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我々が知っていること
愛好家のあいだで正確な日付について議論されているが、ブライトリングによると、2022年はナビタイマーの70周年にあたるとのことだ。ブライトリングはこれを記念して複数の、つまり46mm、43mm、41mm、ステンレススティール、レッドゴールドのナビタイマーコレクションを発表した。サイズだけでは物足りないという方には、13種類のダイヤルから選ぶことができる。
ナビタイマーはブライトリングの最も有名なデザインのひとつだ。ウィリー・ブライトリング(Willy Breitling)は、50年代初頭、コックピットにいるパイロットを直接助けるため、この時計を夢見た。彼はこれをナビゲーション・タイマー、または“ナビタイマー”と呼んだ。この時計はベゼルに回転計算尺を備え、クロノグラフと連動してコックピットでの計算を容易にするものだった。これは大評判となった。あまりの人気ぶりに、AOPA(Aircraft Owners and Pilots Association)がブライトリングと提携し、12時位置に翼の紋章をあしらったブランドデザインを発表したほどである。50年代には民間航空が盛んになり、週末を過ごすパイロットはもちろん、プロや軍のパイロットも皆、腕時計を必要としていた。ブライトリングのナビタイマーは、航空業界の人々にとって当たり前の存在となったのだ。それは価値あるツールと考えられた。
スコット・カーペンター(Scott Carpenter)は60年代初頭、ブライトリングにナビタイマーを宇宙飛行用に24時間計に改造することを持ちかけ、ナビタイマーのデザインをベースにブライトリング ナビタイマー コスモノートが誕生したのだ。カーペンターのようなプロフェッショナルのみならず、マイルス・デイビス(Miles Davis)、セルジュ・ゲンズブール(Serge Gainsbourg)、ジム・クラーク(Jim Clark)、グラハム・ヒル(Graham Hill)といった著名人のあいあだでも人気を博すようになった。
2022年のナビタイマーは、円形計算尺、バトンインデックス、3連のクロノグラフカウンター、ノッチ付きベゼルなど、50年代のナビタイマーの要素をすべて受け継いでいる。最も顕著な変化は内部で、COSC認定のブライトリング・マニュファクチュール Cal.01が搭載されたことだ。このキャリバーはコラムホイールクロノグラフで、70時間のタフなパワーリザーブを誇っている。また、6時位置には新たに日付表示機能を搭載した。
我々が思うこと
ナビタイマー Ref.806 1959 リ・エディションがバーゼルワールド2019で発表され、コレクターたちを興奮させた。それは正確な再エディションであり、このような強い遺産を持つ時計に敬意を表する適切な方法だった。それは、ナビタイマーコレクションのアップデートが見られるのは時間の問題であることを意味した。
計算尺を平らにし、風防をドーム型にすることで、視覚的に時計の側面をよりコンパクトに見せることができた。しかし、ここではっきりさせておきたいことがある。ブライトリングはケースを小さくしなかったのだ。オリジナルのナビタイマーは、40mmのケースで製造された。この新しいナビタイマーは46mmが最大サイズだ。オリジナルにできるだけ近いものを求める人には、41mmのバリエーションが最も近いと言えるだろう。いずれもCal.01を搭載し、30m防水を実現している。
ダイヤルの種類、ケースサイズ、素材の種類も豊富なので、詳しく見てみよう。
46mm
SS製モデルにはブラック、ブルー、エメラルドグリーンのダイヤルが用意されている。18Kレッドゴールドのシングルモデルには、シルバーとブラックのパンダのダイヤルがある。
43mm
SS製モデルにはブラック、シルバー、コッパー、アイスブルー、ミントグリーンのダイヤルが用意されている。18KRGのシングルモデルは、ブラックダイヤルにシルバーのレジスターを備える。
41mm
SS製モデルにはブルー、シルバー、ミントグリーンのダイヤルを用意。18KRGのシングルモデルにはフルシルバーのダイヤルが採用されている。
新しいナビタイマーは特定のニッチ層にアピールするのではなく、広く網を張っている。このアプローチは、38mm径のモデルを望む人たちを除いて誰も冷遇するものではない。ブライトリングはNBAのスーパースター、ジャンニス・アンテトクンポ(Giannis Antetokounmpo)、アメリカン・バレエ・シアターのプリンシパル・ダンサー、ミスティ・コープランド(Misty Copeland)、航空界のパイオニアで探検家のベルトラン・ピカール(Bertrand Piccard)からなるアンバサダーチーム、ナビタイマー・スクワッドを結成し、この時計を発表する。過去70年のあいだに、ナビタイマーは確かに長い道のりを歩んできた。
ブライトリングをご存じなら、ナビタイマーを知る方がほとんどだろう。しかしこの時計は、長いあいだパイロットや宇宙飛行士用の時計として位置づけられていた。この新しいラインでは、ブライトリングは誰にでも門戸を開いている。コックピットで計算尺を使う人は、もういないだろうから。飛行機の操縦桿や舵を握ったことのない人たちにとっても魅力的なナビタイマーなのだ。2022年は、親しみやすく、より楽しさに重点を置いたモデルになっている。1952年のナビタイマーでミントグリーンダイヤルが製作されたとは思えないが、2022年には素敵に見えている。
基本情報
ブランド: ブライトリング(Breitling)
モデル名: ナビタイマー B01 クロノグラフ
型番:AB0137211B1P1、AB0137211B1A1、AB0137211C1P1、AB0137211C1A1、AB0137241L1P1、AB0137241L1A1、RB0137241G1P1 or RB0137241G1R1、AB0138211B1P1、AB0138211B1A1、AB0138241G1P1、AB0138241G1A1、AB0138241K1P1、AB0138241K1A1、AB0138241C1P1,、AB0138241C1A1、AB0138241L1P1 or AB0138241L1A1
直径: 46mm、43mm、41mm
厚さ: 13.9mm(46mm)、13.6mm(43mm、41mm)
ケース素材: ステンレススティール、レッドゴールド
文字盤色: 多種多様
インデックス: アプライドのバトン
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: レザーストラップ&ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: 01
機能: 時、分、秒表示、1/4秒、30分と12時間積算計
直径: 30mm
厚さ: 7.2mm
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 47
クロノメーター認定: あり。COSC認定
価格 & 発売時期
価格: 105万500円〜452万1,000円
発売時期: 2022年4月から
限定: なし。通常生産
詳細は、ブライトリング公式サイトをクリック。