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今年、オーデマ ピゲはロイヤル オークの誕生50周年を迎えた。そして APはこのアニバーサリーを祝う最初のタイムピースを発表した。
※オーデマ ピゲ ロイヤル オークは、その製造工程により生産本数が大幅に増えるような性質のマスプロダクトではない。2022年も続く人気・需要の過熱ぶりにより、残念ながらブティックに問い合わせたからといってチャンスが巡ってくることはないと思われるが、その素晴らしい時計自体の魅力と50年間にわたる豊かな歴史や背景を知り(この記事がオススメだ「オーデマ ピゲ ロイヤル オークの起源について、あなたが知らない8つのこと」)、まずAPを知ることから始めよう。なお、時計の入荷状況は各国ごと、日本でも地域ごとに差があり、現時点で未定とのことだ。
我々が知っていること
ロイヤル オークの誕生50周年を記念して、オーデマ ピゲは34mmのブラックセラミック製ロイヤル オークをベースにした新しいコラボレーションを発表した。カロリーナ・ブッチ(Carolina Bucci)とのパートナーシップにより誕生した、このロイヤル オーク オートマティック ブラックセラミック限定モデルは鮮やかな色彩を放つ。APのシグネチャーであるタペストリーダイヤルをシンプルに表現しながらも、まるでエレクトリックレインボーサファイアのように色彩豊かなダイヤルを備えている。
ブッチとのコラボレーションによるロイヤル オークの第3弾だ。都会の風景からインスピレーションを受け、真鍮製のダイヤルプレートの上に小さな模様の入った正方形をセットしたサファイアダイヤルを使用し、虹のように見える効果を実現している。ダイヤルには鏡面仕上げが施され、ダイヤルごとに色のパターンが異なるため、300本の限定モデルすべての時計が唯一無二の存在となっている。
オーデマ ピゲが提供したリリース文で、ブッチはこう語っている。「街角の水たまりに浮かぶオイルを見るときのように、最も意外な場所に虹を配置したかったのです……。つまり、色彩のない真っ黒なキャンバスに、あらゆる色彩の虹がかかっているというような」と。 オイルに浮かぶ輝きは、ダークブラックセラミックのダイヤルに浮かぶ、針やベゼルのネジなどのピンクゴールドのアクセントに相対するものだ。
ホワイトラッカーで塗られたブランドロゴ、3時位置の日付、そして輝く色彩のほかにほとんど何もないダイヤルの下には、APのCal.5800が搭載されている。2万8800振動/時で駆動し、50時間のパワーリザーブを誇る5800の22Kピンクゴールド製ローターは、チタンとサファイアのディスプレイケースバックから眺めることができる。
ロイヤル オーク オートマティック ブラックセラミック カロリーナ・ブッチ限定モデルは300本限定。APブティックおよびAPハウスのみで、627万円(税込)で販売される。
我々が思うこと
ロイヤル オークの核であるストイックさから抜け出したこの34mmのブラックセラミックは、セラミックケースにピンクゴールドアクセントの高質な洗練と、驚くほど目を引くダイヤルの色、反射、模様の遊びを見事に組み合わせた魅力的な時計だ。
今回のコラボレーションでは、ダイヤルの色空間(あるいは色空間のなさ)だけでなく、ダイヤルの質感も見直すことで、新しいダイヤルを最大限に活かしたと思う。タペストリーの特徴を残し、ほかのすべての面を見直したところがとても気に入っている。その結果、特別でエキサイティング、そしてロイヤル オークというよく知られた、往々にして固定的なフォーマットを使っているにもかかわらず、ユニークにさえ見えるのだ。
基本情報
ブランド: オーデマ ピゲ(Audemars Piguet)
モデル名: ロイヤル オーク オートマティック ブラックセラミック限定モデル( Royal Oak Selfwinding Carolina Bucci Limited Edition 34mm)
型番: 77350CE.OO.1266CE.02
直径: 39mm
厚さ: 8.8mm
ケース素材: ブラックセラミック
文字盤色: レインボーサファイアダイヤル
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: チタンクラスプ付きのブラックセラミック一体型ブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: AP 自動巻き 5800
機能:時・分表示、センターセコンド、日付表示
直径: 23.9mm
厚さ: 3.9mm
パワーリザーブ : 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 29
価格 & 発売時期
価格: 627万円(税込)
発売: APブティック及びAPハウスにて
限定: あり。300本