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Introducing ウニマティック モデロ・ドゥエ U2-GMTにセカンドタイムゾーンモデルが追加
セカンドタイムゾーン機能が、ブランドのより小型なフィールドウォッチのプラットフォームに搭載された。
我々が知っていること
ウニマティックのモデロ・ドゥエは廃盤したと思っていた。いや、少し大げさに言っているだけだが、最近の記憶では、このイタリアのブランドはモデロ・ウーノ、トレ、クアトロといったより伝統的な荒々しいケースデザインに注力し、この型破りなフィールドウォッチのシルエットにはあまり力を入れていなかった。
しかし、遅れてもやらないよりはましだろう。モデロ・ドゥエはついにU2-GMT ワールドタイマーとして、初のGMT機能を手に入れたのだ。実際、ダイヤルにシティリングがないため、この名前はまったくの誤称である。これは独立して調整可能な24時間針を持つ、単なるコーラー式のGMT機構だ。名称はさておき、U2-GMTは過去にほかのウニマティックモデルにも採用された、セイコーの自動巻きムーブメントであるCal.NH34Aを搭載している。ダイヤルはブラックとホワイトでクリーンであり、分と時のマーカーの周りに24時間トラックがプリントされた。GMT針には私が最も好きなウニマティックの視覚的タッチが施されており、外側にスーパールミノバを充填した、くり抜かれた先端が特徴だ。
モデロ・ドゥエのケースは直径38mmで、型破りな横顔と厚さ12.7mmを特徴としている。厚いダブルドーム型サファイアクリスタル風防が上部に鎮座し、この高さに貢献している一方、裏蓋は名前にもある“ワールドタイム”を示唆しており、多くの主要都市のタイムゾーン換算表が描かれている。デザインは優れており、書体も素晴らしいが、残念ながら時計を手首に着けている状態では見ることはできない。
300本限定のモデロ・ドゥエ U2-GMT “ワールドタイマー”は950ドル（日本円で約14万5000円）で、ウニマティックまたは正規販売店で入手可能だ。
我々の考え
ウニマティックのGMTラインナップがモデロ・ドゥエで完成したことは、まさに時宜（じぎ）を得たものだ。しかし同時に、モデロ・ドゥエがこのブランドのケースデザインのなかで最も好きではないことを認めるのを恐れてはいない。主にその高いケース高と、まるでボートのような横顔が理由だ。誤解を招きやすい小さな直径にもかかわらず、細い手首にはあまり優しいデザインではないのだ。実際、私はより大きな時計であるモデロ・ウーノやクアトロのほうが、自分の手首には完璧に合っていると感じている。
ありがたいことに、ダイヤルはウニマティックが得意とするクリーンなグラフィックデザインを継続しており、これはウニマティックのダイビングに対応したモデルに何かを少し追加したい人にとって無駄のない実用的なGMTである。私が認めざるを得ないのは、GMTのデザインをモデロ・ドゥエのケースに収めることで、ほかに類を見ない個性的な時計が誕生したということだ。そしてこのケースを愛する人々は、間違いなくこの新しいバージョンを実際に見てみたいと思うだろうと想像している。
基本情報
ブランド: ウニマティック（Unimatic）
モデル名: モデロ・ドゥエ（Modello Due）
型番: U2-GMT
直径: 38mm
厚さ: 12.7mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤色: ブラック
インデックス: プリント
夜光: スーパールミノバ
防水性: 300m
ストラップ/ブレスレット: チャコールTPUラバーストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: NH34A
機能: 時・分表示、センターセコンド、日付表示、GMT針
パワーリザーブ: 41時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 24
クロノメーター認定: なし
価格＆発売時期
価格: 950ドル（日本円で約14万5000円）
発売時期: 発売中
限定: あり、300本限定
詳しくはこちらをご覧ください。
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