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Introducing タグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフが登場

カレラコレクションに、主要なクロノグラフ複雑機構が加わった。

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我々が知っていること

LVMHウォッチウィークに合わせた新作ラッシュのなかで発表されたタグ・ホイヤー カレラ スプリットセコンド クロノグラフは、カレラコレクションで初となるスプリットセコンド機構を導入した。これはブランドのなかでも最も歴史を重んじるコレクションのひとつにおいて、大きな技術的拡張を意味する。クロノグラフを搭載したこの新しいフラッグシップモデルは、2023年に導入された現代的なカレラ “グラスボックス”の構成をベースに、自社製スプリットセコンド クロノグラフムーブメントCal.TH81-01を搭載している。スモーク加工を施した半透明ダイヤル、レッドのアクセント、そしてグレード5チタンというデザイン言語を採用した本作は、ヴィンテージの要素を通じてカレラを再解釈するのではなく、その構造と表現の双方においてきわめて現代的な仕上がりとなっている。

TAG Heuer Carrera Split-Seconds Chronograph

 本作はカレラ独自の尖ったラグと、強調されたドーム型のサファイア“グラスボックス”クリスタル風防を備えた、直径42mm×厚さ15.17mmのグレード5チタン製のケースに収められている。9時位置に統合されたプッシャーがスプリットセコンド機能を起動し、リューズを挟むように従来のクロノグラフプッシャーが配置されている(しかしほかのグラスボックスモデルで見慣れたものとは異なる意匠だ)。半透明のアンスラサイト製のダイヤルからはその下にあるムーブメントの大部分を覗き見ることができる。3つのカウンターはメインダイヤルと同じアクリル素材であり、視覚的な一貫性が保たれている。詳細なスペックは以下を参照して欲しい。

 内部にはヴォーシェ・マニュファクチュール・フルリエと共同開発した自動巻きムーブメント、Cal.TH81-01を搭載。これはモナコ スプリットセコンド クロノグラフに搭載されていたもの(同様のスペックを持つCal.TH81-00)をベースとしている。このムーブメントは一体型構造のスプリットセコンド機構を中心に構成されており、毎時3万6000振動で作動し、65時間のパワーリザーブを提供。同じく5年間の保証が付帯する。仕上げにはブラックポリッシュ、アングラージュ、そしてタグ・ホイヤーのシールドを模したスケルトンローターが採用されている。

TAG Heuer Carrera Split-Seconds Chronograph
TAG Heuer Carrera Split-Seconds Chronograph
TAG Heuer Carrera Split-Seconds Chronograph

 カレラ スプリットセコンド クロノグラフは今年4月に市場に投入される予定で、その(目もくらむような)推定価格は12万7000ドル(日本円で約2000万円。日本の公式サイトでは価格要問い合わせ)だ。


我々の考え

カレラのこの最高峰モデルについて、私はふたつの感情を抱いている。ひとつは、現在のグラスボックスのコンセプトをクールでモダン、そしてエキサイティングに表現したものであり、最近同様のムーブメントで世を沸かせたモナコよりも私の好みに合っているということだ。ブランドが改めてフォーミュラ1(および関連するコレクション)に注力していることを踏まえると、この時計を取り巻く世界観は実に素晴らしい。これは、マックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)氏が来シーズンに身につけるべきクロノグラフだ。私はそれほどクロノグラフに傾倒しているわけではないが、タグ・ホイヤー(およびホイヤー)の古きよき要素と新しさをひとつのエキサイティングな時計に融合させたこの手法には引かれるものがある。

TAG Heuer Carrera Split-Seconds Chronograph

  一方で(本稿執筆時点でメディアに提供されている価格設定が維持されると仮定すれば)、この複雑なカレラは(ムーブメントを共有する)兄弟機のモナコより大幅に安価であるとはいえ、それでも12万7000ドル(日本円で約2000万円)のカレラ クロノグラフ(たとえ一体型構造のスプリットセコンド機構を備えたものであったとしても)であることに変わりはない。この価格は、A.ランゲ&ゾーネの1815 ラトラパントの価格にあと2万スイスフラン(日本円で約400万円)ほどで届くレベルであり、あちらはプラチナ製だ。さらに言えば、昨年モンブランが発表した、ミネルバのスプリットセコンドムーブメントCal.M16.31を搭載した1858 スプリットセコンド クロノグラフ リミテッド エディション 100(公平を期すなら、あちらは手巻きで振動数は1万8000振動/時だが)は、801万5700円(税込)だった。

 一体型構造のスプリットセコンド クロノグラフ機構が安価であるべきだと言いたいわけではないし、この新しいタグ・ホイヤーが気に入らないわけでもない(むしろ気に入っている)。だが、たとえ複雑機構が追加されているとはいえ、チタン製のカレラに対してこの価格はあまりに高価だと感じてしまうのだ。

 価格の話はさておき、カレラに複雑機構を搭載することで、それをより幅広いラインナップへと拡張しようとしているタグ・ホイヤーの姿勢は素晴らしいと思う。また、スケルトン・スモーク加工の表現はきわめてよく機能しており、標準的なカレラ “グラスボックス”モデルでも見てみたいと思うほどだ。ミラノでの祝祭が終わったあとに貸出機を手にすることができれば、この新しいカレラについて掘り下げたレビュー記事をお届けしたいと考えている。


基本情報

ブランド: タグ・ホイヤー(TAG HEUER)
モデル名: カレラ スプリットセコンド クロノグラフ(Carrera Split-Seconds Chronograph)
型番: CDD2180.FT8120

直径: 42mm
厚さ: 15.17mm
ラグ・トゥ・ラグ: 48.6mm
ケース素材: グレード5チタン
文字盤: スモーク加工を施した半透明アクリルガラス
インデックス: アプライド
夜光: 針、インデックス
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: ブラックラバーストラップ、同素材のチタン製DLCフォールディングバックル付き


ムーブメント情報

キャリバー: TH81-01
機能: 時・分表示、センターセコンド、クロノグラフ、スプリットセコンド
パワーリザーブ: 65時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 3万6000振動/時
クロノメーター認定: なし


価格&発売時期

価格: 12万7000ドル(日本円で約2000万円。日本の公式サイトでは価格要問い合わせ)
発売時期: 2026年4月

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