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Introducing チューダー レンジャーが新たに36mmケースと“デューン”ホワイトダイヤルで登場

チューダーは、オリジナルに近いサイズ感と、クリーミーなホワイトダイヤルを備えた新たなフィールドウォッチを発表した。

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我々が知っていること

チューダー レンジャーは、ブランドのラインナップにおける“無駄を省いた実用本位”のフィールドウォッチである。その信頼性は1950年代初頭、イギリス北グリーンランド探検隊の活動によって証明された。当時使用されたのは、レンジャーとよく似たチューダー オイスター プリンスであったともいわれている。その後、34mm径のレンジャーは数十年にわたり、同社の定番モデルとして親しまれてきた。ロレックスの姉妹ブランドであるチューダーは、2014年にヘリテージスタイルの41mmモデルとしてレンジャーを復活させる。さらに2022年、北グリーンランド探検隊(BNGE)の70周年を記念して、2014年版で採用されたフェイクルミノバを廃し、39mmモデルを登場させた。今回チューダーは、さらなる進化として新しい36mmケースに“デューン”と呼ばれるクリーミーなホワイトダイヤルを採用した最新モデルを投入。この“デューン”ダイヤルは、実用性をいっそう高めつつ、近年のレンジャーのなかでもっとも幅広いシーンで着用できる端正な仕上がりとなっている。また、この新色“デューン”ダイヤルは39mmサイズでも展開される。

Tudor Ranger 36

 新作のレンジャー “デューン”は、モデルを象徴する3・6・9・12時位置の大きなアラビア数字インデックスをそのまま踏襲している。ただしこのホワイトダイヤル仕様では、黒い数字自体にルミノバを塗布しておらず、その横に夜光のドットが配されている点が特徴だ。これはダカール・ラリーと関わりを持つほかのモデルとは異なる、大きな変更点のひとつである。赤い先端を備えた秒針を含む針のデザインは従来どおりだ。

Tudor Ranger 36

 サテン仕上げを施したスティールケースは316LSS製で100m防水を備えており、まさにあらゆる場面で活躍する万能なタイムピースと言えるだろう。新しい小径ケースの内部には、自社製のCal.MT5400を搭載。COSC認定を受けており、週末を難なく乗り切れる約70時間のパワーリザーブを誇る。

Tudor Ranger 36

 本作はチューダー独自の“T-fit”セーフティキャッチ付きフォールディングクラスプを備えたサテン仕上げのSSブレスレット、もしくはファブリックストラップのいずれかを選択できる。価格はブレスレット仕様が50万3800円、ファブリックストラップ仕様が45万6500円(ともに税込)となっている。


我々の考え

レンジャーは長年にわたり、チューダーのラインナップにおけるクラシックモデルとして知られてきた。ただこれまでの復刻版はいずれも、フラッグシップであるブラックベイほどの支持を得るには至らなかった。今回は新設計の小ぶりなケースサイズと、とくにこのホワイトダイヤルによって、チューダーの現代的で堅牢な時計づくりの魅力を体現しつつ、ヴィンテージレンジャーに最も近い外観と雰囲気を実現している。価格は50万円台であり、これを手にして未踏の地へ冒険に出かけない理由はほとんど見当たらない...。さあ、レンジャーとともに歩き出そう。


基本情報

ブランド: チューダー(Tudor)
モデル名: レンジャー(Ranger)
型番: M79930-0007(デューン ホワイト/ブレスレット)、M79930-0008(デューン ホワイト/ファブリックストラップ)、M79930-0001(ブラック/ブレスレット)、M79930-0003(ブラック/ファブリックストラップ)

直径: 36mm
厚さ: 11mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: デューン ホワイトまたはブラック
インデックス: プリント
夜光: あり
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: “T-fit”セーフティキャッチ付きフォールディングクラスプ付きSSブレスレットまたはファブリックストラップ(ラグ幅19mm)

Tudor Ranger 36

ムーブメント情報

キャリバー: マニュファクチュール MT5400
機能: 時・分表示、センターセコンド
パワーリザーブ: 約70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 27
クロノメーター: あり、COSC認定
追加情報: ドーム型風防


価格&発売時期

価格: ブレスレット仕様が50万3800円、ファブリックストラップ仕様が45万6500円(ともに税込)
発売時期: 発売中
限定: なし

詳細はこちらをご覧ください。