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NBAの大スター、レブロン・ジェームズのHBOオリジナルシリーズの「The Shop」のシーズン4が金曜日にスタートした。理髪店を舞台に、実際に髪を切ってもらいながら議論するこの番組には、放送開始以来、バラク・オバマ元大統領をはじめとする多くの著名人が出演してきた。しかし、Jay-Zのような大物ゲストが登場することはめったにないことだ。番組内では、現役最強のラッパーであるJay-Zが、ハイコンプリケーションのオーデマ ピゲ(AP)のロイヤル オークを身に着けていただけでなく、他の出演陣も素晴らしい時計を身に着けていた。レブロンのコーラルレッドのオイスター パーペチュアル(下の写真)は、我々が見つけた中で最もタフな腕時計だったことを物語っている。
そのオイスター パーペチュアル(OP)について。2020年の夏にロレックスが発表した鮮やかなOPシリーズのうちのひとつで、数十年前にロレックスが作ったステラダイヤルにちなんだものだ。ダニーの記事でロレックス オイスター パーペチュアルの5つのサイズを紹介したが、同社はコーラルレッドのダイヤルを3つのサイズで製造している。31mm、36mm、41mmだ。身長206 cmのジェームズは、ほぼ間違いなく大きいサイズを選んだだろう。41mmの画像がないため、36mmをご紹介する。3、6、9のダブルバトンマーカーのレイアウトは共通だ。 レブロンはたくさんの時計を所有していて、どんな時計でも手に入れることができるが、彼が選んだのは、普段使いできる楽しいスティール製のロレックスで、価格は62万1500円(税込)だ。
Jay-Zと時計の歴史は古く、長いキャリアのなかでさまざまなブランドの時計を身に着けている姿が撮影されている。しかし、ほとんどの場合、彼はAPを愛用していた。彼がロイヤル オークを愛用していることは、番組の序盤から明らかだった。一体型のブレスレットが特徴的なのだ。彼の身振りによって、それがセラミック製であることに気づいたのだが、APの世界ではすでにステートメントピース(主役アイテム)となっているモデルである。Jay-Zの手と手首が一瞬カメラに向けられたいくつかのクローズアップでは、ロイヤル オーク・パーペチュアルカレンダー・オープンワーク・ブラックセラミックケースであることを示している。レブロンは、技術的に偉大なバスケットボーラーかもしれないが、Jay-Zはセラミック製のキラーハイコンプリケーションでダンクシュートを決めた。
Jay-Zに加えて、スプリングヒル・エンターテインメントのCEOであるマーベリック・カーターも、紫のラバーストラップを付けたロイヤルオーク コンセプトを身に着けていた。ストラップとケースの特徴的なマークから、オーデマ ピゲ ロイヤル オーク コンセプト“ブラックパンサー”フライング トゥールビヨンであることが分かった。このマーベルにインスパイアされた時計は、4月に250本限定で発売され、価格は15万スイスフラン(約1830万円)だった。
そして最後に、この番組の共同制作者であり、対談にも参加したポール・リベラ氏がAPを着用していた。これはちょっと分かりにくいかもしれない。ロイヤル オークの一種で、オフショアの可能性もある。ストラップが付いていて、ケースの横顔がはっきりしているが、これ以上推測するよりも、このままにしておきたいと思う。
時計はさておき、番組は大盛り上がりだった。Jay-Zは、ドクター・ドレーのために“Still D.R.E.”をゴーストライターとして書いた時のことを話していた。本当に? 時計の話は出なかったが、少なくともカメラの前では時計の話が出なかったとしか思えない。というか、これだけの時計が一堂に会しているのだから、頼むよ。
The Shopは、HBO スポーツのプロダクション。HBO Maxで視聴可能だ。
TOP画像: Courtesy HBO Max.