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我々が知っていること
タグ・ホイヤー カレラ “グラスボックス”は、この1年で着実にラインナップを拡大した。しかしその一方で、最近復活を遂げたスキッパーも、ローズゴールド(RG)のケースとマッチしたダイヤルのアクセントを備えた2代目モデルを発表した。
スティール製スキッパーの発表から1年も経たないうちに、RG製の同モデルが登場したことになる。ケース素材の変更は別として、このRGモデルはブルーダイヤルと航海をテーマにしたカラーリング(クロノグラフ秒針のレッドに至るまで)を維持することで、グラスボックスに由来した黄金律を破綻させていない。サイズも変わらず、ゴールドのスキッパーは幅39mm、厚さ13.9m(サファイアクリスタル風防を含む)、ラグからラグまでの全長は46mmである。
ムーブメントもスティール製と変わらず、ホイヤー02の特別バージョンであるTH-20-06を搭載する。これが12時間積算計を持つコラムホイール式クロノグラフに加え、6時位置にデイト表示、中央にクロノグラフ秒針を備えた仕様となっている。ムーブメントの振動数は2万8800振動/時(4Hz)で、パワーリザーブは80時間である。
無垢のRGであるため、価格はスティール製(税込90万7500円)よりもやや高価に設定されている。ゴールド製スキッパーの価格は269万5000円(税込)で、限定モデルではない。
我々の考え
ライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)が着用したRef.1158CHにインスパイアされたYG製のカレラ グラスボックスのようなモデルがRG仕様よりも理想的であったが、私はスキッパー(そしてグラスボックス)が本当に好きで、このモデルも例外ではない。私は過去にタグ・ホイヤーに辛辣な態度をとったことがあるが、クロノグラフの愛好家ではないにもかかわらず、この時計のつけ心地と見た目が大好きだ。RG仕様でもその魅力が損なわれることはない。もしあなたがスキッパーやより幅広のカレラの魅力が理解できないのであれば、ホイヤー カレラに関するベンのReference Pointsの記事をチェックすることを強くおすすめしておく。さらに、ジェフ・スタイン執筆による“スキッパレラ”の根強い人気に関する素晴らしい記事もご覧いただきたい。
とはいえ、スティールモデルが100万円未満であるのに対し、このRG仕様モデルがかなり高価であるのも事実だ。それにこの価格帯であれば、カレラのカタログのなかでも特別ながらニッチな製品として残り続けると思う。通常モデルとしてスティール仕様があってのゴールド仕様ということであれば、私は(たとえ買えないとしても)この現実を受け入れることができる。
読者諸兄はどちらがお好みだろう……、スティールか、ゴールドか? 私はタグ・ホイヤーがカレラ グラスボックスのデザインで絶対的な成功を収めていると思うし、このブランドが愛好家を興奮させるような時計をさらに生み出すのが楽しみだ。
基本情報
ブランド: タグ・ホイヤー(Tag Heuer)
モデル名: カレラ クロノグラフ スキッパー
型番: CBS2241.FN8023
直径: 39mm
厚さ: 13.9mm
全長: 46mm
ケース素材: 18K(5N)ローズゴールド
文字盤色: ブルー
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: RG製尾錠付きのブルーファブリックストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: ホイヤー 02
機能: 時・分・秒表示、デイト表示、12時間積算計
直径: 32mm
パワーリザーブ: 80時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時(4Hz)
石数: 33
追加情報: コラムホイール式クロノグラフ
価格 & 発売時期
価格: 269万5000円(税込)
発売時期: 2024年4月
限定: なし