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英国人イングランド人ゴルファーのマシュー・フィッツパトリック(Matt Fitzpatrick)選手は、週末にイリノイ州オリンピア・フィールズでおかしくなるほどゴルフをして2位という成績にもかかわらず、クラブハウスに入ってきたときには笑顔を見せていた。彼はインタビューで首を横に振っただけで、“(1位のビクトル・ホブランのスコア)61じゃどうすることもできない”と答えた。
ただひとり満面の笑みを浮かべていたのは、オーデマ ピゲのゴルフアンバサダーリストに載っている、25歳のノルウェー人ゴルファー、ビクトル・ホブラン(Viktor Hovland)選手だけだった。もしフィッツパトリック氏がどうかしてたのに対し、ホブラン氏は心ここにあらずといった感じのプレーで、最終ラウンドのスコア61を含む通算17アンダーでオリンピア・フィールズのコースレコードを更新して優勝を決めた。また、ジャック・ニクラス(Jack Nicklaus)氏が最後のパットを決めたあと流れるように金無垢デイデイトを装着したときのように、ホブラン選手もすぐに自身の時計を装着した。これは今日の時計のなかでも、自慢できるもののひとつとしてあり続けている。
オーデマ ピゲ ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー ホワイトセラミックは確かに目を引く。ホブラン選手がトロフィーを掲げるのを見たとき、彼が何をつけていたのか、私の心には疑いの余地がなかった。光沢のあるホワイトケースと一体化したブレスレット、またカレンダーダイヤルの青の輝きが一体となった、現在市販されているものではほかに類を見ないものである。実際、この時計と同じようなものは今の市場には存在しない。オーデマ ピゲのサイトを確認すると、この時計はひっそりと販売終了しているようだった。スケルトンダイヤルのブラックカラーか鮮やかなブルーのケースが、今のところ唯一のセラミック製パーペチュアルカレンダーの選択肢だ。
もしビクトル・ホブラン選手のように豪快になりたいのであれば、彼に匹敵する時計の流通市場の小売り価格は、現在30万ドル(日本円で約4380万円)前後で推移している。価値はどうあれ、ホブラン選手がすぐに時計を手放すとは思えない。彼はクールな360万ドル(日本円で約5億2570万円)を貯金に回したばかりなので、次はブルーセラミックをまとうロイヤル オークを着用する姿が見られるかもしれない。
Lead photo: Getty Images
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ロイヤル オークの詳細については、オーデマ ピゲの公式ウェブサイトをご覧ください。