ADVERTISEMENT
Photos by Andy Hoffman
我々が知っていること
オマージュコレクションは長きにわたり、ロジェ・デュブイ(Roger Dubuis)の最も個人的で、しばしば古典的なデザインを体現してきました。1996年に初めて発表されたこのコレクションは、彼のキャリアに影響を与えた時計職人、師匠、友人たちへのオマージュとして考案されました。新しいオマージュ ラ プラシードも、この精神を継承しています。“ラ プラシード”はデュブイの幼少期のニックネームであり、彼の穏やかで優しい人柄を反映(そして文字どおり翻訳)したもので、今回、彼自身と彼が設立したブランドの30周年を祝う時計の名称となっています。
この38mmの時計は18Kピンクゴールド(PG)のケースで作られており、5層構造のダイヤルは“レマンブルー”と名付けられた色調のラッカー仕上げのメインプレートを特徴としています。これは、デュブイが学生時代にジュネーブとヴヴェイのあいだを移動する際に毎日見ていたレマン湖にちなんだものです。マザーオブパールのセグメントがカレンダー表示を構成し、ブルーアベンチュリンをベースにしたムーンフェイズがカーブを描く18Kイエローゴールド製の月の上にあります。外側へ弧を描いてゼロに戻る針を持つバイレトログラードのレイアウトは1995年のオリジナルモデルの構造を反映しています。
時計の内部には2004年に発表された自動巻きベースムーブメントRD14と、1999年発表のパーペチュアルカレンダー搭載のRD72モジュールを組み合わせて作られた新しいCal.RD1472が搭載されています。それぞれがオリジナルと再製造された部品の両方を使用して再構築されており、完成したキャリバーは291の部品で構成され、15種類の異なる装飾技術で仕上げられています。このムーブメントはジュネーブ・シールを備え、自動巻き機構には18KPG製のローターを採用しています。
この時計にはブルーの交換可能なレザーストラップと、それに見合うロジェ・デュブイのバックルが付属し、28本の限定生産で価格は11万5000ユーロです(日本円で約2065万円)。
我々の考え
この時計はロジェ・デュブイの核心を体現しており、ブランドのルーツに忠実であり続ける表現力豊かなウォッチメイキングを特徴としています。オマージュ ラ プラシードは、技術的に複雑な表示をバランスと温かさをもって表現しています。ダイヤルは一見すると複雑に見えるかもしれませんが、詳しく見てみると、デザインとコンプリケーションが調和してまとまりのある、率直に言って美しいダイヤルを生み出していることがわかります。
これはRDの時計製造能力の片鱗を示すと同時に、視覚的な深みを与える思慮深い仕上げです。あえてオマージュと言わせてもらいますが、さまざまな方法でオマージュ(敬意)を表しています。38mmというサイズは、大きく建築的なケースと関連付けられることが多いブランドとしては、控えめな例と言えるでしょう。それはロジェ・デュブイ自身へのふさわしいオマージュであり、思慮深く、複雑で、静かな自信に満ちています。
基本情報
ブランド: ロジェ・デュブイ(Roger Dubuis)
モデル名: オマージュ ラ プラシード(Hommage La Placid)
直径: 38mm
厚さ: 非公表
ケース素材: 18Kピンクゴールド
文字盤色: “レマンブルー”のラッカー仕上げメインプレートに、層状のマザーオブパール製セグメントとブルーアベンチュリンのムーンフェイズ
インデックス: アプライド
ストラップ/ブレスレット: ブルーの交換可能なレザーストラップにロジェ・デュブイのエンブレム入りバックル
ムーブメント情報
キャリバー: RD1472(自動巻きRD14をベースに、パーペチュアルカレンダー搭載のRD72モジュールを組み合わせたもの)
機能: 時・分表示、バイレトログラード表示を備えたパーペチュアルカレンダー(曜日、日付、月、うるう年、ムーンフェイズ)
巻き上げ方式: 自動巻き、18KPG製ローター
追加情報: ジュネーブ・シール認定
価格&発売時期
価格: 11万5000ユーロ(日本円で約2065万円)
発売: 発売中
限定: あり、28本
詳しくはこちらをご覧ください。
話題の記事
No Pause. Just Progress GMW-BZ5000で行われた継承と進化
Introducing ゼニス デファイ エクストリーム クロマに新たなふたつの限定モデルが登場
Introducing ヴァシュロン・コンスタンタンが36.5mmの新型トラディショナル・エクストラフラット・パーペチュアルカレンダーを3本発表