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Introducing ビバーが“オートマティック”に11の新バリエーションを発表 ― 新たなエナメルや、ストーンダイヤルも

同ブランドの2作目は最も成功を収めており、今回の拡張によりその勢いを維持するはずだ。

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我々が知っていること

ビバーは、約1年前に2作目となるオートマティックを発表した。このモデルは、ゼロリセット秒針機能を備えた独自のマイクロロータームーブメントを搭載している。これは通常、レジェップ・レジェピのクロノメーター コンテンポラン IIやF.P.ジュルヌのクロノメーター・レゾナンスのような時計で見られる機能だ。この時計とムーブメントは、同ブランドの今後のリリースの多くで基盤となることを意図している。ブランドと小売パートナーの両方によると、ローンチエディション、日本市場限定シリーズ、およびその後のカーボンファイバー製ダイヤルモデルにわたるオートマティックのラインナップは目覚ましい成功を収めている。ビバーが50万ドル(当時のレートで約7660万円)を超えるミニッツリピーター トゥールビヨンでデビューしたあと、10万ドル(日本円で約1570万円)未満の自動巻きモデルを続けたことを考えるとこれは当然の流れといえる。そして生産数が限られ、各エディションが制限されているため、ブランドが今、より幅広いリリースを用意していることは驚きではない。

Biver Automatique

  私の見るところ、(今日発表された11のリリースのなかで)4つのコアモデルがある。上と下の画像は、ボルドーまたはグレーのグラン・フー エナメルダイヤルを18Kイエローゴールド(YG)ケースに収め、ブランドのファセットカットされた18KYGのアワーマーカーを特徴としている。今回針には夜光素材が充填され、インデックスのエッジには夜光ドットが配されている。これはヴィンテージのパテックの定石をなぞったもののように感じられる。直径39mm、厚さ10mm(ラグ・トゥ・ラグは47.55mm)のケースが、パテック Ref.3448、スピルマンケース、そしてパテック Ref.2523 ワールドタイム(少なくとも私の目にはそう見える)からインスピレーションを得ていることを考えると、これはまさに適切だ。

Biver Automatique

 ほかにはプラチナまたは18Kローズゴールド(RG)ケースに収められた、サテン仕上げとクル・ド・パリ仕上げが施されたふたつのゴールドダイヤル(ひとつはブルーコーティング)があり、これらには夜光はない。次にストーンダイヤルに移る。これにはプラチナケースに収められたブルークォーツァイト(18Kホワイトゴールド、ダイヤモンド、またはブルーサファイアのインデックスを選択可能)、プラチナケースに収められたラベンダージェイド(ダイヤモンドインデックスあり/なし)、RGケースに収められたマホガニーオブシディアン、またはYGケースに収められたウイユ・ド・フェール(Oeil de Fer)が含まれる。それぞれに思慮深く組み合わされたピンバックル付きのレザーストラップが付属しているが、ブリックデザインと角張った要素をブレンドした、ブランド独自のブレスレットデザインを選択することも可能だ。

Biver Automatique
Biver Automatique
Biver Automatique

 時計の内部には36石の自動巻きマイクロロータームーブメント Cal. JCB-003が搭載されており、2万5200振動/時で駆動する。ムーブメントは興味深い手作業による仕上げ、ブリッジにはさらにクル・ド・パリ装飾が施され、そして65時間のパワーリザーブを特徴としている。ムーブメントはシースルーバックから見ることができ、それでいて80mの防水性で保護されている。

Biver Automatique
Biver Automatique
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 これらの時計はすべて、世界中のビバー認定販売店を通じて購入可能だ。米国ではその小売店はマテリアル・グッド(Material Good)となる。価格は8万スイスフラン(日本円で約1550万円)から始まり、少なくとも12万5000スイスフラン(日本円で約2420万円)まで設定されているが、エナメルダイヤルの時計は“価格はお問い合わせください”となっている。


我々の考え
Biver Automatique

ビバーが最新モデルでよりストーンダイヤルに傾倒しているのを見ても、私は驚かない。ピエール・ビバー(Pierre Biver)氏はオートマティックのローンチ時にはそのアイデアに多少抵抗があったと聞いているが、それはブランドの最大のヒットとなった。ストーンダイヤルは現在とても流行しており、これらのダイヤルをきわめて高品質で作るのは難しいとはいえ、このトレンドに乗じるのはよいことだ。彼らは以前にもエナメルダイヤルの日本限定版を発売しているが、そちらもすぐに完売したため、ブランドが顧客のフィードバックに耳を傾けていることがわかる。

 しかし私のお気に入りは、RGのケースにRGインデックスと針を組み合わせたグレーダイヤルだ。ツートンカラーを初めて気に入るなんて、もはや老いを感じさせるかもしれないが、これが私の本音なのだ。ブルークォーツァイトは、特にダイヤル上のブルーサファイアと相まってラインナップにわずかな柔らかさを加えている。

Biver Automatique

基本情報

ブランド: ビバー(Biver)
モデル名: オートマティック(Automatique)

直径: 39mm
厚さ: 10mm
ラグ・トゥ・ラグ: 47.55mm
ケースとダイヤルの組み合わせ: プラチナケースに、ブルーコーティングされたクル・ド・パリの18Kゴールド/ローズゴールド(RG)ケースに、18Kホワイトゴールド PD 210/プラチナケースに、ブルークォーツァイト(ダイヤモンドまたはサファイアインデックスあり/なし)/プラチナケースに、ラベンダージェイド(ダイヤモンドインデックスあり/なし)/RGケースに、マホガニーオブシディアン/イエローゴールド(YG)ケースに、ウイユ・ド・フェール(Oeil de Fer)/YGケースに、グレーのグラン・フー エナメル/YGケースに、ボルドーレッドのグラン・フー エナメル
インデックス: 18KホワイトまたはRGのアプライド、あるいは一部は宝石
夜光: エナメルモデルのみ
防水性能: 80m
ストラップ/ブレスレット: 各種ストラップ、またはリクエストに応じて18KYG、RG、またはプラチナのディプロイアントバックルとブレスレットが利用可能

Biver Automatique

ムーブメント情報

キャリバー: JCB-003
機能: 時・分表示、ゼロリセット付きセンターセコンド
直径: 30.6mm
厚さ: 4mm
パワーリザーブ: 65時間
巻き上げ方式: マイクロローター自動巻き
振動数: 2万5200 振動/時
石数: 36
クロノメーター認定: なし
追加情報: 手作業による仕上げ


価格&発売時期

価格: 8万スイスフランから12万5000スイスフラン(日本円で約1550万から2420万円/一部は価格はお問い合わせください)
発売: 小売店を通じてまもなく発売開始(米国ではマテリアル・グッド、日本はアワーグラス銀座店)
限定: なし

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