trophy slideshow-left slideshow-right chevron-right chevron-light chevron-light play play-outline external-arrow pointer hodinkee-shop hodinkee-shop share-arrow share show-more-arrow watch101-hotspot instagram nav dropdown-arrow full-article-view read-more-arrow close close email facebook h image-centric-view newletter-icon pinterest search-light search thumbnail-view twitter view-image checkmark triangle-down chevron-right-circle chevron-right-circle-white lock shop live events conversation watch plus plus-circle camera comments download x heart comment default-watch-avatar overflow check-circle right-white right-black comment-bubble instagram speech-bubble shopping-bag

Introducing グランドセイコー SBGA523 ヘリテージコレクション 大丸限定モデル(編集部撮り下ろし)

“飛躍・発展”の思いを込めた右上がりのパターンと、繊細なサンレイパターンが浮かぶ印象的なダイヤルが、時の移ろいを静かに物語る。

#PR

ADVERTISEMENT

クイック解説

数多くのコレクションを擁し、さらにコレクションごとに膨大なバリエーションを抱えるグランドセイコー。その豊富なバリエーションの一角を成すのが、有名百貨店でのみ購入可能な百貨店限定モデルだ。毎年さまざまなモデルがリリースされ、そのたびに大きな反響を呼ぶが、この秋に発売されるのが、大丸限定モデルのSBGA523だ。

 グランドセイコーのヘリテージコレクションは、ブランドの歴史的なデザイン文脈を現代の実用時計として再構成したコレクションで、公式サイトでは、“虚飾を排し、最もバランスの取れた王道デザイン”が特徴であると説明する。グランドセイコー独自のデザイン文法である「グランドセイコースタイル」を確立した1967年の44GSを筆頭に、ブランド初の自動巻きモデルである62GS、そして9Sメカニカルや9Rスプリングドライブとともに生まれたスタンダードなデザインを現代的に解釈したモデル群で構成されている。

 スポーツコレクションが機能性やアクティブさを、エレガンスコレクションが薄さやドレス感を強く打ち出すものだとしたら、ヘリテージコレクションは正確で見やすく、美しく、そして長く使える腕時計というグランドセイコーの本質を最も素直に表現するコレクションだ。

 特に本作は、44GSのデザインを現代的にアップデートしたケースデザインを持ち、直線と平面を主体にしたケースや、歪みの少ない鏡面、シャープな針とインデックス、優れた視認性を特徴とする「グランドセイコースタイル」と深く結びつき、実用性に沿って進化したグランドセイコーのあるべきデザインを体現している。

既存モデル同様、本作もシースルーバックを採用。サファイアクリスタルの中央に、グランドセイコーの象徴である獅子のロゴがあしらわれている。

 そんなケースに収まるムーブメントは、グランドセイコーを代表するスプリングドライブ自動巻きCal.9R65だ。スプリングドライブは、ゼンマイを動力源としながら、水晶振動子とIC制御により高精度を実現する独自の機構だが、9R65は実用的なパワーリザーブインジケーターを備え、最大巻き上げ時約72時間のパワーリザーブを確保するスタンダードキャリバーとして、多くのモデルに搭載されてきた。ヘリテージコレクションにおいても、このCal.9R65を搭載したモデルが数多くラインナップされている。

飛躍・発展の思いを表したというストライプが右上がりに入るパターンと、サンレイ装飾が施されたダイヤル。その両方の装飾がダイヤルに同居する。

 SBGA523最大の見どころはやはりダイヤルだ。本作のデザインテーマは、大丸のシンボルマークである孔雀の羽根。これを想起させる文字盤装飾がこのモデルだけの専用パターンとして採用され、シンボルマークと同じく“飛躍・発展”の思いが込められている。さらにダイヤルカラーは、大丸のキーカラーを基調としながら、孔雀の透き通った羽根を思わせる鮮やかなライトブルーで表現された。 44GS 現代デザインのシャープなケースは、ともすれば硬質で端正な印象が前に出るが、SBGA523ではそこに孔雀をモチーフとした有機的な色彩と模様が加わることで、華やかさも同居する。

