これを手に入れるための行列が全世界86都市で発生するだろう。これが“ブルームーン”の力だ。とりわけクールなのは、ムーンシャインゴールドの針以外のデザインにほとんど変更がないことだ。
間違いなく否定派は否定するだろうが、ムーンスウォッチは文化的な現象として継続している。この惑星がもたらしたシンプルな変化が、我々の未来にさらなる興奮と長蛇の列、そしてより多くのムーンスウォッチ・マッドネスに火をつけるかもしれない。このリリースの規模からするとスウォッチの各店舗に置かれる可能性が高い。ただしオンラインでは買えないことをお忘れなく。前回と同様、幸運を祈る。