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12月4日、銀座に新たに誕生したカルティエ 銀座4丁目ブティック最上階にある特別なレジデンスにて、Richesse DigitalとHODINKEE Japanの読者を招いた一夜限りのイベントを開催。カルティエを象徴するパンテールの世界をジュエリーとウォッチの両面から体感する場であり、ショップクルーズからトークショー、タッチ&トライまで、ゲストは約3時間にわたってパンテールの多彩な表情に触れた。
会場となったレジデンスは、通常はオープンしていないプライベート空間であり、特別なイベントや限られた機会にゲストをもてなすための場所である。和傘を思わせる天井のリブ、ダークウッドと白が織りなす陰影のある内装が、落ち着いたムードをつくっていた。
ブティックツアーを終えたゲストはレジデンスへ移動し、まずは歓談のひとときを過ごした。続いて始まったトークショーには、HODINKEE JapanとRichesse Digitalの編集長を務める関口 優と、スタイリストの仙波レナ氏が登壇し、パンテールをはじめとしてカルティエのジュエリーとウォッチの魅力を、その背景とともにひも解いていった。
仙波レナ氏と関口 優。
関口は、パンテールが“強さ”と“しなやかさ”を象徴し、まさにカルティエを体現する存在であることを前置きし、その精神性の源流としてジャンヌ・トゥーサンの功績に触れた。“ラ パンテール”の異名を持つトゥーサンが、そのモチーフをメゾンの象徴へ押し上げたという見立ては、パンテールの歴史を語るうえで欠かせない視点だ。仙波氏は、仕事柄数多くのパンテールに接してきた経験から、強さとしなやかさ、そしてかわいさやかっこよさなど、ひとつのモチーフのなかにさまざまな表情があると語った。小ぶりなものでも表情を感じさせる造形や、筋肉の動きまで連想させる立体的な躍動感がパンテールの魅力であり、単なるアニマルモチーフでは終わらない奥行きを持っていると話した。
リングやブレスレットのレイヤードについて、仙波氏は「まずはこれが好きと思えるものを選ぶことがいちばん大事です。好きなものを買って、どれも着けたいから着ける。着け方はそのあと考えればいいと思っています」と話した。
話題は、ジュエリーをどう身に着けるかという実践的な視点へと移った。HODINKEE JapanおよびRichesse Digitalにおいて、パンテールをテーマとするストーリーのスタイリングを担当した仙波氏は、「ジュエリーは人に見せるためというより、自分のための相棒やお守りのようなものです」と話し、似合うかどうかを周囲の目線で決める必要はないとゲストの背中を押した。重ね付けやスタイリングについても、「同じコレクションで揃える必要はありません。好きだと思ったものをまずは試して、自分になじむ感覚で選べばいいのです」と明快に語った。
トークショーのあとはタッチ&トライの時間へ。パンテールを中心としたジュエリーとウォッチが揃えられ、ゲストは実際に試着しながら、さきほどのトークで語られた表情の違いや、着用した時の肌に沿うようなしなやかさを手元で確かめていく。各テーブルには関口と仙波氏も順に足を運び、アイテムを前にした率直な感想や迷いどころをその場で交わしながら、ひとりひとりときちんとコミュニケーションを取る時間が設けられた。
背景を知り実際に身に着け、言葉を交わすことで、パンテールの魅力を存分に感じることができ、それをゲストそれぞれが共有できた夜だった。それでは最後に、当日の会場の様子を撮り下ろしの写真とともに振り返っていこう。
カルティエのパンテールをテーマに構成された、この日のフードプレゼンテーション。
料理を手がけたのは、日本橋馬喰町のレストランnôlのシェフ、丹野貴士氏。都市に棲む雪豹をコンセプトに、野性と洗練のあいだにある美を料理で表現した。
当日はパンテールを軸にしつつ、サントス ドゥ カルティエも交えたセレクションが組まれた。
Photographs by Keita Takahashi
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