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Introducing ブランパンから38mm径のヴィルレ ウルトラスリムが登場

ブランドの極薄モデルが小振りになったことで、ドレスウォッチとしての着けやすさはぐっと増した。

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我々が知っていること

ブランパンはブランドの極薄ドレスウォッチであるヴィルレ ウルトラプスリムをサイズダウンし、新たに38mm径のモデルを発表した。より手首に収まりやすくするための、歓迎すべきアップデートだ。私が昨年10月に取り上げた“ゴールデンアワー”シリーズの40mmモデルは引き続きラインナップに残る。だが、きちんとしたドレスウォッチとして考えるなら、今回の38mmモデルのほうがより多くの人にとってしっくりくるはずだ。

ケースは相変わらず、非常に薄い。自動巻きでありながら厚さは8.35mmに抑えられており、この点は今見ても見事だ。そこに38mmというケース径が加わったことで、ラグ・トゥ・ラグは43.35mmと短くなった。手首が細い人はもちろん、ドレスウォッチは本来こうあるべきだという、よりクラシックなバランスを好む人にもよく合うサイズ感になっている。新サイズで展開されるのは4バリエーションだ。ステンレススティール(SS)ケースが3本、そして18Kレッドゴールド(RG)製のケースが1本である。

Blancpain Villeret Ultraplate 38mm
Blancpain Villeret Ultraplate 38mm White Numerals
Blancpain Villeret Ultraplate 38mm Caseback

 文字盤のデザインは、昨年10月にヴィルレコレクションで反映されたビジュアル面のアップデートを引き継いでいる。すっきりと整理されたローマンインデックス、12時位置に配されたアプライドの“JB”ロゴ(ブランド創業者ジャン=ジャック・ブランパンの頭文字に由来する)細身ながら夜光塗料を備えたリーフ針、そして肉抜きされたスケルトンローターである。

 SSモデルでは、3色の文字盤が用意される。サーモンダイヤルはヴィルレコレクションとして初採用で、銅のような色味を帯びた文字盤に、アンスラサイト仕上げの18Kゴールド製インデックスを組み合わせられている。ラインナップのなかで私が最も惹かれたのは、温かみのあるシャンパンカラーの文字盤に18Kイエローゴールド(YG)製インデックスを合わせ、SS製ケースとグリーンのヌバックストラップで仕立てたヴィルレ ウルトラスリムだ。こちらはブティック限定モデルとして展開される。そして、SS製ケースにホワイトゴールド(WG)製インデックスを合わせたよりクラシックな仕様と、RG製ケースとインデックスを組み合わせたモデルを加えたのが、今回の新作4本の全容である。

Blancpain Villeret Ultraplate 38mm Exclusive

YG製インデックスを備えた、ブランパンブティック限定モデル。

 このウルトラスリムの内部で時を刻むのは、ブランパンのマニュファクチュールであるCal.1150である。もともとはフレデリック・ピゲのCal.1150として知られていたムーブメントで、厚さはわずか3.25mm。自動巻きローターを備えながら、約100時間という見事なロングパワーリザーブを実現している。さらにシリコン製ヒゲゼンマイを採用することで、このムーブメントにはさりげなく現代的な要素、すなわち耐磁性も加えられている。

 新しいヴィルレ ウルトラスリムの価格は、3つのSSモデルが各159万5000円、RG製モデルは327万8000円(税込)となっている。

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我々の考え

40mm径のころから、ヴィルレ ウルトラスリムは個人的に好感の持てるドレスウォッチだった。ただ、そのケース径と非常に薄いケースプロファイルの組み合わせゆえに、これを正統なドレスウォッチとして捉えるのは個人的に少し難しかった。私が大きく気になっていた点は(多くの人も同意してくれると思うが)やはりデイト表示である。私はデイト窓そのものを嫌うタイプではない。だが、この38mm径のドレスウォッチに限っていえば、かなり場違いに感じられる。この表示を省いていれば、よりモダンな40mmモデルと今回の38mmモデルを分ける、いい差別化にもなったはずだ。あるいは、デイト窓を6時位置に置いていれば、もう少し文字盤の左右対称性を保てたかもしれない。

Blancpain Villeret Ultraplate 38mm Salmon Wrist

 38mm径というサイズは、ヴィルレの進化における自然な次の一手だと思う。とりわけ、ジャン=クロード・ビバー氏のもとでブランパンが復活を遂げた際、その成功の多くが1980年代から90年代にかけてブランドが次々と送り出していた、驚くほど小ぶりな機械式時計に支えられていたことを考えればなおさらだ。もちろん、現在のブランパンが34mmサイズのクラシックなヴィルレを作る姿を想像するのは難しいし、現代のブランパンの顧客がそうした時計に強く反応するとも思いにくい。だがコンパクトであることは、ブランド復興の歴史に深く根ざした要素のひとつである。そう考えると、今回の38mmモデルは昨年のリフレッシュに続く、実にいい展開だと思う。そしてもしかすると今後、非常に興味深いコンプリートカレンダー表示付きのヴィルレにも、同じようなサイズダウンの流れが及ぶかもしれない。


基本情報

ブランド: ブランパン(Blancpain)
モデル名: ヴィルレ ウルトラスリム(Villeret Ultraplate)
型番: 6224N 1135 55B/6224N 1142 55B/6224NA 1142 55B/6224N 3642 55B

直径: 38mm
厚さ: 8.35mm
ケース素材: SSもしくは18KRG
文字盤色: ゴールド調のオパラインダイヤル
インデックス: ブティック限定モデルは18Kゴールド製のアプライドインデックス
夜光: 時・分針にあり
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: フォールディングクラスプ付きのクイックリリース式ストラップ


ムーブメント情報

キャリバー: 1150
機能: 時・分表示、センターセコンド、デイト表示
直径: 26.2mm
厚さ: 3.25mm
パワーリザーブ: 100時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
石数: 28
クロノメーター認定: なし
追加情報: シリコン製ヒゲゼンマイ


価格 & 発売時期

価格: SS製 各159万5000円/RG製モデル 327万8000円(以上すべて税込)
発売時期: 発売中
限定: なし、ただしYG製インデックスを備えたモデルはブティック限定

詳細はこちらから

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