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我々が知っていること
宇宙探査と言えば、あるスイスのブランドが最も密接に関係しているかもしれないが、G-SHOCKはNASAからインスピレーションを得たモデルを1作、2作では止めず、現在5作目をリリースした。もし前回のモデルが少し派手すぎると感じていたなら、今回の新作がその期待に応えてくれるだろう。新しい時計、Ref.GW6900NASA241は、カシオのアイコニックな計算機と同じくらいNASAからのインスピレーションを受けている。結局のところ、宇宙へ安全に往復するには多くの計算が必要なのだ。
この時計のベースは、ブランドのベストセラーケースデザインであるGW6900で、セミラウンドケース(縦53.2mm×横50mm×厚さ17.7mm)とストラップは黒の樹脂製だ。ダイヤル周りの文字は、クラシックな計算機のボタンを思わせる赤、黄色、青のアクセントが施されている。またブランドのマルチバンド6 (電波時計)と200m防水機能を備えたソーラーウォッチである。さらに、ワールドタイム機能、100分の1秒ストップウォッチ、4つのアラームなども搭載されている。しかし特筆すべきは(よくあることだが)、バックライトが最も魅力的なサプライズ要素である点だ。
バックライトのボタンを押すと、“Gravity”という文字と重力の公式である“F = (m₁m₂)/R²”が表示される。衝撃に強いケースの裏側には、衝撃力の公式をあしらっている。この限定モデル(生産数量は公表されていない)はかなりの人気が見込まれるため、抽選方式で提供される。抽選の応募は7月22日まで受け付けており、公式ウェブサイトにアクセスして事前登録と応募の手順に従ってエントリーできる。そして当選者のみが、この時計を170ドル(日本円で約2万7000円)で購入することができるのだ。
我々の考え
この新しいNASAモデルは楽しい。白を基調としたものが多く、ときにはマンネリ化することもあるが、新鮮なアプローチをとることで人気を集めている。実際、ほかのクールな選択肢としては、個人的には2022年の限定オレンジカラーモデルが一番よかったと思う。少なくとも今回のモデルは変化をもたらしている。
この新作モデルの控えめなデザインを気に入る人もいれば、すぐに飽きる人もいるだろう。ブラックのG-SHOCKはほかにもたくさんあるので、それだけを求めているなら抽選に外れても気にすることはない。しかしもしあなたが宇宙や科学、数学が好きなら、170ドル(日本円で約2万7000円)の使い道としては悪くないため、応募してみる価値はある。さらに物理の試験が近いなら、この時計を使って覚えておくべきふたつの方程式をカンニングすることもできるかもしれない。
基本情報
ブランド: G-SHOCK
型番: GW6900NASA241
直径: 縦53.2mm×横50mm
厚さ:
ケース素材: 樹脂
文字盤: ブラック
インデックス: デジタル表示
夜光: ELパネル(エレクトロルミネッセンスパネル)
防水性能: 20気圧
ストラップ/ブレスレット: 樹脂ストラップ
ムーブメント情報
キャリバー: クォーツ
機能: 時・分・秒表示、日付表示、ワールドタイム、100分の1秒クロノグラフ、アラーム、多機能マルチバンド6
パワーリザーブ: フル充電時からソーラー発電無しの状態での駆動時間
、機能使用の場合は約9カ月、パワーセービング状態の場合は約26カ月
価格 & 発売時期
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