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ここ数日間、時計界の複数のオンラインコミュニティは、最近ドナルド・トランプ米大統領のデスクに現れたクロックの背後にある物語を明らかにするために掘り下げてきた。Watches of EspionageとNiccoloyによる強力な調査のあと、HODINKEEは、この時計がスイスの経営幹部グループ一行によるホワイトハウス訪問の一環として、ロレックスから米国と大統領に贈呈されたことを確認した。ロレックスのCEOであるジャン・フレデリック・デュフール(Jean-Frédéric Dufour)氏が署名した書簡によると、このテーブルクロックは“両国間の友好の精神と永続的な絆を反映した、感謝の象徴的なジェスチャー”の一部として米国民の利益のために贈呈されたという。このクロックは米国民への贈り物として、“伝統的なスイス時計製造の謙虚で洗練された表現”と説明された。
@watchesofespionageの元の投稿では、大統領執務机上の金色の時計が強調されている。
HODINKEEが目にした書簡は、週末にInstagramで始まった推測を裏付けるものだ。ホワイトハウスの写真では 、 米大統領のデスク上にデイトジャストスタイルと思われるクロックが写っている。これは金色のフルーテッドベゼル、緑のダイヤル、日付表示を拡大するサイクロップレンズを備えている。我々が知る限り、これは市販されている製品ではないが、多くの人がその存在を最近登場したサブマリーナーのデスククロックと結びつけている。“その時間を超えたデザインとクラフツマンシップと共に、この時計がスイスと米国のあいだの実り多き交流と相互尊重を示すような、小さな思い出となることを願います”とスイスの幹部たちは書簡で述べている。ロレックスはコメントを控えた。
@whitehouseのInstagramアカウントで11月8日に投稿された画像。そこに再び写るクロック。
先週行われた会談にはロレックスCEO、リシュモン会長のヨハン・ルパート(Johann Rupert)氏、ブライトリングを傘下に収めるプライベートエクイティ企業パートナーズ・グループの共同創設者など、多くの重要なスイス幹部が参加した。彼らは時計を含む多くのスイス製品の輸入に課された米国の39%の関税があるなかで、両国間のビジネス関係と経済的な結びつきを促進するために集まった。スイス政府はこの会談を認識しており、幹部たちは米国と新しい貿易協定を交渉するためではなく、経済的な関係を育む目的のためだと述べた。
リード画像はホワイトハウスギャラリー(White House Gallery)から。
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