 限定数は200本。価格は82万5000円(税込)で、2026年10月8日発売予定だ。本作は大丸限定モデルで、札幌、東京、京都、心斎橋、神戸の大丸各店で取り扱いを予定している。


ファースト・インプレッション

大丸限定のグランドセイコーが発売されるのは、本作が初ではない。前作は、大丸創業300周年を記念して、2017年に限定200本のアニバーサリーモデル(SBGA365)として発売された。本作同様、Cal.9R65を搭載したモデル(ただしケースデザインやサイズは、今回のSBGA523とは異なる)であり、つややかな深みのあるグリーンダイヤルに、孔雀をイメージした放射状のパターンが与えられた。加えて、8時位置のパワーリザーブインジケーターには孔雀が羽を大きく広げたときの様子をイメージした模様をあしらい、限定ならではの特別感を演出した。

2017年に大丸創業300周年記念で発売された、限定200本のアニバーサリーモデル(SBGA365)。

シースルーバックにも孔雀が羽を大きく広げたときの様子をイメージした模様があしらわれた。

 対して本作SBGA523は、右上がりのパターンをシンボルである孔雀の羽根としてコンセプチュアルに表し、さらにダイヤルカラーも、大丸のキーカラーをベースに孔雀の透き通った羽根のような鮮やかさをイメージしている。より独創的な表現になっていると言えよう。

Photograph by Masaharu Wada

 この繊細なダイヤル表現は、前作の大丸限定モデルとは異なるものであるし、既存のヘリテージコレクションにおけるバリエーションにも見られないものだ。特に本作独特の魅力は、光の加減でダイヤルに施された右上がりのパターンがはっきりと現れ、あるときはサンレイ装飾のほうが強く浮かび上がる瞬間もあり、ひとつのダイヤルでありながら、異なる表情を見せる点にある。それはまるで孔雀の羽が閉じているときと開いているときで、印象が大きく変わる様子に近い。ほかにはない、きわめてユニークなダイヤルだ。

 直径40mmのケースの着用感は、既存モデルと変わらない。ほどよい存在感を放ちながらも主張しすぎることはなく、ラグ・トゥ・ラグが46.2mmあるので、筆者のような割とがっしりとした手首(手首周りは18cm前後)にも収まりがいい。

 何と言っても、ダイヤルが表情を徐々に変えていく様子は、秒針がダイヤルの上を滑るように進むスプリングドライブ独特のスイープ運針とも好相性。ダイヤルの変化も加わることで、時間の流れ、時の移ろいを静かに、しかしながら明確に感じ取ることができるだろう。実用に軸を置いたグランドセイコーらしい機能性はもちろんのこと、ちょっとした遊び心も欲しいという人にはきわめて魅力的な選択肢となるはずだ。

ADVERTISEMENT

基本情報

ブランド: グランドセイコー(Grand Seiko)
モデル名: ヘリテージコレクション 大丸限定モデル(Heritage Collection Daimaru Limited Edition)
型番:SBGA523

直径: 40mm(ラグ・トゥ・ラグは46.2mm)
厚さ: 12.5mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ライトブルー(大丸のキーカラーをベースに、孔雀の透き通った羽根のように鮮やかな色味を表現)
インデックス: アプライドバー
夜光: なし
防水性能: 10気圧(日常生活用強化防水)
ストラップ/ブレスレット:ワンプッシュ三つ折方式クラスプ付きSS製ブレスレット


ムーブメント情報

キャリバー: 9R65
機能: 時・分表示、センターセコンド表示、3時位置のデイト表示、7〜8時位置にパワーリザーブインジケーター
パワーリザーブ: 約72時間
巻き上げ方式: 自動巻きスプリングドライブ
石数: 30
クロノメーター認定: なし
追加情報:平均月差±15秒(日差±1秒相当)


価格&発売時期

価格: 82万5000円(税込)
発売時期: 2026年10月8日(木)予定
限定: 200本限定

※本モデルの予約方法と詳細については、大丸の取り扱い各店までお問い合わせください。

特に表記のない画像は、Photographs by Kyosuke Sato