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我々が知っていること
ニューヨーク ウォッチ ウィーク(New York Watch Week)が開催中ということもあり(編注;イベントは10月18日に終了している)、フィードには新作が次々と流れてくる。とはいえ、私が今週の新作発表のなかでも特に楽しみにしているのは、ワインドアップ ウォッチ フェア NYC 2026(Windup Watch Fair NYC 2026)に出展するブランドの限定モデルだ。昨年、私はワインドアップのブリューのブースで、ジョナサン・フェラー(Jonathan Ferrer)氏からニューヨーク限定のメトリック クロノを手に入れた。ニューヨークの地下鉄で見られる特徴的な模様の床に着想を得た文字盤が印象的なモデルだ。実に風変わりで楽しい限定モデルだったから、当然ながら今年フェラー氏が何を用意しているのか、楽しみにしていた。
どうやらブリューは、ワインドアップ ウォッチ フェア NYC 2026で発表する限定モデルに、ニューヨークのもうひとつの象徴的な交通手段、イエローキャブから着想を得たようだ。その名も“メトリック クロノ タクシー”。ブランドではおなじみのメカクォーツクロノグラフに黒、白、黄色のカラーリングを施し、ニューヨークの街で好き嫌いが分かれるあのクルマのモチーフを文字盤に取り入れている。もちろん、それが好きかどうかは、乗客か歩行者かによるのだが。
基本設計はメトリック クロノそのままだ。36mm径のスティール製クッションケースはスクエアに近い形状で、厚さは10.75mm。ケース形状のため全長はやや長めだが、それでも41.5mmと非常にコンパクトに収まっている。ブレスレットにはクイックリリース式のバネ棒を採用し、50mの防水性能を備える。内部にはセイコー製VK68メカクォーツ クロノグラフムーブメントを搭載。裏蓋は市松模様を施したソリッド仕様だ。
そして文字盤がこの時計の真骨頂だ。中央を横切る幅広の市松模様の帯は、10時位置にある、黄色と白のクロノグラフ分積算計によって分断されている。6時位置と、黄色のスモールセコンドの間には“NEW YORK”の文字がプリントされ、4時半位置には日付窓を配する。ストライプ模様のクロノグラフ針は、かなり情報量の多いミニッツトラックと同じ黒と黄色でまとめられている。その目盛りは文字盤の内側から見返しリングの周囲にまで続く。確かに情報量の多い文字盤だが、モチーフを考えれば実にふさわしい。
メトリック クロノ タクシーは世界限定1000本で、ワインドアップ ウォッチ フェア NYC 2026およびオンラインで販売される(編注;ワインドアップ ウォッチ フェア NYC 2026も10月18日に終了している)。
我々の考え
確かにこのメトリック クロノ タクシーはあまりにも直球なデザインだ。ただ軽快で明るく、色使いも楽しい。ワインドアップのような場所では、思わず衝動買いしてしまう条件がそろっている。ブリューのブースに近づくときは気をつけたほうがいい。フェラー氏と話せば、彼の時計を買わずに帰る自分を想像しにくくなるからだ。地下鉄に着想を得た昨年モデルに続き、今年はタクシーがモチーフ。ニューヨーク限定モデルに、ちょっとした共通テーマが見えてきた...次は何だろう。MTAバスに着想を得たモデルか、それともフェリーをモチーフにしたブリュー初のダイバーズウォッチだろうか。大半は冗談だが、どうなるかは待ってみるしかない。
基本情報
ブランド: ブリュー(Brew)
モデル名: メトリック クロノ タクシー(Metric Chrono Taxi)
直径: 36mm
厚さ: 10.75mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブラック、ホワイト、イエロー
インデックス: アプライド
夜光: あり
防水性能: 50m
ストラップ/ブレスレット: SSブレスレット
ムーブメント情報
キャリバー: セイコー製VK68(メカクォーツ)
機能: 時・分表示、スモールセコンド、日付表示、クロノグラフ
駆動方式: クォーツ
価格 & 発売時期
価格: 495ドル(日本円で約7万7000円)
発売時期: 公式サイトにて発売中
限定: あり、世界限定1000本
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