Introducing Mk IIとプロジェクト リカバリーがHellion-BAKU トリビュート ウォッチでタッグを組む

　Hellion-BAKUは、第2次世界大戦のA-11 フィールドウォッチと、アメリカ軍初の水中用腕時計であり別名“キャンティーン”というふたつの歴史的な軍事デザインからインスパイアされています。39mmのケースはサテン仕上げを施した316Lステンレススティールで、貫通ラグ、100m防水性、そして冷たい手や濡れた手でも操作可能なキャンティーンを模したオーバーサイズのリューズが特徴です。時計は内側に反射防止コーティングが施されたダブルドーム型サファイアクリスタル風防を備え、厚さは13.55mm、ラグ・トゥ・ラグは48.5mmです。

　針は第2次世界大戦中にUDTに支給された時計に見られるものを模しており、USSバーフィッシュ（USS Burrfish／編注；アメリカ海軍のバラオ級潜水艦）の戦時カモフラージにインスパイアされたグレー、ブラック、ホワイトのカラースキームを使用しています。時針と分針は視認性向上のために太く、3本の針すべてがスーパールミノバを使用して低照度での視認性を最大限に高めています。秒針は先端に発光塗料を施し、プロジェクト リカバリーのロゴを参照した非対称の三角形のカウンターウェイトを特徴としています。

　ケースバックのデザインは、UDT-5部隊に支給された第2次世界大戦時代のキャンティーンウォッチに基づいており、オリジナルの“USN BUSHIPS”の刻印とともに、“UDT-10”と製造番号のエッチングが施されています。刻印と酸エッチングの組み合わせは時代の雰囲気を反映させると共に、ミッションの背後にある人間の物語を強調するために意図的な位置ずれを生み出しています。ブラック氏、マクマホン氏、ローダー氏の名前がケースバックの中央に表れ、Mk IIとプロジェクト リカバリーのロゴが彼らの存在と戦闘中行方不明という状況に敬意を表して周囲に配置されています。この時計は、セイコー製のTMI NH38を搭載しています。

　Hellion-BAKUはヘイブストン（Haveston）のキャンバスストラップに装着されて出荷され、ふたつの寄付ベースのパッケージで入手可能です。スタンダードパッケージは649ドル（日本円で約10万1500円）で、Mk IIのトラベルケースに入った時計と、BAKUミッションパッチとジーンが含まれます。プレミアムパッケージは765ドル（日本円で約12万円）で、カスタマイズされたTOYO BOX、プロジェクト リカバリー×Mk IIのチャレンジコイン、プロジェクト リカバリーのダッドハット、バラオ潜水艦ポスター、そして小冊子が追加されます。スタンダードモデルは180本限定で、時計1本あたり80ドル（日本円で約1万2500円）の寄付が、プレミアムモデルは20セット限定で、時計1本あたり135ドル（日本円で約2万1100円）の寄付が含まれます。Hellion-BAKUはアメリカ東部時間で11月24日午前10時（日本時間で同日の正午12時）に発売されました。

　ホリデーが近づいていることを考えると、フィールドウォッチファン、あるいは単に意味のある目的を支援したい人にとっては自然なギフトオプションのように感じます。私は39mmのサイズ設定、ダイヤル上のブラック・オン・ブラックのロゴ処理、そして優れたタイポグラフィーが大好きですが、これらすべてが本作では表現されていると思います。これは抑制の効いた賢明なトリビュートと言えるでしょう。大ファンになりました。

ブランド: Mk II
モデル名: Hellion-BAKU

直径: 39mm
厚さ: 13.55mm
ケース素材: ブラッシュ仕上げを施した316Lステンレススティール
文字盤色: ブラック
インデックス: プリントされたアラビア数字
夜光: スーパールミノバ（グリーン発光）
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: ヘイブストン（Haveston）のキャンバスストラップ

キャリバー: TMI NH38
機能: 時分表示、センターセコンド

価格: スタンダードパッケージは649ドル（日本円で約10万1500円）、プレミアム パッケージは765ドル（日本円で約12万円）
発売時期: アメリカ東部時間で11月24日午前10時（日本時間で同日の正午12時）
限定: あり、合計200本（スタンダード180本、プレミアム20本セット）

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