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フレデリック・コンスタント、プロパデルリーグとの提携で初のスポーツスポンサーシップを締結

フレデリック・コンスタントが、急成長中のチーム対抗プロパデルリーグ(PPL)のオフィシャルタイムキーパーおよびオフィシャルウォッチに就任。

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フレデリック・コンスタントは、プロパデルリーグのオフィシャルタイムキーパーおよびオフィシャルウォッチとなる契約を締結した。これはスイスを拠点とする同ブランドにとって初のプロスポーツとの締結であり、米国市場でのプレゼンス拡大に向けた野心を象徴するものだ。プロパデルリーグ(PPL)は2023年に発足し、北米の10チームが所属しており、人気が高まっているこのニッチなスポーツで、男女のプレーヤーが年間のチームチャンピオンシップを争う。

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 今回の契約により、フレデリック・コンスタントはプロリーグのスポンサーとしての地位を得ることになる。もっともこのスポーツの観客数や人気は、ロレックスがスポンサーを務めるテニスの四大大会や、タグ・ホイヤーがオフィシャルタイムキーピングパートナーを務め、LVMHとの複数ブランドにわたる10年間の提携の一環で1シーズンあたり約10億ドル(日本円で約1530億円)の価値があるとされるF1に比べれば、はるかに小規模なものだ。

 PPLのオフィシャルタイムキーパーとして、フレデリック・コンスタントはリーグの放送やイベントに登場し、ブランドロゴ入りの試合用時計やカウントダウン表示も担当すると同社は述べている。1万ドル(日本円で約150万円)前後のパーペチュアルカレンダーモデルを含む、手が届きやすい価格のスイス製時計で知られるこのスイスの時計メーカーはPPLブランドの時計も製作し、後日発売する予定だ。

 シチズンウオッチアメリカの社長、ジェフリー・コーエン(Jeffrey Cohen)氏は次のように語る。「これはフレデリック・コンスタントにとってスポーツスポンサーシップへの第1歩であり、パデルはその始まりとしてふさわしい場所だと感じました。パデルは伝統を重んじながら新しい世代を刺激する急成長中のスポーツであり、それはスイスの時計づくりとも通じるものです」。また、このパートナーシップによって「単なる製品を通じてだけでなく、ライフスタイルを通じて」ブランドを体験する機会が広がると付け加えた。

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 フレデリック・コンスタントは2016年からシチズングループの傘下に入っており、日本を拠点とする同グループのほかのスイス資産およびブランドにはアルピナ、アーノルド&サン、アンジェラス、ムーブメントメーカーのラ・ジュ・ペレがある。なお、PPLとの契約に関する財務条件は明らかにされていない。

 パデルは、特にヨーロッパやラテンアメリカで人気の高いラケットスポーツだ。テニスとの違いはより狭いコート、周囲の壁、囲まれたスペースを使用することで、スピーディなポイント展開とアクションが生まれる点にある。北米でも人気が高まっており、主にダブルスで行われ、従来のテニスコートよりもスペースを取らない都市部でプレーされることが多い。世界中に約3500万人のパデルプレーヤーがいるが、北米にいるのはそのうちの約8%に過ぎない。

 米国、カナダ、メキシコの各都市を拠点とするプロチームが参加するPPLは、2026年シーズンに北米で5つの主要イベントを開催する予定だ。7月のニューヨーク大会を皮切りに、マイアミでのチャンピオンシップ大会で幕を閉じる。『スポーツ・ビジネス・ジャーナル(Sports Business Journal)』紙によると、同リーグはこれまで1シーズンあたり総額約100万ドル(日本円で約1億5300万円)の賞金を提供しており、ヤフーによる『スポーツナビ』によれば、最近の売却取引でロサンゼルス・ビート(Los Angeles Beat)というチームのフランチャイズ価値は約1000万ドル(日本円で約15億3000万円)と評価された。リーグの発表によれば、PPLは放送配信を通じて100ヵ国の約3億世帯にリーチしているという。同リーグのスポンサーには、ほかにアディダスやフォードなどが名を連ねている。

 時計ブランドは長年にわたり、特定のスポーツファンに訴求し、アスリートの競争と自らを結びつけるために、スポーツイベントやプロリーグのスポンサーを務めてきた。テニスのロレックスやF1のタグ・ホイヤー以外にも、オメガはオリンピックのオフィシャルタイムキーパーを務めており、ティソなどのブランドはNBAや自転車ロードレースのグランツールであるツール・ド・フランスのスポンサーを務めている。スイスブランドのブライトリングは今年、複数年契約でNFLの公式タイムピースパートナーに就任した。一方、小規模なライバルであるノルケインは投資家や役員に現役および元プロホッケー選手を複数抱えており、最近、NHLの公式ラグジュアリーウォッチスポンサーとしての契約を勝ち取った。

 また、スウォッチ・グループの傘下であるロンジンは、馬術競技やスキーのワールドカップのスポンサーを務めている。さらに、チューダーからリシャール・ミル、IWC、H.モーザーに至るまで、数多くのブランドがF1の個別チームのスポンサーとなっている。売上高で最大のスイス時計ブランドであり、ジュネーブの信託財団によって管理されているロレックスはスポンサー活動をゴルフ、テニス、モータースポーツ、馬術、セーリングなど、ほんのひと握りのスポーツに限定しており、なかでもロレックス セイルGPの冠スポンサーとしての活動が顕著だ。しかし、一部のブランドはスポーツスポンサー契約においてより選択的になっており、最近、LVMH傘下のウブロはUEFAチャンピオンズリーグを含む欧州サッカーリーグやイベントのスポンサーは継続する一方で、次回のサッカーワールドカップのスポンサーからは撤退することを決定した。