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Introducing ミンが56.00 “スターフィールド”で一体型ブレスレットモデルを初披露

ストレスフリーで完璧なフィット感を目指した新しいブレスレット。ドライバーは不要だ。

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我々が知っていること

インディペンデントブランドであるミンは、もはやれっきとした時計ブランドであると同時に、素材やブレスレットの研究開発ブランドになりつつあると言っても過言ではないだろう。新作の56.00 “スターフィールド”はブランドの特徴的なダイヤルと最新の第5世代デザイン言語を、ハイポリッシュ仕上げを施した新しい一体型ブレスレットと融合させた。このブレスレットには特許出願中の工具なしでリンクを脱着できる機構と、クラスプに組み込まれたマイクロアジャスト機構が備わっている。

Ming 56.00 Starfield

 まずはダイヤルから見ていこう。というのも、多くの人々にとってミンが“あのダイヤルの仕掛け”(驚くような“反転”反射や興味深いテクスチャー、色彩)を見せない限り、それは本当の意味でのミンとは言えないからだ。今作ではブランド独自のモザイク状のエングレービングを施した、厚さ1.7mmのサファイアダイヤルを採用している。

 その上にはブルーのスティール針、クリスタルセットのインデックス、そしてミン独自のポラーホワイトとスーパールミノバX1が組み合わされている。かつてのような大胆な“ブレード”ラグは姿を消したが、ハイポリッシュ仕上げを施した316Lステンレススティール製ケースにはその面影が残っている。ケースサイズは直径40mm×厚さ9.7mmで、100mの防水性能を備える。ラグが通常ある位置のケース上下にはハイセラムの夜光インサートが埋め込まれており、ダイヤルを縁取っている。しかし真の主役はブレスレットだ。

Ming 56.00 Starfield
Ming 56.00 Starfield
Ming 56.00 Starfield

 ご覧のとおり、ミンは新しいブレスレットで完全な一体化を果たした。これは、一体型ブレスレットという形式に付きまとう主要な課題のいくつかを解決するデザインとなっている。ブランドによれば、優れたブレスレットを作るには“複数の軸にわたる漸進的な曲線、湾曲したリンク、そして高いピボットポイント”が必要だという。これにより、“ブレスレットは隙間や挟み込みが生じることなく、あらゆる手首のサイズにスムーズになじむ”のだ。これはきわめて大胆な外観であり、どこかヴィンテージのパテック フィリップに見られる古い“ロブスター”ブレスレットをほうふつとさせる。

 重要なのは、工具を必要としない調整機構だ。取り外し可能な各リンクにはスライダーがあり、簡単にロックを解除できる。また、組み立て直す際もロックがかかったことがひと目でわかるようになっている。ブレスレットの最後を飾るのはバタフライ式のデプロワイヤントクラスプで、ブランド史上最も薄いプッシュボタン式だ。左右それぞれで最大2.5mm(1.25mm刻み)の即時微調整が可能な機構を備えている。

Ming 56.00 Starfield

 内部にはブランド独自のローターを搭載した、ミン専用のヴォーシェ製Cal.3002.M1が収められており、ユニークな発光効果をもたらす。時計を振ったりリューズを巻いたりするとローターが回転し、尾を引く星のようなアニメーションが描き出される。もちろん、たっぷりと施されたスーパールミノバX1のおかげで、暗闇ではさらにその美しさが際立つ。ムーブメントのパワーリザーブは50時間で、詳細なスペックは以下のとおりだ。

Ming 56.00 Starfield

 新しいデザインとブレスレットを備えたこの新作は、ブランドのベースモデルよりもかなり高価な1万9500スイスフラン(日本円で約390万円)となっている。しかしわずか20本の限定生産であるため、今後、ほかにこれを身に着けている誰かに遭遇する可能性はきわめて低いだろう。

Ming 56.00 Starfield

我々の考え

ドバイ・ウォッチ・ウィークを訪れた際、ミン・テイン(Ming Thein)氏がコレクターとの面会や会議の場でこの時計を着用していた。控えめに言ってもきわめて目を引くものであり、(おそらく記事の1枚目の写真を除いて)写真ではこの時計のポリッシュ仕上げがいかに高度であるかを完全には伝えきれていないと思う。信じられないほど大胆なデザインであり、ブランドがプレスリリースで指摘しているとおり、おそらく万人に向けたものではないだろう。

Ming 56.00 Starfield

 しかし記録を塗り替えた超軽量ウォッチのLW.01や、最近の3Dプリントによるポリメッシュブレスレット、そしてポラーホワイトの夜光などと同様に、今作のポイントも商業製品としての時計そのものというより、ブランドが将来のリリースに統合していくことを見据えたコンセプトとしての側面が強いように感じる。このブレスレットを試着する機会はなかったが、ミンはこれまでで最も快適な一体型ブレスレット体験を約束している。もしテストする機会があれば、また改めて報告したい。


基本情報

ブランド: ミン(MING)
モデル名: 56.00 “スターフィールド”(56.00 'Starfield')

直径: 40mm
厚さ: 9.7mm
ケース素材: ミラーポリッシュ仕上げを施した316Lステンレススティール
文字盤: 1.7mm厚のサファイアダイヤル、内部に3Dレーザー加工によるモザイク
インデックス: ミン独自のポラーホワイトを充填し、レーザーカットで彫り込まれたインデックスを配したトップクリスタル
夜光: スーパールミノバX1を塗布したブルー針

Ming 56.00 Starfield

ムーブメント情報

キャリバー: ミン専用のヴォーシェ製3002.M1
機能: 時・分表示、スターフィールドアニメーション
パワーリザーブ: 50時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 28
クロノメーター認定: なし
追加情報: 表裏ともにサファイアクリスタル、両面無反射コーティング


価格&発売時期

価格: 1万9500スイスフラン(日本円で約390万円)
発売時期: 現在、ブランド公式サイトおよび正規販売店ネットワークにて販売中
限定: 20本

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