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我々が知っていること
ブライトリングは、マンチェスター・シティFCのスター選手であるアーリング・ハーランド(Erling Haaland)選手とパートナーシップを結び、限定コレクションクロノマット B01 42 アーリング・ハーランドを発表しました。本作はメテオライト(隕石)ダイヤルを採用しており、それぞれの時計が一点ものとなっています。このコラボレーションには、一般向けに販売される3モデル、ステンレススティールとプラチナ仕様のクロノマット オートマチック GMT 40 アーリング・ハーランド、そしてレッドゴールド仕様のクロノマット B01 42 アーリング・ハーランドに加えて、ハーランド氏の親しい関係者のみに提供される5本のみのスペシャルエディションも含まれています。すべてのモデルには、フットボール(サッカー)スターであるハーランド氏本人のサイン入りサンクスレターが添えられた木製ボックスが付属します。
このコレクションでは、スウェーデンで発見された鉄隕石から切り出された美しいメテオライトダイヤルが採用されており、何百万年にもわたって宇宙空間でゆっくりと冷却されることで形成された、ウィドマンシュテッテン構造の自然な模様が際立ちます。GMT 40はSS製ケースにプラチナベゼルを備え、B01 42は18KRG製ケースにブラックのクロノグラフインダイヤルを組み合わせた仕様です。いずれのモデルにも、ハーランド氏のイニシャルがセンターセコンド針にあしらわれており、ケースバックには彼のゴールセレブレーションポーズが刻印。新作はメタルブレスレットまたはラバーストラップのいずれかから選択可能です。
Photo courtesy of Breitling.
クロノマット オートマチック GMT 40 アーリング・ハーランドには、信頼性の高いブライトリング32ムーブメントが搭載されており、GMT機能を備えています。一方、上位機種であるクロノマット B01 42 アーリング・ハーランドには、自社製のブライトリング01を採用。B01ムーブメントは約70時間のパワーリザーブを誇り、その動きはサファイアクリスタル製のケースバックから鑑賞することができます。いずれのムーブメントも、スイス公式クロノメーター検定機関(COSC)による認定を受けたクロノメーター仕様であり、ハーランド氏がピッチ上で見せる精密かつ確実なゴールさながらの、高い精度と信頼性を誇ります。
アーリング・ハーランド選手。photo courtesy of Breitling.
クロノマット オートマチック GMT 40 アーリング・ハーランドは500本限定で、ラバーストラップ仕様が147万4000円、ブレスレット仕様が151万8000円。一方クロノマット B01 42 アーリング・ハーランドは250本限定で、ラバーストラップ仕様が440万円、ブレスレット仕様が775万5000円(すべて税込)となっています。
我々の考え
私はマンチェスター・シティのサポーターであることを、ここで正直に申し上げなければなりません。つまりシティ・ブルーの一員としてこの時計をレビューするのは、ある意味で運命づけられていたのです。ただひいき目を抜きにしても、この時計には素直に魅力を感じました。今回見ることができたのは、40mmのSSモデルと42mmのゴールドモデルの2本のみでしたが、私にとって特に印象に残ったのは40mmのほうです。特筆すべきは、通常は貴金属モデルにしか使われないエキゾチックなメテオライトダイヤルをSSケースと組み合わせている点。これにより、通常は高級モデルにしか使われない宇宙由来の素材がより身近な存在になりつつも、時計そのものの特別感や希少性はしっかりと守られています。手首のサイズが小さいという個人的事情はさておき、この40mmのサイズ感は、特にルーローブレスレットとの組み合わせで、実にバランスよく感じられました。
とはいえ私は、どちらかというとあからさまなデザインよりも控えめなディテールのほうが好みです。裏に刻まれたハーランド氏のゴールセレブレーションはとても気に入っていますが、秒針にあしらわれた“EH”のイニシャルは、少々わかりやすすぎるようにも感じました。ただ熱烈な彼のファンにとっては、きっとたまらないポイントになるでしょう。この時計を手にしたからといって自分が世界的ストライカーになれるかどうかはさておき、アーリング・ハーランド選手のファンであれば、プレミアリーグ開幕に向けてこれ以上気分を盛り上げてくれるアイテムはほかにないかもしれません。
客観的に見て、このパートナーシップはとても理にかなっていると思います。世界最高のストライカーと称されるハーランド氏とのコラボレーションを、このコレクションによってさらに深化させたことは、ブライトリングにとって非常に賢い選択だったと言えるでしょう。サッカーの世界的な人気は誰もが知るところですが、ようやくアメリカでも本格的に関心が高まり始めています。そんななかで、競技面でもマーケティング面でも突出した存在である選手と手を組んだのはブランドとしてきわめて賢い戦略です。とりわけ、ユニークなメテオライトダイヤルを採用した新コレクションは、今後のコラボレーションの可能性をさらに広げる力強い一歩といえるでしょう。来年にはアメリカでワールドカップの開催が控えており、彼ら率いるノルウェー代表が1998年以来の本大会出場を果たす可能性も高まっています。このことを考えれば、ブライトリングによるハーランド氏とのコラボレーションが、今回で終わりになるとは到底思えません。
基本情報
ブランド: Breitling(ブライトリング)
モデル名: クロノマット オートマチック GMT 40 アーリング・ハーランド(Chronomat Automatic GMT 40 Erling Haaland)/クロノマット B01 42 アーリング・ハーランド(Chronomat B01 42 Erling Haaland)
型番: P323982A1F1S1(GMT 40、ラバーストラップ)/P323982A1F1A1(GMT 40、SSブレス)/RB01347A1F1S1(B01 42、ラバーストラップ)/RB01347A1F1R1(B01 42、18KRGブレス)
直径: 40mm(GMT 40)/42mm(B01 42)
厚さ: 11.77mm(GMT 40)/15.1mm(B01 42)
ケース素材: ステンレススティールおよびプラチナ(GMT 40)/18Kレッドゴールド(B01 42)
文字盤: ユニークなメテオライトダイヤル
インデックス: シルバーのスーパールミノバ(GMT 40)/RGのスーパールミノバ(B01 42)
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: ブラックのルーロー風ラバーストラップまたはSS製ルーローブレスレット(GMT 40)/ブラックのルーロー風ラバーストラップまたは18KRG製ルーローブレスレット(B01 42)
ムーブメント情報
キャリバー: ブライトリング 32(GMT 40)/自社製ブライトリング 01(B01 42)
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示、第2時間帯表示(GMT 40)/時・分表示、日付表示、4分の1秒計・30分積算計・12時間積算計付きクロノグラフ(B01 42)
直径: 25.6mm(GMT 40)/30mm(B01 42)
厚さ: 4.1mm(GMT 40)/7.2mm(B01 42)
パワーリザーブ: 約42時間(GMT 40)/約70時間(B01 42)
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
クロノメーター: あり、COSC認定クロノメーター
追加情報: RG製のGMT針とセンターセコンドにハーランド選手のイニシャルを配置(GMT 40)、コラムホイールおよび垂直クラッチ式クロノグラフ、全320個の部品で構成、サファイアクリスタル製シースルーバックからムーブメントを鑑賞可能、センタークロノグラフ秒針にハーランド選手のイニシャル入り(B01 42)
価格&発売時期
価格: GMT 40はラバーストラップが147万4000円、SSブレスが151万8000円/B01 42はラバーストラップが440万円、18KRGブレスが775万5000円(すべて税込)
発売時期: 発売中
限定: あり、世界限定500本(GMT 40)/世界限定250本(B01 42)
詳細はこちらをご覧ください。
Photos by Shota Akiyoshi
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