Introducing チューダー ロイヤル 28mmの新作は、ブルーとダイヤモンドで魅せる

　ケース径28mmの本作は、ポリッシュとサテンの仕上げを組み合わせた316LSS製ケースを採用。ブルーダイヤルはクラシックな魅力をたたえ、ダイヤモンドをセットしたローマ数字のアプライドインデックスがチューダー ロイヤルならではのデザインを際立たせています。さらにダイヤルを囲むベゼルにもダイヤモンドをセッティングし、多くのチューダーウォッチでは見られないラグジュアリーな雰囲気を添えています。

　新しいチューダー ロイヤルの心臓部には、機械式の自動巻きムーブメント、Cal.T201が搭載されています。ETA 2671をベースにした同ムーブメントは直径17.5mm、厚さ4.8mmのサイズです。25石で構成され、2万8800振動/時で駆動し、約38時間のパワーリザーブを提供します。

　そして2020年のチューダー ロイヤル発表時と同様に、今回の新作もデザインの核となる一体型スタイルを引き立てる、5連リンクのインテグレーテッドブレスレットを備えています。ブレスレットはSS製もしくはSSとYGを交互に組み合わせた2種類を展開。価格はSS仕様が60万3900円、YG仕様が84万1500円（ともに税込）で、いずれも順次発売されます。

　ブルーといえば、これまでのチューダー ロイヤルにも採用されたことがありダイヤモンドも使われてきましたが、このふたつが組み合わされたのは今回が初めてです。オーソドックスではありますが力強い組み合わせであり、同コレクションのラインナップにさりげない進化をもたらしています。

　ただし、これまでずっと気になっていたのが3時位置の“半分のIII”です。デザイン上の意図は理解できるものの、このダイヤルにはあえて入れない方がよかったのではと思います。ローマ数字のうち8つをダイヤモンドに置き換えた時計において、この切り詰められたIIIはどこかちぐはぐに感じられます。このディテールはこれまでのチューダー ロイヤルにもたびたび見られ、むしろないほうが珍しいのですが、とくにケース径28mmのモデルでは不要に思えてなりません。

ブランド: チューダー（Tudor）
モデル名: チューダー ロイヤル（Tudor Royal）
型番: m28320-0002（SS）／m28323-0002（SS×YG）

直径: 28mm
厚さ: 9.8mm
ケース素材: ポリッシュ仕上げとサテン仕上げを組み合わせた316Lステンレススティール
文字盤: ブルー
インデックス: ローマ数字のアプライド、ダイヤモンドをセットしたアプライドマーカー
夜光: あり、バトン針にスイス製グレードAスーパールミノバ®
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: 316LSS製または316LSSとYGのコンビによる5連リンク一体型ブレスレット（外側リンクと中央リンクはサテンブラッシュ仕上げ、中間リンクはポリッシュ仕上げ）、フォールディングクラスプ＆セーフティキャッチ付き

キャリバー: T201
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示
直径: 17.5mm
厚さ: 4.8mm
パワーリザーブ: 約38時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時（4Hz）
石数: 25
クロノメーター: なし

価格: SS仕様が60万3900円、SS＆YG仕様が84万1500円（ともに税込）
発売時期: 順次発売
限定: なし

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