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我々が知っていること
クリストファー・ウォードは、大成功を収めた同ブランドの時計におそらくもっともモダンな解釈を加えたC1 ベル カント ルミエールを発表した。このモデルは、間違いなくマニア向けだ。なにしろベル カントルミネッセンス仕様なのだから。これまでの全モデルと同様に、ベル カントのソヌリ機構はダイヤル前面(そして下部)中央に配置されており、デザインを成功に導いた、チャイムの鳴るカスタムしたFS01モジュールを示している。緩やかに鳥の形のデザインがなされており、そのくちばしが時報のオン/オフインジケーターとして機能する。尾が1時間かけてゆっくりと上昇し、次の時間の始まりにリリースされてゴングを叩く。
ベル カント ルミエールのまったく新しい点は、ダイヤルへのアプローチだ。全体に、そしてストラップに至るまで、ふんだんに夜光が施されており、控えめとはほど遠い。ルミエールの上部の時刻表示ダイヤルは、スモークサファイアクリスタルでできたディスクの暗さに、立体的なブルーのグロボライトリングが重ねられ、コントラストが高くなっている。また、サテン仕上げを施したスケルトン針にも、先端にグロボライトが採用されている。
このディスクの下にはベースダイヤルプレートがあり、通常はサンレイサテンやギヨシェといったあらゆるバリエーションの仕上げが施されているのを目にしてきた。今回は、クリストファー・ウォードはグロボライトのブルーに合わせるため鮮やかなサンレイサテン仕上げを施したダイヤルを採用したが、放射状のサンレイパターンで薄いブルーのスーパールミノバ の太いラインをプリントしている。暗闇での視覚的なたのしさを少し加えるために、プリントされたスーパールミノバの内部セクターリングは緑色に発光し、それ以外はすべて青色に発光する。
すべてがグレード5チタン製の41mmケースに収められており、厚さ13.65mm、ラグ・トゥ・ラグ48mmで、セリタ製SW200-1ベースとした、チャイムの鳴る独自のモジュールを上部に備えたCal.FS01を搭載している。夜光についてはもう終わりだと思いきや、クリストファー・ウォードは「いや待ってくれ。まだある!」と言わんばかりに、ホワイトラバーストラップにもスーパールミノバを注入した。ベル カント ルミエールは3連または5連のブレスレットで注文することもできるが、すべての夜光を望むならストラップのバリエーションが最適となる。
クリストファー・ウォード ベル カント ルミエールは現在入手可能で、価格はAquaflex Lumeラバーストラップで4910ドル(日本円で約77万円)、3連のBaderブレスレットで5205ドル(日本円で約82万円)、5連のConsortブレスレットで5290ドル(日本円で約83万円)だ。
我々の考え
クリストファー・ウォードは2022年の発表以来、わずか数年のあいだにベル カントのデザインをスタンダードエディションだけでなく、時計コレクターグループに提供した多くのカスタムオーダーを通じて、きわめて多くのモデルを発表してきた。そしてエディションの多さに異議を唱える人もいるかもしれないが、私は動きをとても喜ばしく思う。ルミエールは万人に受け入れられるデザインだろうか?
決してそうではない。しかし同時に、これがウルトラモダンな美学にうまくコミットしており、ベースダイヤルの夜光のストリップがやや過剰に感じられるとしても、全体としてきわめて説得力のある十分なユニークなディテールを持っていると思う。私は特にスモークサファイアクリスタルとグロボライトによる時刻表示ダイヤルの仕上げが気に入っており、ブランドが今後、ベル カントのデザインをより洗練されたミニマルなバージョンにどのように推し進めるのかに興味がある。
基本情報
ブランド: クリストファー・ウォード(Christopher Ward)
モデル名: C1 ベル カント ルミエール(C1 Bel Canto Lumière)
直径: 41mm
厚さ: 13.65mm
ケース素材: グレード5チタン
文字盤色: ブルー
インデックス: なし
夜光: たっぷり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: Aquaflex Lumeのラバーストラップ、または3連/5連ブレスレットオプション
ムーブメント情報
キャリバー: FS01 (セリタ製SW200-1がベース)
機能: 時・分表示、時報、時報オン/オフ
パワーリザーブ: 38時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万8800振動/時
石数: 26
価格&発売時期
価格: ラバーストラップで4910ドル(日本円で約77万円)、3連ブレスレットで5205ドル(日本円で約82万円)、5連ブレスレットで5290ドル(日本円で約83万円)
発売: 発売中
限定: なし
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