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コロナウイルスの感染拡大を受けて。スイスの時計工場を一時閉鎖する企業が増えている。
先日、ロレックスがジュネーブ、ビエンヌ、クリシエにある工場の一時閉鎖した後、パテック フィリップ、オーデマ ピゲ、そしてウブロもそれに追随し、今後さらに多くのブランドも閉鎖する可能性がある。
パテック フィリップは、3月27日まで本社と生産拠点を閉鎖し、ウブロもニヨンの拠点を閉鎖している。
オーデマ ピゲは、生産拠点、一部のオフィス、そしてブティックを閉鎖するとTwitter上で発表。
「我々は、この不確実かつ不安感の大きな時期において、人々の安全を最優先すべきであると考えています。これが3月末までスイスの生産拠点、各国のオフィス、ブティックの一部閉鎖を決定した理由です」
閉鎖は、コロナウイルスの急速な感染拡大のため、今週月曜にスイス連邦内閣が国内の状況を感染症法の「異常な状況」に引き上げたことを受けるものだ。スイスでのコロナウイルスの感染は、3028件にのぼり、21人の死亡が確認されている。政府の宣言では、国内全ての店舗、レストラン、バー、エンターテインメント施設、レジャー施設が4月19日まで閉鎖するよう求めている。
今後も情報にアップデートがあった際は、引き続きお伝えしていきます。