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クイック解説
ジャガー・ルクルト マスター・コントロール・ジオグラフィークは、マスター・コントロールライン全体に共通するデザイン特性をさらに表現したものだ。今年アップデートされた新しいコレクションにうまくフィットしている。文字盤、ケースサイズが一新され、そして何よりパワーリザーブを向上させた新世代のムーブメントも搭載されている。ジャガー・ルクルトは、視認性が高く親しみやすい文字盤レイアウトで、シグネチャーである青針や機能的なリューズ操作が可能な都市表示といった様々な複雑機構を提供している。
ファースト・インプレッション
この時計は、直径40mm、厚さ11mm弱と非常に着けやすいように思える。以前のモデルは39mmで厚さが12mm近くあったが、直径をわずかに大きくする一方で、厚さをかなりスリムにすることで全体的な着用感を向上させているようだ。
もう1つの変更点は文字盤にある。カラーは、全体にサンレイ仕上げを施したシルバーだ。文字盤上には、幅広の凸状のフランジのようなチャプターリングが収められている。シャープで細長い三角形のインデックスは、フランジと文字盤が接するカーブに沿ってぴたりとフィットしている。実際の時計でどの様に見えるのか、手に取るのが本当に楽しみだ。
第2時間帯の表示は非常に使いやすい機能であり、ジオグラフィークでは、独自のレイアウトでそれを実現している。デザインに関する全てのもの、ポインターデイトから、まるでもう1つの時計があるかのように見える6時位置の第2時間帯のサブダイヤルまで、クラシックかつシンプルである。10時位置の2つめのリューズによって操作が可能な世界24都市表示のディスクは、ワールドタイムではないが似たような雰囲気をもっている。各都市に合わせるように回転させると、6時位置のサブダイヤルが各タイムゾーンの時間を指し示すようになっている。
この時計は、フォティーナ(ヴィンテージ風加工)やそうした類のものによってではなく、そのデザインの中にヴィンテージの魅力を内包している。むしろ、数字とフォントによる全体的なスタイルは、この時計が別の時代のものかのように感じさせる。以前のジオグラフィークは、自社製Cal.939を搭載していた。本作では、新世代のキャリバーであり、パワーリザーブは70時間に増加している。12、3、6のインデックスなどの微調整によって、この時計は優れた視認性を獲得しているように思う。
新型のジャガー・ルクルト マスター・コントロール・ジオグラフィークは、普段使いに最適なサイズで、24時間年中無休のインジケーターによって、旅行や冒険にぴったりの時計に仕上がっている。ステンレススティールモデル、またはグランドローズゴールドモデルが用意される。
基本情報
ブランド: ジャガー・ルクルト(Jaeger-LeCoultre)
モデル名: マスター・コントロール・ジオグラフィーク(Master Control Geographic)
型番: Q4128420 (ステンレススティール)、Q4122520 (グランドローズゴールド)
直径: 40mm
厚さ: 10.8mm
ケース素材: ステンレススティール、またはグランドローズゴールド
文字盤色: シルバー(サンレイ仕上げ)
インデックス: 三角形のインデックス
夜光: あり
防水性能: 5気圧
ストラップ/ブレスレット: ノボナッパ®製のカーフまたはアリゲーターストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: Cal.939AA(新世代)
機能: 時/分/秒表示、24時間表示、パワーリザーブ表示、第2時間帯、世界24都市表示
パワーリザーブ: 70時間
巻き上げ方式: 自動巻き
価格&発売時期
価格: ステンレススティール: 131万2000円(税抜)
グランドローズゴールド: 256万円(税抜)
発売時期: 2020年10月頃
限定: なし
詳細は、ジャガー・ルクルト公式サイトへ。